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卵が乗ってるだけで特別感が出る
【2023年1月12日】
年とともに変わりゆくもの
子どもの頃、食べる前にカレールーとごはんをぐちゃぐちゃに混ぜきってしまうのにすごく抵抗があった。抵抗があったというか、親父がその食べ方を認めてくれなかったというのが大きいんだけど、いつしか人がその食べ方をしているのにすごく嫌悪感を示していた。子どもにとって親というものは良くも悪くも大きな影響を及ぼす。
カレールーとごはんをぐちゃぐちゃに混ぜて食べる事に抵抗がなくなったのは大人になってからだと思う。
15歳で家を出されていろんな人と食事をする度に食べ方への抵抗が薄れてきたおかげかもしれない。未だにクチャラー(咀嚼の際に口が開いてくちゃくちゃ音を鳴らす)の人は苦手だけど、指摘するほどでもない。
自分自身がお行儀のいい食べ方を実践できてるかと言えば自信はないので、人様の食べ方に文句を言う筋合いもないと思っている。
混ぜカレーとの出会い
10年ちょっと前に親父と同居していた時に家にはレトルトカレーが常備してあったんだけど、それをそのまま食べるのがあまり好きではなくて一手間加えようと思ったのがきっかけだったと思う。
ドライカレー(カレー炒飯)をイメージして作ろうとしたけど割とべちゃべちゃな仕上がりにしかならなかったのは、そもそもドライカレー(カレー炒飯)とは作り方が全く違うという事をその当時は考える事すらしなかった。美味しかったからそれでいいんだけど。
混ぜカレーという名称は今朝初めて知った。スマホが普及し始めていたとは言え、今ほど情報もなかった中、知らず知らずに混ぜカレーというものを食べていた。
大阪にある自由軒の名物カレーが混ぜカレーとして有名みたい。
10年ぶりの混ぜカレー、そのお味は?
今回はレトルトカレーをフライパンで火にかけてごはんを混ぜて塩・胡椒と醤油で味を整える、といった至ってシンプルな作り方だけどもう少し手の込んだ作り方もできそう。それはまた追々やろう。
汁椀で丸く形どって盛り付けたら、仕上げに生卵と刻んだネギさらに粉チーズを散らして完成。
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レトルトカレー一食分に対してごはん400g使ったので味は少し薄めになったけど、塩と胡椒で味を足しながら食べた。
その辺りのバランスが難しいんだけど次回作る時はもう少し味付けのバランスを考えて調理したいと思う。
クボリ
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