海でのおはなし
穴場の海水浴場での恋愛系のお話。
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登場人物
佐藤 英明: 中堅バイト。今回の旅行を企画する。
森 賢二: 職場のバイト。佐藤とは旧知の仲。
渡辺 はるか: バイト。英明とは恋仲。
高橋 しずか: 海の家と民宿を経営。
***********
〈車内〉
英明:もうちょいで着くよ。ホントにきれいな海なんだけど、あんまり人がいない穴場なんだよね。
賢二:そうそう。ホントに穴場。なんで人気ないんだろ?
はるか:へー!楽しみ!!
賢二:絶対、気に入ると思うよ。
英明:えっと、あの交差点を左っと。
賢二:車でどこまで入れたっけ?
英明:たしか、駐車場があったはず?あ、あっちだ。
はるか:んー!海の匂い!!テンションあがるねー!!
賢二:駐車場、ガラガラだな。
英明:よっし!浮き輪とかシートとかパラソル忘れるなよー?
はるか:お弁当作ってきた!あと飲み物入ったクーラーボックス!!
英明:いいね!よし!重そうだから賢二に持たせよう!
賢二:え?
英明:じゃあ行くぞー。
はるか:はーい。
********
〈海水浴場〉
はるか:わーい!海だぁ!
英明:準備運動しろよー?賢二、荷物よろしくな?
賢二:はいはい……。よいしょっと。あれ?お酒ないじゃん?飲みながら準備しようと思ったのに。仕方ない、買ってくるか。おーい!はるか!英明!お酒買ってくるから荷物見ててくれ。
はるか:わかったー!あ、私海の家の焼きそば食べたい!
英明:おいおい、作ってきた弁当どうするんだよ?
はるか:それも食べる!
英明:お、おぅ?
賢二:じゃあ行ってくる!
********
〈海の家〉
賢二:すみませーん。
しずか:いらっしゃい。
賢二:缶ビールありますか?
しずか:何本?
賢二:500ml3本下さい。
しずか:お酒飲んで海に入ると危ないからね?
賢二:あ、はい。わかりました。
しずか:今日は日帰り?
賢二:いえ、泊まりです。たしか近くの民宿に。
しずか:あ、たぶん私の民宿かな?
賢二:え?
しずか:いま、この辺で営業しているの私のとこくらいだから。
賢二:そうなんですか?
しずか:えっと?佐藤さん?
賢二:あ、そう!予約入れたのは佐藤です。
しずか:あらあら!じゃあサービスしなきゃ!焼きそば持ってて!
賢二:あ、すみません!忘れてたけど頼まれてたんだった!ありがとうございます。
しずか:お兄さん、意外とうっかりさんだね。
賢二:よくいわれます……。
しずか:今日はお客さん少ないから、困ったことあったら言ってね。
賢二:ありがとうございます。
英明:おーい!賢二!どうした?
賢二:英明!えっとこちらの?あの、なんとお呼びしたら?
しずか:「しずか」でいいよ。
賢二:こちらのしずかさん。今夜泊まる民宿も経営してるんだって。
英明:へー!よろしくお願いします。
しずか:夕方までこの海の家にいるから、困ったことあったら言ってね。
英明:ありがとうございます。
はるか:ねー!?二人で何してるの?はやく!あそぼー!
しずか:あらあら。かわいらしい彼女さんね?
英明:いえいえ。子供っぽくて困った彼女です。
しずか:でも、それがかわいいんでしょ?
英明:ま、まあ、そんな感じですね。
賢二:はーい!のろけはお腹いっぱいです。
しずか:あら?お兄さんは彼女いないの?
賢二:はい……。残念ながら。
しずか:じゃあ、私はどう?
賢二:え、えっと?
しずか:冗談だよ。慌てちゃってかわいいなぁ。
賢二:か、からかわないでくださいよ……。
英明:賢二は純情だなぁ。
賢二:英明までっ!?
はるか:はーやーく!
英明:はいはい。ほらっ、賢二行こうか。
賢二:お、おう!?じゃあ、しずかさん、失礼します。
しずか:気をつけて楽しんでね。
*************
〈海水浴場〉
はるか:ちょっと英明さ?なに店員さんと仲良くなっているのを?
英明:いやいや!誤解だよ。今日泊まる民宿の経営者の方だよ。
はるか:逆玉狙ってる?
英明:なんですぐそうなるの?賢二も何か言ってやってくれよ!
賢二:すぐデレデレする英明が悪い。
はるか:だよね!?ほら、英明!ごめんなさいは?
英明:ご、ごめんなさい……。
はるか:よろしい!
賢二:謝れば許される世界……。
英明:も、もういいだろ?海を楽しもうよ。
はるか:そうだね!あっそぼー!
賢二:俺は飲んでるわ。
はるか:えー!?賢二もあっそぼー!
