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親との距離の取り方や生きづらさの正体が分かってきて、これから楽しい事をしていきたいなと…

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親との距離の取り方や生きづらさの正体が分かってきて、これから楽しい事をしていきたいなと画策する。面白いもの、これ違うんじゃないの?と歪んだ視点を持っていたからこそ言えるんじゃないかと思う事を発信していきたい。

最近の記事

許容出来るのか。

どこかの研究所でキメラを孕んだ受精卵を作ったというニュースを見る。 着実に今までの倫理観の通用しない時代が来るのだろうなという予感がする。 食物の操作で切れ目のない供給を実現し、医療の発達で生きながらえる術を獲得してきた人類だから、これから150年、200年と生きる人間が出てきてもおかしくはない。 神の国の住人は途方もない時間を生きるそうだ。 命、遺伝子というものを操作することは神の領域と言われればそうなのだが、私にはその行為がそこまで崇高なものでもなく、長い宇宙の時

    • 怒る事でしか繋がれなかった私へ

      それは自己啓発本なんかが流行り出しちゃったせいなのかもしれない。 それ以前の話なんて私は知らないけれど、とにかく今の自分ではない自分を求められている雰囲気だけはバンバン伝わってきていたし、自分も求めていた。 だから「ありの〜ままの〜」と今の自分を受容しようという物語が刺さったのも必然のような気がしてならない。 所謂毒親と言われるワードを目にした私は、親への怒りが親と繋がる唯一の手掛かりになっていた。 何も持たされていない自分、何を武器とし、どうやって生きていけば良いの

      • 呪うにも作法を

        親から叩き込まれる呪い 他者からの何気無い呪い 因習という呪い 呪いと言えば藁人形を想像してしまう年齢なのですが、 現代の誹謗中傷を古き良き呪いの方法に例えるなら スマホが藁人形で、指が五寸釘だろうか・・・と想像しては、 こっわーと肝を冷やしています。 (藁人形の呪いが分からない方は調べてください) かくいう私も、インスタントに人を批判して呪いをかけてしまうような人間だったので、反省しています。 例えば芸能人や政治家の発言、主にメディアに対してで。 (あく

        • 答えのない承認欲求

          欲しいものってなんだったかな?と考えると なんだろう・・・?と思ってしまう。 随分と長い間、良く分からないまま突っ走ってきて思うことがある。 これは、以前にも触れたことがあるのだけれど、 何かを手に入れて・与えられて、嬉しかった事というのが非常に少ない。 それよりも得られなかったものが多く、比べては悲しむばかり。 自分の置かれている状況があまりにも「普通」とされる像(例えばサザエさんやちびまるこちゃんなんかかな)とは似ても似つかない気がして、 どうして?どうして

        許容出来るのか。

          「忘れる」ススメ

          過去の記憶が触発されて感情的になってしまうことってありませんか? 目の前の出来事を過去の出来事に照らし合わせてしまって、なかなか解決出来なかったり。 例えば、辛い記憶が多い人は振り切るように刹那的になったり、過剰に奉仕に勤しんだり、何かと自分を投げ打ちがち。 例えば、楽しい記憶が多い人は、目の前の事にもポジティブに受け止め、生きるのが楽であったり。 私は“辛い記憶が多い人”なので、辛さを連鎖させたくないと積極的に解決しようとしたり、過剰に奉仕してみたり、相手に合わせて

          「忘れる」ススメ

          ここに居て良いよ。

          全く安心感の無い環境で「私は何故ここにいるのだろうか?」という不安が渦巻いていて、「ここでは無い何処かに行きたい」願望も強かった。 とにかく居心地の悪い家に居たくなかった。 その癖が抜けきらないのか未だに、 「私はここに居てもいいんだろうか・・・?」と 自分が酷く場違いな存在なのでは?と思ってしまう。 掘り下げて考えてみると、何も居場所に限ったことじゃなく 何をするにしても「良いですか?大丈夫ですか?」と恐々と承認を求めている自分がいることに気づいた。 その承認

          ここに居て良いよ。

          I Love You,答えてくれ

          愛してる!と、いきなりの告白ですが、中島みゆきさんのアルバムのタイトルです。 「I Love You,答えてくれ」 “答えてくれ“ってところが中島みゆきさんだなぁって聴いていると思います。 このアルバム、人が信じられなくてもがいて居る人がいたら聴いて欲しいんです。 そう言った人に向けたアルバムだと思うのです。 10年ほど前、今のようにサブスクリプションなんて便利なものが無くて、配信なんてものもあまりメジャーで無かった頃、 レンタルショップで適当にCDを借りると言う

          I Love You,答えてくれ

          変わらない幸せ(くだらない方が尚良い)

          結婚してもうすぐ5年経つと言うのに、飽きもせず同じような事を毎日繰り返している。 変わらないと言う事は、こんなにも心地良いんだなと実感する。 流石に毎日驚かされていると寿命が縮むので、これは毎日ではないけれど、そこそこの頻度で(笑)私が飛び上がるほど驚くと大成功のよう。 (隠れる場所がコタツなのは、最近までコタツが出ていたから) これはもしかしたら意識的に夫が行っているのかもしれないなと思う事もあるし、ただ単純に楽しいだけなのかもしれない。 でも夫は知らないだろうな

