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SXとSXXの違い

X系は現在においても唯一の異型シャーシであり、ご存知の通りペラシャが左に配置されたワイドかつロングホイールベースのシャーシです。

X系にはSXとSXXの2種類があり、SXXはSXの強化発展系になります。
基本的には互換性がありますが、外見のほか細かい部分に違いがあります。
この違いが自分の作るマシンにどのような影響を与え変わるのか、それを考えてみてもらえたら幸いです。

それではSXとSXXを見比べていきたいと思います。

写真は、シャーシとAパーツ。
シャーシは左がSXの金型6番、右がSXXの金型2番。
Aパーツも左がSX、右がSXXのものです。
パッと見は、シャーシサイドの部分が違いに目がいくと思います。

では、順次違う部分を見ていきましょう。

先ずはシャーシから。
両方並べてみるとわかりますが、
サイドウィングの他、サイドシェル内が補強され、ペラシャのモーター側にペラシャ受けが増設されています。
これの善し悪しはまた後述したいと思います。

次に目立つのは電池下。
縦に繋がり、ヨレに強くされていますね。

ココ大事。SXの方はシャーシが黒いので見づらいですが、モーターホルダー押さえ兼電池ホールドの爪が大型化されています。
つまり、SXとSXXではモーターの位置出し固定方法が同じで良いとは言えないと、そういう事ですね。

地味に違う部分。
前右側の内側に補強が入っています。
この部分は正転・後転のどちらで運用するかでも変わります。

次はAパーツ。
視覚的に目立つのは電池ホルダーですね。
無論、SXXの方が強化されていますが、これも人により善し悪しになるから面白いです。

フロントAパーツ。
シャーシ右側、ちょうど電池の当たる付近の切り欠きの大きさが違うんです。さて何故でしょうか?
考えると楽しくなりますよね。

モーターカバー。
カウンターピン押さえの壁根元が微妙に厚み違います。複数調べた訳ではないので個体差と言って良いのか分かりません😅

モーターホルダー。
ココも形状が微妙に違い切り欠きが付けられています。


如何だったでしょうか?
ド忘れしてなければこんな感じですが、パーツ単位で見てもこれだけ違います。
互換性はあっても、正規の組み合わせでなければ、違う部分には本来には無いズレがそれだけで生じる訳です。
今紹介してきた違い等を考えてマシンを作っていくと、トラブル等は減ると思います😌

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