賢二:ちょっと疲れたし、潮風感じながら飲んでます。
英明:飲みすぎるなよ!賢二。
賢二:ちまちま飲みますよ。気にしないで遊んできな。
はるか:うん!英明、行こう!?
英明:おう!
〈間〉
賢二:ふぅ。静かだ。
しずか:呼んだ?
賢二:ふわぁ!?しずかさん?
しずか:びっくりし過ぎじゃない?ちょっと、手伝ってもらいたくて。いいかな?
賢二:え?俺にできることから手伝いますけど……?
しずか:海の家のレンタル浮き輪が何個か足りなくて探したいんだけど、海水浴場広いから……。
賢二:なるほど。じゃあ俺はあっちから見てきますよ。
しずか:お願いできる?
賢二:はい!じゃあ見つけたら海の家に。
しずか:よろしくね。
はるか:賢二!喉乾いたー!って、どこ行くの?
賢二:しずかさんに頼まれて浮き輪探ししに行こうかなって。
はるか:へー!楽しそう!ひーでーあき!ちょっと!ちょっと来て!
英明:はるか!急にいなくなるなよ。それで?何?
はるか:浮き輪探しだって。宝探しみたいで楽しそうじゃない?
英明:ホントになんでも楽しめるんだなぁ、はるかは。
賢二:羨ましい性格してるよな。
はるか:楽しんだモノ勝ちでしょ?さあ!浮き輪探しの旅に出発!!
賢二:ホントに元気だな。
**********
〈浮き輪探し中〉
はるか:賢二さぁ?私と会ってから彼女いたことないから、3年くらい?
賢二:急になんだよ?まあ、それくらいかな。
はるか:友達紹介しようか?
賢二:気持ちだけ「ありがとう」しとく。
はるか:寂しくないの?
賢二:まあ、そんなには。
英明:けっこう賢二を紹介してくれって話はくるんだよな。なのにコイツみんな断るから。俺の立場もあるのに。
賢二:接待デートはしない主義でね。
英明:本店のお偉いさんの知り合いとかさ?もったいないと思わないかね?
賢二:思わないね。それに実力で評価されたいし。お偉いさんの知り合いの恋人だから優待されたと思われたらイヤだろ?
英明:マジメだなぁ。もっとうまく世渡りしようよ。
はるか:そういうところが賢二の良さでもあるからねー。私は好きだよ?
英明:はるか!?
はるか:違うよ英明。そういう好きじゃないって。
英明:わかってるよ……。
賢二:しまった。どんな浮き輪か聞くの忘れてた。
はるか:まあ、人いないから落ちてる浮き輪みんな集めればいいんじゃない?海岸もキレイになるし。
英明:大雑把だなぁ。賢二とはるか足して2で割るとちょうどいいかもな。
はるか:よし!一番たくさん浮き輪を見つけた人が優勝ね!
賢二:なんだそれ。
英明:はるかはそういうタイプだ。深く考えるな。
**********
〈海の家〉
はるか:あんまりなかったね。
賢二:5つか。
英明:仕方ない。浮き輪はこれしかなかったんだから。
はるか:でも砂浜歩くの楽しかったぁ!
賢二:あなたは犬かなにかですか?
しずか:3人で探してくれたの?ありがとうね。
賢二:いえいえ。
しずか:うーん。やっぱり数合わないなぁ。流されたりしたのもあるだろうからこんなものかな?
賢二:すみません。力になれなくて。
しずか:いいの!いいの!ありがとうね!お礼に花火用意したからもう少し日が落ちたらみんなでやろうね。
はるか:花火!?やろうやろう!
英明:まだ明るいからな?
賢二:よーし!残りのビール飲むか。
英明:2缶目?
賢二:いや?ちまちま飲んでるわ。あら?ぬるいし気が抜けてる…。
はるか:そりゃ、時間経てばそうなるよね。
賢二:まあ、アルコールにはかわりない!
英明:賢二は海に来たのに海に入らないという……。
賢二:海見ながらのビールもいいものよ。
はるか:おじさんみたーい!
賢二:はいはい。なんとでも言え。
はるか:おっじさーん!わー!逃げろー!
賢二:勝手に逃げて行った……。
英明:………。なあ、賢二。はるかのこと好きだったんだろ?
賢二:昔のことだよ。それにはるかは英明を選んだんだから。
英明:ホントにいいのか?
賢二:もし、「よくない」って言ったらどうする?
英明:それは……。
賢二:はるかは英明と一緒にいるときが一番輝いてるし。俺はそれをみてるだけで満足だよ。
英明:賢二……。
賢二:さっ!ギリギリまで海で遊んでこいよ。俺はちょっと酔いが回ってきたから。
はるか:英明ー!賢二ー!あっそぼー!
英明:今、行く!じゃあ賢二。あまりのみすぎるなよー!
