4月22日 リーディングスタイルあべのnote店
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リーディングスタイルあべのです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は、お店が臨時休業なってから家でひたすらグダグダしています。根っからのインドア派なので何日引きこもっても平気。こんな自分で良かったと思ったのは初めてです(笑)
そんな私でも、何日かに一度は外に出たくなります。
外に出るとは言っても今はスーパーに行くぐらいなのですが、時間があるので散歩がてらちょっとだけ遠回りしながら向かうことにしています。
先日は散歩途中にハナミズキを見かけました。もうそんな時期なのかと思わず立ち止まってまじまじと観察。ハナミズキって4枚の苞が真ん中に向かって閉じていてそれが白やピンクに色づき徐々にほどけていくのですが、その様子が愛らしくて好きな植物です。
今まで仕事があるときは家から最寄り駅まで一直線。身近な植物になかなか気づきませんでした。けれど、少し周りに目を向けるだけで色んな草花があるのですね。
心と時間に余裕がないと周りを見ないものだなとちょっと反省です…。
そんなわけで、今回は『植物』をテーマにおすすめの本を数点ご紹介したいと思います。
生者と死者。あの世とこの世。夢と現。そこに明確な境界線はなく曖昧な世界観の物語。
あらゆるものに神が宿る「八百万の神」という言葉があるように、登場する一つ一つに命や感情が宿っています。サルスベリが人に恋をしたり、白木蓮がタツノオトシゴを生んだり、飼い犬が河童と懇意になったり・・・この世界の人たちは不思議に思いながらも、まぁそんなこともあるかと受け入れます。白黒をつけない曖昧さが優しさにつながる一冊です。
小人と野の花が淡い色合いで描かれた画文集です。
野の花の絵の横には小人の物語の一場面が書かれていて思わずほっこり。
まだ幼かったころ、草や花で夢中になって遊んだり、長い時間観察していたことを思い出して懐かしくなりました。一枚一枚じっくり眺めて柔らかな気持ちになれる一冊です。
いせひでこさんの描かれる木や自然はいつ見ても心にぐっとくるものがあります。
この方の見ている景色を私たちが絵本を通して感じることができるのはとても幸せなことだと思います。
人が自然とこのように寄り添って生きていけることができればどんなに素敵か・・・そんな風に思える一冊です。
多肉植物で一番身近だったのはアロエでした。なぜか実家にずっとあって、怪我をするたびに千切って傷口に塗ってもらっていました。あの肉厚な葉をむにむにと触るのが好きだった気がします。
多肉植物は本当に多種多様で個性豊かなので、写真を眺めているだけで楽しい一冊です。
以上、書籍紹介でした。
自粛期間が終われば森まで足を運んでみたいものです。ではこの辺で。
リーディングスタイルあべのは、近鉄の阿倍野橋駅からすぐHoop6階にございます。営業再開後のご来店お待ちしております。
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