たぬきの葉っぱ

コミュニティ通貨はたぬきの葉っぱ

タヌキは、本当に人をだましたのだろうか?

昔話で、村人がある品物を買ったが、タヌキに化かされて貰った金が葉っぱになってしまったというモノがある。

これを読んだ時、僕は少し考えた。

「葉っぱはたぬきの「お金」だったのではないだろうか?」

例:壺を売ったたぬきから葉っぱの通貨を渡されて怒る村人
➡葉っぱがたぬきのコミュニティコイン
➡葉っぱはたぬきの通貨だが、村人にとっての通貨ではない。

お金とは?
価値交換の媒体として使われるものの概念。価値の代替物。
通貨はそれを物質化した物。

通貨がお金になるには?
コミュニティの所属者が皆それに価値を認めていること。
要は「これはお金だ!」って思いこんでいる人達にとってはお金になるもの。

一万円札だって、それ自体はただの紙。
その紙がそこらの石ころでも、葉っぱでも、
皆がそれを一万円だって思い込んだら一万円。
昔のお金は貝殻だったと聞いたこともあるだろう。
それがお金。
通貨は一万円札や石ころや葉っぱやら、認識出来れば何でもいい。

コミュニティ通貨は、あるコミュニティの中で自分たちのお金を作ろうっていうそういう話。

今は仮想通貨。つまりネット上のデータを通貨として使っている。feverとかKOUとかのサービスがそれ。

コミュニティコインは、多くの人に価値を認めて貰えない。

今の「お金」が何かを理解していないからっだ。

お金は「価値」という名前の思い込み、形を持たない物。

通貨は現実に物体を持つモノの価値交換を簡単に、定量化して示すために作られた媒体に過ぎない。

だから技術が発達した今では電子マネーなんてものがある。

お金に現実の形は要らないのだ。

新サービスfever

feverの凄い所はコミュニティコインを現金化可能にしたところ
➡たぬきの葉っぱをfeverがお金と交換してくれる。
➡お金と交換できる事で、お金を信じている人たちに葉っぱをお金として認知してもらえる。
➡たぬきの葉っぱを売れる
➡コミュニティの価値が高く信頼されるほど葉っぱの価値が上がる
➡たぬきたちがお金だと言い張った結果、葉っぱが本当にお金になる

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