はるか:英明、賢二はー?
英明:飲み過ぎたから休んでるって。
はるか:もぅ、せっかく海にきたのにぃ!
英明:よしはるか!とってこい!
はるか:もぅ!私、犬じゃないよ!
英明:でもとってくるんだろ?
はるか:うん!行ってくる!
英明:よーしよし!
賢二:はるかは英明との方がお似合いだよ……。
しずか:隣いい?
賢二:しずかさん?
しずか:はい。飲み過ぎみたいだからジュースだけど。
賢二:いいんですか?ありがとうございます。
しずか:へー。あなたは好きな人諦めたみたいだけど?ホントに吹っ切れた?
賢二:聞いてたんですか?
しずか:あなたたちしかいないからね。で?
賢二:俺はいいんですよ。俺は。
しずか:ふーん?なんか未練があるみたいだけど?
賢二:世の中、全ての想いが報われることなんてないんですよ。はるかは俺を選ばなかった。それだけです。
しずか:ちゃんと想いは伝えたの?
賢二:見てればわかりますよ。はるかは英明が好きなことぐらい。
しずか:じゃあ、面と向かって告白してないんだ?
賢二:はるかが困るだけなのでしょう。告白したって。
しずか:そうだね。……よし!花火しよ!二人呼んできて!
賢二:は、はい?
****************
〈花火中〉
はるか:うわー!いっぱいだ!私これとこれとこれ!
賢二:まとめて火つけるなよ!危ないから!
はるか:すごーい!キレイ!
英明:俺もこれとこれ!
賢二:一本ずつにしろよ!もう!
しずか:あなたは?
賢二:え?じゃあ、線香花火で。
しずか:線香花火は最後でしょ?これなんかどう?
賢二:また一際大きいやつを。
しずか:ほらっ!キレイ!でもあっつい!
賢二:こっちに向けないでください!
しずか:あっつ!あっつ!あっつ!
賢二:あーもぅ!こっちにください!
しずか:あ、ありがとう…。ちょっと調子に乗っちゃった。
はるか:今度、これ!
英明:俺はこれ!
はるか:あ!ずるい!それ次私やりたかったのに!
英明:早い者勝ち!
賢二:元気だなー。
〈間〉
しずか:はい。そろそろ線香花火始めようか。
賢二:そうですね。
しずか:キレイだけど儚いよね。
賢二:それがいいんじゃないですか。
しずか:そうね。
賢二:しずかさんは諦めた恋とかありますか?
しずか:まあ、それなりに。
賢二:そうですか。
しずか:賢二さんさ?
賢二:ん?
しずか:……やっぱり。なんでもない。
賢二:そうですか。
しずか:過去に好きだった人を見守るだけって切ないね。
賢二:はるかの近くにいられるなら、立ち位置なんてどうでもいいですよ。
しずか:あら?意地らしい。新しい恋はしないの?
賢二:はるか以上に好きになれる人なんて、わからないなぁ。
しずか:全然、諦められてないじゃない。
賢二:時間がかかるんじゃないですか?しずかさんなら分かるでしょ?
しずか:うーん?私は切り替えはやいほうだから。
賢二:今ははるかの近くにいられたらそれでいいです。英明とも付き合い長いし。
しずか:そう。じゃ、私は民宿に先に行ってるね。いろいろ準備しなきゃ。あなた達もあまり遅くならないようにね。
はるか:花火まだあったー?
英明:はるかはしゃぎすぎだよ…。少し休もう。
はるか:もう!線香花火しかないじゃない!
賢二:あまり遅くならないようにそろそろ民宿に行こうか?
英明:そうだな。片付けて行くか。
はるか:はーい。
賢二:着たときよりキレイにしていこうな。
*********
〈民宿〉
英明:ごめんくださーい。
しずか:あら?あなた達、早かったね。夕飯の支度できてるよ。
はるか:わぁ!おいしそう!
英明:ホントだ!うまそう!
しずか:お酒もあるからね。
賢二:ビール?
しずか:ビール好きだね。
賢二:お酒ならなんでも。
英明:賢二は飲み過ぎじゃない?酒飲みにきたみたいじゃん。
はるか:そうだよぉ?海にも入らないで。
賢二:潮風堪能できたからいいんだよ。
英明:よし!じゃあ!食べるか!いただきます!
はるか:いただきまーす!
賢二:いただきます。
*********
〈寝静まった夜中〉
しずか:あら?まだ起きてたの?
賢二:寝れなくて。お酒買いにいこうかと。
しずか:買いに行かなくても、お酒くらい出すけど…。ホントに大丈夫?飲み過ぎじゃない?
賢二:お願いできますか?
しずか:ビール?
賢二:ええ。
しずか:私も一杯貰おうかな。
賢二:ええ。
しずか:海、楽しかった?