          変わらない幸せ(くだらない方が尚良い)

          体からほぐす重要性。

          長い間、抑鬱状態だった私。 そもそも家庭内が崩壊していて、毎日怯えて暮らしていたので、 緊張状態が続いて、今までずっと自律神経が乱れていたのだろうなと思います。 でも今、人生で一番元気!!!(ちなみに私は30代です) そんな今の私が、 抑鬱状態で何もやる気が起きず、ビクビク過ごし、寝てばかりいたあの頃に出来たかどうかは分かりませんが、無気力だった当時の自分に言ってあげたい事があって・・・ 「少しでも良いから体を動かそう」 現在の私はヨガをしてみたり歩いてみたり、

          体からほぐす重要性。

          優しさは等価交換じゃない

          物質的な豊かさは等価交換だけど、 優しさはただ受け取って良いんだよ。ただただ受け取ってくれるだけで嬉しいという人が存在するよ。 何かを条件にして頑張りを強要されたり、 顔色を伺わないといけないような状況で選択の余地がなかった人は ただただ優しさを受け取る、それが困難だったりすると思うのです。 何かを差し出さないといけない。 認められるために頑張らないといけない。 これはプレッシャーをかけられているんだ。 きっと与える事も与えられる事も慣れている人からしたら

          優しさは等価交換じゃない

          頑張って好きになろうとしない

          友達100人出来るかな♪ 小学校入学の時から「出来るかい!」と思っていましたが、 これって「他者に対して敵意を持たなくても良い状態の人」なら可能だと思うんです。 人生で最初の他者である両親に対し疑問を持たざるを得ないような環境の人、と言うのは難しいんじゃ無いかなって思うんです。 ですが、そんな環境で育っている人に限って、友達100人を求めてしまう傾向があると思うのです。 ひとえに強烈な寂しさ故に。 凶悪犯罪を起こすような人と言うのは、ほぼ家庭内に問題があると本で読

          頑張って好きになろうとしない

          景色を変えろ

          先日、岡村隆史さんがラジオで失言をしてしまい、次の週に矢部浩之さんが公開説教と言う形で岡村さんを諭してしました (岡村さんの女性軽視な発言が問題となった) その際にとてもよい言葉を仰っていたのでご紹介させて頂きます。 「景色を変えろ」 本当にそれに尽きるな、と思います。 岡村さんの女性軽視の発言はコンプレックスから来るものだと矢部さんが仰っていましたが、とても的確でした。 きっととても傷つけられたのでしょう。自分の尊厳を守るために、攻撃をする。 そうやって自分を

          景色を変えろ

          親は関係無いと言えるまで

          毒親の話を見聞きすると、決まって 「親せいにするのはどうかと思う」と鈍器のような言葉を振りかざす人がいますが (実際言われたことありますしね) 当事者が「親は関係ないよ」って言えるのなら理解出来るのですが 他人、ましてや近しい人から言われると絶望的になります。 やっぱり難しいと思うんです、 つめたーい空気の漂う家に帰る虚しさや、 あるいは親に思考力を奪われ逃げることもままならない無気力さ、 その他当事者しか語れない状況は多岐に渡ると思うんですが、 なかなか共

          親は関係無いと言えるまで

          普通ってなんだろう

          「他の家を見てみろ!」「普通はなぁ!」 どうしても他と比べたがる父親に反抗心を育てていったあの頃と全く変わっていない「普通」の解釈。 雑草という草が無いように、 普通というものの確固たるイメージは無いです(少なくとも私には無い) 普通を明文化して下さいって言われて出来ますか? それを共有してどれだけ共感が得られますか? 「普通」が通用するのはせいぜい義務教育(同じものを学んでいる時期)までだと思います。 それを声高に訴える人は「あぁこの人は自分の理想を普通という

          普通ってなんだろう

          認められたい病

          たった4ヶ月ほどで世界は大きく変わってしまい、 3密を避けるため、人との距離も遠くなっていく今日この頃。 もともと人との物理的距離も心理的距離も遠かった私は3密を避けるのは得意なのですが、誰とも会えないのだとしたらどうなるかな?と思うと もともと自尊心の低い人間で、人の反応で自尊心を満たそうとする性質があり、きっと人との接触がなかったら、自分の世話もせずにだんだんと人であることを放棄するような生き方をしていくだろうと容易に想像出来ます。 これまでもそうでした。簡潔に言

          認められたい病

          極度の緊張感が生んだ獣

          すぐ逃げる・反発する・言い訳する。 私です。 感情の起伏が激しく、半分くらいの感情と言いますか、フラットな状態が分からない状態が長く続きました。 この感覚って人間らしいと言うかもはや獣っぽいなと思います。自分がそうだったのでそう思うのですが。 最近になって気付いたのが、過度の緊張感に晒されると感覚が過敏になって、獣に近くなってしまうのでは無いか?ということ。 攻撃してくるものに対し、逃げたり攻撃することで身を守る。 些細な事にも、とても敏感。 そうやって生きてく

          極度の緊張感が生んだ獣