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【企画参加】 追悼 K

今日は企画に参加しようと思います。

NETAKOTARO氏の企画「あなたのお好きなアイドルなんてーの?」です。

募集期間はとても長かったと思いますが、NETAKOTARO氏は自身でブログを立ち上げて今月8日をもってnoteを引退されるということなので、早めに記事を仕上げることにしました。

NETAKOTARO氏は、承認欲求の下心が透けて見える文章なんてクダラネェ!俺は自分の好きなことを剥き出しの言葉で吐き出すぜ!というギラギラスタイル(?)なので、僕の好感度最優先noteではアレなのですが。

今日はそんな彼の門出の餞に、ニーズや共感はガン無視で書こうと思います。

僕のヒーローについて。

良い話や、学びに繋がるエピソードなどは何もありません。
ただただ好きなバンドマンを紹介するだけで、
感想は「ふーん」が正解の記事です。


僕が中学〜高校くらいまで憧れていて、夢にまで出たバンドマンのK(後藤 慶)さんの話です。

お絵描き大好きKさん


▼ GUN DOG時代

GUN DOGというバンドでボーカルをしていたKさんを知ったのは中学生のころ。
その頃はLINKIN PARKなどのミクスチャーとかっていう洋楽が好きで、重厚なサウンドとシャウトに少しラップが入るとイチコロでした。

当時はミクスチャー、ネオラウド、モダンヘヴィネス、ニューメタル、スクリーモなど、新しい感じのジャンルの名称が乱立していた。
よく分からないけど。

Chairという曲でGUN DOGを知り、imaginary highのPVでKさんのファンになりました。

当時の僕には、ラウドロックは洋楽>邦楽という固定観念があって、特に英語歌詞の邦楽は無理があると思ってました。
(普通にハイスタとかも好きでしたが)

imaginary high

ほどなくしてGUN DOGは解散しましたが、その後Kさんがマイクを握るバンドPay money to my pain(PTP)が誕生しました。

▼ PTP時代

Pay money to my painというバンド名は、GUN DOGの楽曲Lost [Down in the crowd] generationの歌詞の一節であり、GUN DOGが復活した!と大喜びしていました。

そしてドロップされた1st EP「drop of ink」の一曲目がこちら。
※音量注意

Black sheep

激しい!やたらハードになってる!!

当時は「そっち路線に振ったかー!」とびっくりしましたが、その後はポップな曲、ハードな曲、メロウな曲と多彩な楽曲展開で、僕の青春を彩ってくれました。


PICTURES

シャウト無しのポップな感じの曲調。
気持ちよさそうに演奏しているPVが好き。

Negative emotions attacked me 
I can feel my hope slipping away 
I ask myself, will you stay with me
with me...  

負の感情が俺を責め立てる。
希望が遠のいていくのを感じる。
自分自身に問う。
俺と一緒にいてくれないか?


The answer is not in the TV

激しめだけどメロディアスな曲調。
ドラムとツインギターの掛け合いがカッコいい。

Turn on the TV, kill the silence
But TV says "today's your lucky day"
It's so annoying you're just such a faker
Over the screen you can say anything

静寂をかき消してテレビが言う
"今日はラッキーな日になるでしょう"
そんな戯言はうるさいだけだ
画面越しなら何とでも言える


Same as you are

PTPにしては珍しいメロウなラブソング。
しっとりしたPVの雰囲気も好き。

When I see you eyes 
Your eyes are telling me like 
Nobody else helps me out of here 
So I hold my breath 
Cuz I know you dont expect someones help

I'm just a guy, but I think I'll make you smile 
So please don't say nobody helps me out 
I'll be the one so dont be afraid

君の瞳を見つめると
誰もここから救い出してはくれないって
僕に言っているようだ
だから僕は息を殺す
君が誰の助けも期待してないことを知っているから

僕はただの男だけど、君を笑顔にはできるよ
だから"誰も救い出してくれない"なんて言わないで
僕に任せて 怖がらなくていいよ


▼ 急逝と最期の楽曲

そんな中、年末年始の当番出勤で病院で勤務しているときに、リハビリ室のテレビでKが急逝したというニュースが流れる。

誰も気にも止めなかったが、僕は有休使って帰ろうと思ったくらいでした。
帰らなかったけど。

そして、彼の死後に発表された最期の曲。
撮影できていなかったので、PVに彼の姿はほとんどない。

Rain

Somewhere I know that there's sun
But our clouds, they block the way
I swear, I'm gonna find out
Before it's too late

どこかに太陽はあるはずなのに
僕達の気持ちが光を遮っている
僕は必ず見つけるよ
手遅れになる前に


ここまでお付き合いくださった方、本当にありがとうございました。
一つでも聴いて頂けたのであれば嬉しいです。

この記事を、最高にカッコよかった男に捧げます。




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