賢二:ええ。
しずか:あんまり会話が入ってないみたいだね。
賢二:……。
しずか:こういう3人での旅行って初めて?
賢二:そうですね。泊まりで旅行ってのは初めてですね。
しずか:はるかちゃんの新しい一面見つけちゃったかな?
賢二:はるかはいつものままですよ。どんなときも変わらない。ただ、俺はまだはるかのこと諦めきれてないんだなーって。
しずか:そっか。
賢二:笑って見守っていたいのに。英明に嫉妬したり、こっちを見てくれないはるかに苛立ったり。
しずか:そんなものじゃない?
賢二:俺、いっそのこと二人と離れて遠くの違う場所で暮らそうかなって。しずかさんならどうします?
しずか:でも、一緒にいて楽しいのと、はるかちゃんの近くにいたいのもまた事実でしょ?私なら楽しい方をとるかな?
賢二:…………お腹空いてきた。
しずか:昼間の焼きそばあるけど。温める?
賢二:お願いできますか?
しずか:ちょっと待っててね。
賢二:楽しい方だけってのも難しいじゃないですか?その、やっぱり悪い方も必ずついてくる。俺って未練がましいですかね?
しずか:うーん?だからそんなものじゃない?二人を見守っていたいっていうあなたと未練がましいあなた。両方揃ってあなたなんじゃないかな?
賢二:未練がましいって自分で言い出したんですが、人に言われると刺さりますね。
しずか:人間誰しも多面性があるからね。いろんなあなたがいてもいいんじゃない?別にこうじゃなきゃいけないみたいなのはないよね?
賢二:しずかさん!焼きそばから煙出てます!!
しずか:あ、ホントだ!ちょっと!あっつ!わぁ!
賢二:だ、大丈夫ですか?
しずか:私もちょっと飲み過ぎたみたいだね。あなたほどじゃないけど。
賢二:しずかさんはビール一杯じゃないですか…
しずか:酔ってたことにしといてくれるとうれしいな。
賢二:そういうことにしておきます。
しずか:ありがとうね。
はるか:焦げくさーい!なに?火事?
英明:はるかぁ。起こさないでくれよ……。あ!ホントだ!焦げくさい!
しずか:起こしちゃった?ゴメンね。ちょっと焼きそば温め過ぎちゃって。
はるか:焼きそば!?食べたい!!
英明:太るぞ?
はるか:大丈夫!明日も海で遊ぶから!明日は賢二もだよ?一緒に遊ぼうね!
英明:そうだな。明日は俺が飲んでる番かな。
はるか:3人で!遊ぶの!明日はお酒禁止です!さ!夜食の焼きそば!
しずか:ゴメンね?温め過ぎちゃって。これはちょっと食べれないかな。
はるか:あ~。これは食べれないね。残念。
賢二:はるかの食い意地をもってしてもダメか。
はるか:食い意地なんか張ってないもん!
英明:しずかさんと賢二は飲んでたのか。俺も貰おうかな。
しずか:ビール?
英明:お願いできますか?
しずか:はい。ビール。
英明:ありがとうございます。で?賢二はこんなキレイなしずかさんと何を話していたんだ?
はるか:英明?浮気許さないからね!?
しずか:あら?うれしい。ビール大ジョッキにしちゃう!
英明:いやいや?夜中にキツイですよ?
しずか:じゃあ、漬物いる?
英明:つ、漬物!?
しずか:私が漬けたの!おいしいよ!
英明:じゃ、じゃあ、お願いします。
はるか:私にも!
しずか:賢二くんは?
英明:賢二くん!?
賢二:じゃあ俺も。
しずか:ちょっと待っててね。
英明:おいおい賢二……。手がはやいな。でも、はるかへの気持ちの踏ん切りはついたのか?
賢二:手がはやいって……。誤解だよ。いろいろ相談はしたけど。あと、英明とはるかのことは応援してるって言っているだろ。
英明:それはありがたいと思ってるよ。本当に。賢二にはいつも支えらてるよな。はるか共々、本当にな。
賢二:なんだ?酔ってるのか?
英明:そうかもね。さぁ、漬物食べたら寝るか。
はるか:賢二!いつもありがとうね!さぁ!漬物!
しずか:お待たせ!はい!漬物!おいしいよ!
はるか:わぁ!漬物!いただきまーす!
************
〈朝〉
賢二:おはよう。
はるか:おはよう!賢二!今日はお酒ダメだからね!
賢二:ハイハイ。わかってますよ。
英明:おはよーう。朝ごはん食べたらすぐ行く?
はるか:そうだね!海!はやく行きたい。
しずか:おはよう。朝ごはんできたよ。食べたらすぐ行くの?気をつけてね。私も海の家の開店には行くから。
英明:お世話になります。
しずか:じゃあ、事故のないようにね。
はるか:はーい!
***終わり****
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