パブロン・カゼデス

アマチュアチェロ弾き 先生の先生と遡ればパブロ・カザルス大先生 各地のアマオケに出没中

パブロン・カゼデス

アマチュアチェロ弾き 先生の先生と遡ればパブロ・カザルス大先生 各地のアマオケに出没中

最近の記事

本番終了

今年の八ヶ岳音楽祭が終わった。 オケだけの事前練習2回とチェロはパート練習もやってはいるのだが、合唱と合わせたり、本番指揮者の矢崎先生のご指導を受けられるのは音楽祭の期間だけ。濃密で学びの多い3日間だった。 ヴェルディのレクイエム 今回使ったパート譜は矢崎先生曰く「ヨーロッパでは現在、最も信頼できるとされている版」だそうだが、リコルディやカルマスなどのスコアと微妙な違いがある。例えば『キリエ』のチェロ・バスで2回出てくる謎のアクセント。オケだけでやってると「何だこれ?」「

    • OLCを聴いた

      鈴木秀美指揮オーケストラ・リベラ・クラシカの演奏を聴いた。 ミサ・ソレムニスより「キリエ」と第九というプログラム的にも編成的にも初演をちょっとコンパクトにした演奏会。ちなみに初演の際は合唱やオーケストラはもっと大人数だったらしいし、ミサソレからは「キリエ」の他、「クレド」と「アニュス・ディ」もやっている。 モダン&大編成の「第九」を聴き慣れた耳にはかなり趣きの違う「第九」だったが、これはこれでありだと思う。 オリジナル楽器使用だから管楽器の動きは「ゴツゴツした感じ」もする。

      • オーケストラの祭典

        10月はもう一つ楽しみな演奏会がある。 それは国民文化祭(国文祭)オーケストラの祭典。 こちらは基本的に全国から集まったアマチュアによる演奏会でプロはゲストコンサートマスターとか特殊楽器程度。 1回しかない事前練習に行けなかったので詳しいことは不明だが、本番は120人ほどの大編成になるらしい。いくらマーラーでもそこまでの人数は必要ないのだが、参加希望者が多いので管楽器は倍管、弦楽器もやや多めのプルト数。それでも落選した人がかなりいたらしい。 この手の「全国オケ」、常連が一定数

        • 八ヶ岳音楽祭

          年間にいくつもの演奏会に出ているが、その中で自分にとって一番大事な本番がこれ。 オーケストラも合唱も公募のアマチュアとプロのゲスト奏者の混合で例えばオーケストラだとゲストコンサートマスター以外にも各パートにプロが入る。指揮者もアマオケにありがちな「アマオケばかり振っているプロの指揮者」じゃなくて「プロオケを振る機会も多い方」なのでアマチュアだけでやるのとはかなり違ったレベルのことが出来る上、アマオケだと演奏の機会が少ない合唱付きの曲が出来るという貴重な機会。それだけの要求され