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エントリーと決済どちらが重要か

結論
短い時間足でトレードすればするほど、エントリーの重要性が増す。
誰にでも当てはまる統一的結論で語れない。

トレードスタイルと視界について

1週間以上ポジションを持つようなスイングトレードにとって、今のボラティリティなら300pipsの利益は視界に入っていると思います。

リスクリワードをどう考えているかは人それぞれですが、私ならスイングトレードで1対3くらいは欲しいです。

ということは損切りも100pipsくらいは全然見ることになるわけで、チャートの形によってはそれ以上許容することもあると思います。

人によっては、資金管理によってはこの何倍も視界が広い人がいるかもしれませんね。

一方自分的スキャルピングは、3pipsで利確全然オッケー、5pipsなら相当良かった、10pipsいったら逆に持ち過ぎたんじゃない?そのやり方続けて大丈夫?と不安になるレベルです。

損切りも2、3pipsでやらないとリスクリワードが悪くなるし取り返すのがしんどくなるし、になります。

これほどトレードスタイルによって視界に違いがあります。

エントリーにかける意識の違い

スイングの意識

スイングトレードは当初自分が「ここまではいくだろう」と考えた利確位置まで行ってくれたらいいわけで、ある程度適当にエントリーしても構いません。

ていうか、ずっとチャートを監視なんてできず自分の生活習慣の中でチャートを見るわけで、スイングの時間足で完璧に引き付けるとか時間的にできないのが現実的だと思います。

ざっくりここまではいくはず、ここまでは耐えられる、そのリスクリワードが悪過ぎないようにやっていきながら、なんとか利益を残していく、というのがリアルなイメージになります。

もしスイングですごい引き付けて詰めてやろうと思ったら、仕事をしているとき、睡眠中は監視できないので指値逆指値注文等で引き付けた場所にエントリーをセッティングするしかないと思います。
(その厳しさを自分に課したり、相場を見てちゃんと考える習慣がつくので何気におススメですけどね)

スキャルピングの意識

スキャは、利確位置を見て「ここまで行ってくれるはず」とかではほぼ入りません。

「後ろ(損切り)まで近いから入るか、伸びたら良し、ダメならパッとやめる」

という意識をより重視します。

エントリーが全てといっても良いです。

ローソク足がピクピクしてる動きを見てる内に、ピュルって自分が思う方向に3pips行っちゃったら、もう入るか迷っちゃいます。

なぜなら、その3pipsを取りに行こうとしてたんでしょ、てことだからです。

伸びたとこ(たかが3pipsですが)からやっぱり入って2pipsも利確を見るということは、タイミング良く入れてたら5pips取ることになるよね、元々そんな欲張ってたっけ、てなります。

だからといってピクピクしてる時にただ急いで入ればいいかというと、それもまた違うのが難しいところですが。

スイングで3pipsとかどうでも良いんですけどね。

結論に戻ると

以上のことから短い時間足、トレードスタイルでやればやるほど、エントリーの重要性が増します。
誰にでも当てはまる統一的結論で語れないこともご理解いただけるはずです。

秒スキャからスイングまでやってる自分は特にそう思います。

今回決済についてはほぼ触れていませんが、短い時間足での決済は本来成行であっても自動的に断行すべきなので、考える必要がないというのが正直なところです。

スイングとかの時間足での決済は、だいたい満足できる利益が出てるなら、ある程度好きなところで利確しちゃおう、と思います。

逆にスイングの損切りで、それができない=塩漬けは、年単位?いつまで持てばいいの?となり相当やばいことです。

下手すりゃ歴史的に珍しい相場だった場合、生きてる間に戻らない可能性すらあります。

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