サウジカップの総括

レモンホップが力でねじ伏せると思っていました。しかし、スタートしてから動きが悪く何も残せないままサウジカップが終わってしまいました。昨年はドバイゴールデンシャヒーンにでてフェブラリーでモチベーションをピークに迎えたということとマイルの後の1200はさすがに無理があったので仕方がないということもありましたが今回は言い訳ができない負け方でした。

サウジカップのレベルは高かったのか

何とも言えないのが現状。ウシュバテソーロは2着に食い込んだが勝ったセニョールブスカドールの戦績は(7,2,2,7)を見ているとそれほどの馬ではないということは確か。強い馬は例外もいるが連対率は常に5割を超えていて2着以下は2回以内の馬だ。ウシュバテソーロはドバイワールドカップに向かうがここで真価が問われるだろう。しかし、立ちふさがるのはロシアとカザフスタンで実績を残して1月のアルマクトゥームチャレンジを制したカビールカーンだ。11戦10勝で負けたのは1回。しかもドバイで実績を残したので侮れない1頭だ。ウシュバテソーロをはじめとするサウジカップ組がドバイワールドカップでどんな走りを見せるかでレベルがわかる。

アメリカ競馬の在り方

ここ近年にないほどの低レベルといってもいいだろう。ホワイトアバリオにしてもそこまでの馬ではないというのがサウジカップで実証されてしまったし、その現状を打破する馬は上り馬か3歳馬しかないだろう。アメリカの競馬も春に大きなレースを作るべきではないだろうか。春に目的レースがないというのがアメリカ古馬の悩みだろうか。

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