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2度目の悲しい出産〜入院まで〜

人によっては不快に感じる表現があるかも知れません。辛いご経験のある方は思い出して悲しくなったり、マタニティや出産直後の方は不安になってしまうかもしれない表現がありますのでご注意願います。



私自身、色んな方のブログを読んで同じ経験をした人がいる事で救われたので今回は記録を残そうと思う。




24週で臍帯因子が原因による子宮内胎児死亡
人生で2度目の死産だった。



2021年2月10日
ここ最近、胎動を感じていないと不安になる。
嫌な予感を感じるも、まさかなと思いながら
急遽病院へ。

エコーを見た瞬間、すぐに異変に気付く。


「心臓が動いてないね、、、」



医師から告げられた言葉が信じられなくてショックで涙が出ると共に、どこか冷静な部分もあった。

また私はあの辛い分娩をしないといけないのか、、、と過去の記憶が蘇る。


✳︎


2016年1月14日
上の娘が産まれる前に36週で死産の経験をしている。原因は染色体異常で、妊娠7ヶ月頃には判明していたし産まれてこれないかもしれないと覚悟はできていた。

ただ、初めてお産で何も分からず、お腹の子は死んでいるのに何故こんなに痛い思いをして産まないといけないのか。促進剤の痛みにただただパニックになりながらの出産

人生で一番悲しい出来事だった。


その1年後には長女が産まれ、
3回の流産の後に長男が産まれた。

3人目の妊娠が発覚した時は安定期に入るまではハラハラしたし、また流産するのではと不安を抱えてはいたが16週を過ぎた時、



(これでもう一安心、3人の母親になるんだ)

根拠のない自信が出て心配が一切なくなった。
一度死産を経験しているし、まさか自分が2度の死産を経験するとは夢にも思っていなかったのだ。


今思うと、馬鹿だなと思う。




今、通っている産院では処置ができない。


近くの大きい病院もあったが、個室は空いてなかった。元気な赤ちゃんを産んだ後のお母さん達と一緒の部屋なんてまっぴらごめんだったので個室がいいと一度目と同じ都島の医療センターへ救急車で搬送されることになった。

サイレンを聞きながら、
(あー救急車大好きな息子がここに居たらテンションぶち上げなんやろうなぁ)
なんて考えているうちに到着。

入院の手続き、今後の処置の説明が
淡々とすぎていく。
過去と同じ。
変に慣れてしまっている自分が悲しかった。


ただ、前回と違う点が一つあった。



コロナの感染対策で主人の立ち合いができなかった。産院で分かれてから一度も面会する事なく、あの辛くて悲しい分娩を一人で迎えないといけないのが今回辛かった。




診察と説明を受けてベッドに入ったのが21:00頃、、、次の日から処置を開始する事にして、この日はひたすら現実を受け止める事に必死だった。

本当に現実なのか、

これから分娩をするのか、、

本当に子供は死んでしまったのか、、

なぜ胎動がない事に気づけなかったのか、、

何が理由で子供は死んでしまったのか、、、


何も受け止められないまま1日目は過ぎて
明日は子宮を広げる処置を行う。


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#臍帯因子 #前処置 #妊娠中期 #ラミナリア




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