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トレサスはいいぞ(。-∀-)

先日、久しぶりに「トレサスの人」と呼ばれて実は嬉しかった私ですw

2017年に復帰して間もなくから、レースでもずっと使ってました。
twitterで見たと声を掛けて下さった方々もいます。
今でもたまに作りたくなります😊
元々は、トレサス速くしたくて他シャーシ始めたんですけどねw

現在のミニ四駆の原型である”レーサーミニ四駆(type1シャーシ)”が誕生して30数年、RCカーのダウングレードから始まったマシン達にサスペンションを付けたかったのは私だけでは無かったはず。
ミニ四駆へのサスペンション話はその頃からあったと思います。
(子供ながらにトライはしてましたw)

トレサスが手軽に、本格的に作られるようになったのは両軸が発表された以降と記憶しています。両軸は構造上作りやすいことや、立体コースにおいて制振は課題であった事もあり研究が重ねられていきましたが、MSフレキの登場により情勢が激変、トレサスは「レガシーデバイス」として廃れていきました。
理由はMSフレキと比べ、構造上の問題点があった事は否定出来ません。

私は復帰直後、トレサスを作る時に
”U-工房 ミニ四駆サスペンション講座”
を参考にしてました。
当時色々調べて、パーツ選定から作成までを一番分かりやすく動画で説明されていたと思います。
この時はMS3架トレサスでしたが、その他MA2架トレサス等もありますから興味ある方は参考にすると良いでしょう。私自身は今までに3架、4架、2架のトレサスを組んでます。
私はトレサスでもマスダンは積んでませんw

このタイプのトレサスの長所は、サス車でありながらダイレクトドライブ(常にカウンターとスパーが一定に噛み続ける事)です。短所としてジャンプ着地後の前後回転差(加速に入ってるタイヤと浮いてる側の路面との摩擦差、抵抗差と言うべきか)がありますが、それ故にワンウェイホイールがよく使用されます。

トレサス車の難しい部分は、一番に精度よく作ること(カウンター軸=サスアーム支持軸の為)、車体全てが動く為にブレーキやローラー周りの扱いに難儀する事です。
詳しく言うと、フレキは稼働してもブレーキ面は地面(スロープ)に対して概ね一定であるのに対し、トレサスはブレーキ面自体も沈み込むため効きの制御が難しく、同じようにローラー自体も稼働時に一定の高さや角度を維持しない(出来ない)ためコントロールに難儀します。
あとは部品点数も増えるため、重くなる事ですね。

一時はサスペンション稼働に連動してスラストがキツく入る「可変スラストブレーキ」なんてのも試したりしました。
同時期にトレサス作ってた、ガジ丸さんのオマージュでしたね(*´ω`*)

では何故フレキ全盛のこの時代に不利と承知でトレサスを作るのか?
一言で「男のロマン(•̀•́)و✧」ですw

素直に、ギミックギミックしててカッコイイと思いませんか?
速いのも大事、勝つことも大事と思います。でも、理屈抜きにロマン乗せて走るのも悪いものではありません。
それで結果伴えば尚更楽しい😊
(クジ運もあるけど勝ち上がった事はあるw)

私の一番最初の目標だったのは、「ノーマスダン・トレサス車で速くなる」事でした。今でもその目標は生きてます。
いずれは目標達成して、
「トレサスはいいぞ(`・ω・´)キリッ」
と勧められるようになりたいですね😂


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