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2025年の崖/技術を選別する

Target

変化に柔軟に適応できる風土(性質)づくり

領域

『人中心』『場所の独立性』『変化適応の配分配送』です。
組み合わされることで成果をもたらし、あらゆる場所での社会需要および個人需要にフォーカスして最適なデリバリを実現します。

振る舞いのインターネット (IoB) 

IoB: Internet of Behaviorsは、顔認識、位置情報の追跡、ビッグ・データといった、個人に焦点を絞ったテクノロジを組み合わせ、結果として生じたデータを、人の振る舞い (現金での購入、デバイスの使用など) に結び付けるものです。

例えば、感染防止策遵守状況をモニタリングする
コンピュータ・ビジョンで従業員のマスク着用を確認したり、熱画像カメラで発熱している従業員を特定したりしています。

2025年末までに、世界人口の半分以上が少なくとも1つのIoBプログラム (商用または政府) の対象になるとガートナーは予測しています。

重なり合う体感

チャット、音声、拡張現実(AR)、ウェアラブルなどがモバイルやウェブ境界を超えて、ユーザーの需要(タイプ、タッチ、ジェスチャー、自然言語)による駆動の組合せと連携による創造的破壊がチャンスをもたらします。

開発の背後にあるテクノロジー
クラウドでホストされる人工知能(AI)サービス
ネイティブiOSおよびAndroid開発
モバイルバックエンドサービス
「これは、会話型UI、画像と音声の認識、および一般的になりつつあるその他のAIサービスの台頭と一致しています」

プライバシー保護のための暗号化、秘密計算を実装

個人データの移転、データ収益化、不正分析といった機密性の高いデータを扱うユースケースを必要とするデータ処理活動を評価して、候補の特定に着手すべきです。

分散クラウド

パブリック・クラウド・サービスを物理的な場所に分散させ、プロバイダーがサービスの操作、統治制度、変化に対する責任を負うというものです。低遅延とデータ・コスト削減のニーズと、データ保管場所の要件を抱える組織のシナリオに対して、俊敏な環境を提供します。物理的な場所の近くにリソースを配置するという顧客のニーズにも対応します。

「分散クラウドは、プライベート・クラウドに取って代わる可能性があり、エッジ・クラウドをはじめとする、新しいユースケースをもたらします。」

場所を問わないIT操作・モデル

あらゆる場所に存在する顧客をサポートし、従業員がどこでも仕事ができるようにし、分散クラウドを管理するように設計されたモデルを指します。
在宅勤務や、顧客との仮想的なやりとりだけにとどまるものではなく、5つの中核領域 (共働と生産性、セキュア・リモート・アクセス、クラウド/エッジ基盤、体感の定量化、リモート自動化) にわたる付加価値の高い独自の体感を提供します。

セキュアにアクセス

資産や人がどこに存在するかを問わず、デジタル資産にセキュアにアクセスできるようになります。アイデンティティがセキュリティ境界になります。

「制御されていないデバイスからクラウド上のアプリケーションと分散データにセキュアにアクセスしてそれらを使用するための、最も実用的なアプローチになるでしょう」

効率化目的ビジネスの崩壊

「変化のペースに適応する組織の強みの重要性を理解し始めています」

再設計された新たなビジネスモデル、自律的なオペレーション、新しいプロダクト/サービス/チャネルを実現する道を開きます。

AIエンジニアリング

本稼働クラスのAIパイプラインを構築・管理するツールが不足。

AIエンジニアリングは、DataOps、ModelOps、DevOpsの3つの核となる柱に基づいています。AIへの投資から最大限の価値を引き出しながら、AIモデルのパフォーマンス、拡張性、解釈可能性、信頼性を向上させます。

ハイパーオートメーション

迅速に特定・精査し、自動化するアプローチです。
「今や不可避であり、後戻りすることはできません。自動化できるものや自動化すべきものは、すべて自動化されるでしょう」

取り返しのつかない差と大きなチャレンジ

「今や、多くの企業がこれまでのやり方を見直し、準備しつつあります。一方で、まだ理解できる状態にない企業も多いです。今後、企業間ギャップはさらに拡大し、2025年ごろには取り返しのつかない差が生じます。
かつてない変化の中で将来的に生き残るために、積極的な人材投資が不可欠となります。」

国内供給サイドイベント(2021年IDC Japan)

1 DX
国内企業のDX支出は継続する。

2 AIによる自動化
コンタクトレスが組織横断的な業務プロセスの自動化を牽引。

3 次世代インフラ
ベンダーやサービスプロバイダーの新たな競争環境を生み出す。

4 クラウド主体
クラウド主体が広がる。

5 セキュリティの進化
セキュリティソリューションの導入が加速する。

6 5G
5Gタブレットの登場、ローカル5Gへの取り組みの加速。

7 ソフトウェア開発革新
クラウドネイティブとローコード/ノーコードの進展が内製化を加速。

8 IT人材、IT組織
DXに向けたIT人材やIT組織変革の流れは加速。

9 デジタルガバメント
官民連携のデータ流通が加速。

10 非接触/非密集
非接触/非密集型ソリューションとリアルタイムデータ分析市場が成長。

Thanks

https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20201112