見出し画像

トレード中のロット数のさじ加減は?

ロット数に差が出ても良い


経験をある程度積むと、1日のトレード中に、「自信がある形が来た!」という時が来ると思います。
または「ちょっと難しいけど、損切りまで短くできそうだから一応エントリーするか」みたいな時もあると思います。

要は、自信の差によってロット数にも差をつけたり、損切りまでの距離によって変えることがある、ということです。

具体的には1万通貨でエントリーする場面と、3万通貨でエントリーする場面等、1日の内で差があっておかしくないということです。

これだけはやめた方が良い

逆に、まじでオススメしないやり方を挙げます。

それは、ロット数に10倍を超える差をつけること、です。

成長する過程で月や年単位で徐々にロット数を増やしていった等の話とは違います。
例えば1日の内で、1万通貨でエントリーすることもあれば、15万通貨でエントリーすることもある、などです。

なぜ強くおススメできないのかというと、大きなロット数でエントリーした時に勝つか負けるかで勝負が決まるから、です。

クイズ番組最終問題1000点!
みたいなものです。
今までちょこちょこ10点とか100点の勝負してきたのはなんだったの、最後の問題さえ正解できたら優勝じゃん、となります。

FXもここまでロット数に差ができるとうまくいかないと思います。

仮にロット数を大きくして負けたら、その負けを取り返すためにもう小さなロット数でできなくないですか?
ちまちま10分の1のロット数に戻して10回連続勝ってトントンになるかどうか…。
逆に2回大ロットで負けたらもう…

こうなるとメンタルも崩れるし、勝てるものも勝てなくなります。

以前YouTubeでけっこう観てた人がトレード記録公開したことがあって、同日に5万通貨でエントリーした時と、75万通貨でエントリーした時があったのが見えちゃったんですね。

勝ってる日の記録を公開してましたが、なんか、どうなんだろう、て思っちゃいました。
75万通貨でエントリーしたトレードで勝ってたからいいけど、そこで負けてたらこの人どうしたんだろう、て。

ちなみに、全てスキャルピングでやってました。

さじ加減はどうするか

じゃあさじ加減は何倍くらいまでにしたらいいのか。

私のさじ加減は、3倍までにしています。

ここはある程度人それぞれになりますが、5倍の差を設けると、負けるとしんどくなってくる経験上、3倍になりました。
無理をしない日だと、固定ロットとかザラにあります。

3倍までなら、負けてもまたロット数を落として地道にやれば巻き返しも十分可能に思えるし、実際そうなっています。
これ何気に大事かもしれません。

負けたらロット数を上げて取り返そうとするのではなく、負けたらロット数を落として地道に取り返すくらいで良い。

負けても負けてもロット数を上げて取り返すことを繰り返し、「なんだかんだで最後に勝ったらプラマイゼロくらいになるな、余裕じゃね」みたいなことを繰り返し、結局大損を出した経験があるので、同じ轍は踏まないようにして欲しいです。

でも、ご自分のトレードを通じて最適なロット数の差を見つけてくださいね。固定ロットも推奨します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?