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西アジアの歴史ー3

さて、ハンムラビ法典。

歴史の教科書にこの画像載ってましたでしょ?

282条、4000行の法典です。


中身は、有名な目には目をというのは、同じだけの罰を与えるということ。同じだけ、ってことが大事です。


階級社会ではあったけれど、奴隷でさえも不当に傷つけてはいけないよ、もし傷つけたら罰金だよ、という考え方。


これは、傷つけるという行為そのものが良くない、という意味ですよね。


そうやって、ハンムラビ王は治安をしたのです。

強者が弱者を虐げるのは良くない、という、彼の意思からできた法典なのです。


今でもハンムラビ王が有名なのは、この法典を作ったから。



ねえ思い出してください。有名な王様で、戦って勝ったからじゃない人っていました???あんまり出てこないでしょ?劉邦も、ナポレオンも、みんな勝ったからでしょ?

そう、ここが、わたしが伝えたいことなんです。勝ち負けじゃなくても、歴史に名を残すことはできる。そしてそれは何かというと、和平を願う気持ちと行動です。

リーダーとしてグローバル社会に生きていく時、リーダーに必要なのは何だと思いますか?儲ける知恵?勝つための戦略?権力?それも必要かもしれない。けれど、歴史を作ってきたのは誰だろう?一人ではないはずなんだ。そして、その人は権力とか、戦略とか、知恵とかそういうのは持っていなかったかもしれない。ただ何か一つ、持っていたとしたら、それは何でしょう?なんだと思いますか?



今この読者のどのくらいの人が、上の文章を理解できるだろう。きっと、何書いてんだこいつと思う人がいると思います。何でピンクなのかわからないとかね。それはそれでよい。しかしわたしがなぜこのブログを書いているかというと、上のことを理解して欲しいからなんです。今すぐじゃなくていい。けれど徐々に、伝わるように書き方を変えながら、読者の理解を深めて生きたいなと思います。そして読むだけでは絶対理解できないことがあるのもわかっています。だから、リーダーのための歴史教室をオンラインでも開講します。この話はおいおい。


話を戻して、


「バビロンの空中庭園」という伝説があって、極楽鳥の舞う夢のような見上げる庭園だったらしいです。どうも、階段状にできていて、それを見上げると空から吊り下げられているように見えたらしい。遺跡は見つかっていないです。興味があればネットで画像検索してみてください。なんか、ラピュタみたいな感じだなあと思いました。あ、けど、この空中庭園ができたのは新バビロニア王国の時で、もう少し先の話ですが、バビロンの名前が出たので出します。

さてと。盛者必衰とはまさに。



古バビロニア王国もついに滅びます。

鉄を作ることができた、ヒッタイト人が攻めてくるのです。もともと平坦な土地であちこちからいろんな民族が攻め込んできていたけれど、鉄の武器は強いのヨ。。。さらにそんなに強いヒッタイト人も滅ぼされ、紀元前800年ごろ、アッシリア王国ができます。


初の西アジア統一を果たしました、

紀元前668年、エジプトまで支配下に置き、アッシリアは最盛期を迎えます。

が、それから40年ほどで滅ぼされてしまいます。


滅ぼしたうちの二つの国:新バビロニアとエジプトは、ユダ王国というところをめぐって争います。戦いに勝ったのは新バビロニア。ユダの国民は新バビロニアに連れていかれました。


バビロン捕囚です。彼らはすぐに帰れると思っていました。が、帰れないどころか、自分たちの神殿が壊されてしまいます。

ユダ王国はヘブライ人の国でした。

あの、有名な人、アブラハムは、ヘブライ人です。


『歴史から平和が実る』という合言葉をもとにブログを続けています。ご自身のリーダーとしての未来を考えるきっかけが見つかりますように。 このブログでのリーダーの定義は「人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のこと」お役に立てましたら、投げ銭応援お願いします。