賞金レースって

日本ダート2強の次走はサウジカップ

昨年のドバイワールドカップと東京大賞典を制したウシュバテソーロとチャンピオンCを制したレモンホップの次走はサウジカップになる。
日本のダート界の頂上対決が日本ではなくてサウジアラビアになってしまうのが残念だが

フェブラリーS 12000万円
サウジカップ 10億円

10倍近くの優勝賞金だったら遠征で無理しててまでも中東に渡ったほうがいいという考えだろう。ちなみに全日本2歳優駿を制したフォエバーヤングもサウジダービーに出る。

一つ言えるのは勝てると思って海を渡るからだ。サウジアラビアの競馬のレベルは高くないので勝てるチャンスがあっただろう。

なぜサウジアラビアは高額な賞金を出せるか

一言いえばオイルマネーだろう。石油を海外に売って高額な利益を得ているからだ。

その利益でサッカーなどのスポーツにお金をかけてる。サッカーの年俸ランキングを見ると

1位 Cロナウド アルナスル 約316億
2位 ベンゼマ アルイデバト 約316億
3位 ネイマール アルヒㇻル 約253億

世界最高峰の選手であるパリサンジェルマンのエムパぺですら約110億だから選手としてもピークが過ぎたといえどもこんな高額なお金をもらっていいのと思ってしまう。近いうち有名選手もサウジアラビアに移籍することが出てくるだろう。

マラソンの賞金レース化


20年ぐらい前はトラックでは東アフリカ勢は無双の強さを見せてきたがマラソンになると日本や欧米諸国が強かった。理由は賞金レースとしてマラソンは確立されていなかったからである。それから数年後WMMができ賞金レースが確立されてきてから東アフリカ勢がマラソンに強化して日本や欧米諸国を置き去りにしてしまい。世界のあらゆる大会で彼らの草刈り場になってしまった。一部ではWMMなんてやるんじゃなかったという声もあっただろう。当時の日本は実業団に属しながら走っているので多少ダメでは給与はもらえるが東アフリカ勢は走ることがすべてで結果を出さなければ生活できないことだろう。ただ、引退した後は走ってばかりで教養がないので詐欺などにあったりそんな人生を送ってしまうことも目にしたことがある。だからケニア人ランナーは教養などを身に着けるために日本に渡るとおもう。

名古屋ウィメンズマラソンを二連覇したruth chaepgerithがなぜ東京かロンドンではなくそこを選んだのはメンバーが強くないので勝てるという見込みがあっただろう。強い選手は東京ではなくロンドンに集まる。東京のほうが賞金が高いがレースの時期は東京は10度下回るのみ対しロンドンは15度ぐらいだ。東アフリカ勢にしてみたらロンドンのほうが走りやすいということだろう。何せ年中20度以上で生活している国だから。

賞金レースの対策は

地元のレースが外国勢に持っていかれるのはファンからしてみたらたまったものではないだろう。自国の馬や選手を強化するしかない。マラソンは東アフリカ勢を別格とすれば日本とアメリカが頑張っている。WMMで東アフリカ勢にいいようにされてしまってこのままではいけないということだろう。競馬に関しては日本馬は強いのでいくら高額の賞金を設定しても外国の馬は負けに行くようなものだから来ない。それでいい。近いうちサウジアラビアもオイルマネーで強化に渡るだろう。そのためにとんでもない賞金を設定しているだろう。


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