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Netflixドラマで英語学習

40代女性です。私が2020年に見たNetflixのドラマで面白かったものをご紹介します。もちろん英語の勉強もかねてますが、単に見たいもの見てるだけとも言えるラインナップ。英語字幕を付けてみています。ティーンが主役のドラマの方が、大人向けのお仕事ドラマとかよりも英語が簡単な気がしてそのようなものをチョイス。学校のシーンとかは語彙が限られているから、わかりやすいのかな?2021年はも少し大人向けドラマに移行していきたいところではあります。以下この一年に見たドラマの中で、着々と次のエピソードを消化することのできたお気に入りの3本をご紹介します。

1)Anne with an "E"

いわゆる赤毛のアン、ですね。結構泣きました。かなり久々に赤毛のアンの物語に触れたため、自分がマリラとマシューの気持ちに感情移入するお年頃になっていて衝撃的でした。ギルバート役の俳優さんが清潔感とかいろいろあってすごくかっこいいし、もちろん主役のアンもすごく原作イメージに近くて良いです。カナダの自然とか、アン達の生活を写した絵がとてもスタイリッシュです。マリラが作ったケーキとか、すごいかわいい。あんまりアメリカやカナダの文化に憧れがない私でもその美しさにやられました。とても製作側の意気込みが感じられる作品だと思います。ちょっとネイティブアメリカンや黒人に対するアンの態度や考え方がかなり現代よりなので、そこは議論が分かれるところかと思いますが。でもアンが差別主義っぽく描かれるのも我慢ならないし、ここが落としどころなのかな。ネイティブアメリカンの歩んだ歴史について、考えさせられます。特に、アメリカに住んで、たまに彼らの居留地だったところに行ったりすると、ここに移住させられた彼らはどう生きたのかしら、とリアルに考えさせられます。この作品はほんとに良作です。

2)Never Have I Ever

アメリカに住むインド人の女子高生デヴィの話ですが、結構面白かった。ナードな感じのデヴィちゃんですが、彼氏を作ろうと発奮しはじめます。英語の勉強としてというよりは、先が気になるから見るって感じでどんどんエピソードが見続けてしまった感じです。デヴィは高校ではイケてないけど勉強できる系の女の子だし、デヴィのお母さんは躾に厳しめだったり、宗教とかインド人社会とのつながりを大事にしているところなど、双方ともかなり典型的インド系として描かれてますね。物語の冒頭で亡くなってしまうデヴィのお父さんですが、でっかいバイク乗り回したりしてるポジティブで明るい人。ちなみに、私の隣に住んでいるインド人家族のお父さんも同様のバイクで通勤していて、私にとってはリアリティがある設定でした。また、デヴィの憧れのパクストン君ですが、おじいちゃんが日本人設定なので、電話で日本語話すシーンがあってちょっと笑いました。彼の素敵なシックスパックをみて、自分の息子にもああなってほしいと思いました。ただ、それでも私はパクストン君よりもベン君のが好きです。シーズン2は作られるのかしら、あったらきっと次も見ると思います。

3) Atypical

自閉症の高校生男子サムが主人公のお話。今あるシーズン全部見終わりました。物語の途中から結構グイグイ引き込まれました。面白いです。だんだんサムは自立する時期にきていてガールフレンドが欲しいと行動しはじめます。今までサムを守ることに一生懸命だったお母さんは、息子の子離れシーズンが始まりちょっと情緒不安定になってきます。気持ちはわかります。子離れ上手にするには、色々準備が必要ですよね、とまたしても母親目線で共感しました。また、ちょっとお母さんとの関係が悪くなっている妹のケーシー、ほんとにかわいいしかっこいい。彼女の物語パートは結構興味深かったです。特に彼女の恋愛を描いた回は、私にはなかなかぐっと来ました。おすすめです。新しいエピソードは2021年に出るらしいので、こちらもきっと見るでしょう。

他にもいろいろなドラマ見ました。Orange is New BlackとかI am not okay with thisとか、あとはアマゾンプライムのUploadとか。子どもと一緒には、Babysitter's Clubとか。これらすべてにおいて言えるのは、英語字幕なしだとたぶん理解するのはキツイだろうなーということです。いつまでもたっても上手にならない英語ですが、イライラしてもしゃーない、と思ってます。日本に住んでいたころよりは、ちょっとは進歩している?かな。

2021年はコービッド収束の目途がついたら、さすがにどこかに旅行に行きたいです。来年は今年ほど沢山Netflixは見ないかもしれない。そんな2021年になることを心から祈っています。

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