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電池で気をつけること

はい、期待した方すみません。
電池の慣らしの話ではありませんw

ミニ四駆は走らせるのに単三電池を2本使う訳ですが、実はVS以前の旧シャーシと現行シャーシ、この違いに電池で気をつけなければならないことがあるって知ってましたか?

単三電池と呼ばれる規格でも、色々大きさが微妙に異なるものがあり、その差異がミニ四駆に悪影響を及ぼす事もあるのです。

電池には、マンガン、アルカリ、ニッカド、ニッケル水素など、色々な種類があります。また、円筒型電池には単一から単五まで規格が決められていて、皆さんが普段から目にしているものとなります。

単三電池には、

太さ 13.5 - 14.5 mm
長さ 49.0 - 50.5 mm

と、規格内ながら1~1.5mmの太さ・長さの「幅」があります。
現在のネオチャンプやパワーチャンプは実測13.9 - 50.2mmで、手元にあった100均充電池は14.0 - 49.9mmでした。
このように、メーカー等によっても電池には大きさに差異があります。

何故悪影響を及ぼすと書いたのか、手元に小さい電池が今無いので計測は出来ないのですが、ネオチャンプと最近のシャーシ(例えばFM-A)及びVS以前のシャーシで組立済のものがあれば用意して、電池を入れ比べて下さい。最近のシャーシはすんなり余裕もって楽に入るはずですが、旧シャーシは何処かに引っかかったり少しキツかったり、入ってもよく見ると片側が微妙に斜めに入っていたりと、言われてみると”あれ?”ってなると思います。
それは旧シャーシが「規格内下限に近いサイズの電池搭載を前提に設計されている」からなのです。昔の電池(アルカリ等)の方が全体的に今より小さかったんですね😌

これによりどのような弊害が起きるか。
金具の変形、モーター周り(ギヤ含む)クリアランスのずれ、シャーシの反りや捻じれ。最悪の場合3点接地(平面にマシン置いてもタイヤが3つしか地面に付いてない)等が起きます。
そうなると、マシンは真っ直ぐにも走りませんし、力も逃げますし、真っ直ぐにも飛びません。
ちなみに私の大好きX系シャーシも長さが微妙に足りず(正確には、出っ張り等が干渉)、この影響で3点接地になりやすい事があります。
逆に現行シャーシに小さい電池を何らかの理由で使う場合は、金具の接点圧が足りず通電不良を起こすこともあります。
本気で攻めるなら改善しておきたい点です。

では、どうしたら良いのか。
キツい場合はシャーシやAパーツを削る等しかありません。モーターホルダー(金具上側や金具裏)、場合によってはフロントAパーツやシャーシまで削る必要がありますが、この点はシャーシ毎に異なりますので、よく観察してみて下さい。
シャーシ内側削る時、私は100均の彫刻刀をよく使います(*´ω`*)
マシンによっては、この拡張するだけでも走りがかなり変わります。
スカスカな場合は、金具にブレーキスポンジを挟む等で適度な圧を掛けてやります。

たった0コンマ何ミリとか1mm前後の話ではありますが、ミニ四駆にとっては非常に大きな話になります。
こういうチェックや積み重ねがトラブルを減らし、楽しくガンガン走らせてやるのには大事です。

愛機を気持ち良く走らせてあげる為にもよく見てあげて下さいね😊

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