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「ビートたけしの元ボーヤ」を名乗る人に騙されたんだな、という話。

ビートたけしの弟子を自認し、パワーワード「4代目ビートたけしのボーヤ」を名乗る人。
キドカラー大道氏のTwitter上の呼びかけから
2021年の7月8月に80年代の太田プロファンクラブ会報『太田プレス』と『アソシエイション』を貸した。

きっかけはこれ

かなりの量があったので「忘れなければ返却はいつでもいいです」と伝える。
2024年1月。とあるポストにリプを付けたら「不愉快だから」とブロックされる。こちらも不愉快なのでファンクラブ会報の返却と連絡を別垢経由で願い出る。無視される。再度、返却か連絡のお願いをする。無視される。後にこの別垢もブロックされる。
こちらから一方的に返却のお願いをしても無視されるだけなので、第三者に頼んで返却を試みる。ネット/SNS等でなく本人に直接伝えてもらえた。「返却する」との返事をもらう。2か月過ぎても返却されず。再度伝えてもらう。
今に至る。

「キドカラー大道」という人物への疑いを深くしたのはこの時からだった。

おそらく大道氏は私とのDMでのやり取りを消去しただろう。でもX/TwitterのDMはあくまでメールなのでこちらには全部のやり取りは残っている。電話や直接会っての会話ではないから記憶違いなどは無い。私が大道氏のことを都合よく信じていたことも残っている。

実は、彼の言動を疑う根拠は会報を返却しないことだけではない。

嘘だらけのクラウドファンディングでお金を取られているから。
先に言っておくが、返金無しのクラウドファンディングなのでお金を返して欲しいとは全く思っていない。捨てた金、恵んだ金と思っている。
でもその内容が嘘だらけだったことを知ったのは最近になってからだった。

大道氏が1人で経営している喫茶の2階にミニシアターを作るためのクラウドファンディング。
(内容は最後に添付あり)

結局、目標金額は集まらなかった。2022年5月24日にクラファンが終わって、ミニシアターどころか喫茶店も6月末日に閉店になる。
疲れ切っていただろうし、事業には突発的な不都合もあるだろうと思っていた。
この頃からやり取りがなくなる。

・目標金額が集まらなくても自己資金で補填しミニシアターはオープンする。
・リターンも届ける。
ということだった。しかし【モーションギャラリー】からミニシアター計画が無くなったことも、店が閉店になったことも一切の連絡は無かった。集めたお金の使途も分からない。
Twitterのアカウントでは「リスケする」などとうそぶいていたから、もう自分のクラファンの内容さえも覚えていなかったのだろう。
私は閉店を知っていたけれど、クラファンしてくれた人達は結局何も知らないまま終わった。

クラファンを始めた頃だろうか、大道氏は10月からNCW(ニューシネマワークショップ)に通って「自分で撮った作品を自分のシネマにかけたい」と一部の人達に話していた。店も人を雇うかもと。
私はそこまでやる気があるならと思ってクラファンに参加した。1万円以上は入れた。全部嘘だった。
自己資金も無い全くの無計画なクラファンで、とにかく現金が欲しかったのか。
呆れることにすぐに全く別の事業の話をしていたらしい。
でも数ヶ月後その建物は別の事業者に売却されたようだ。

「騙された」と思う決定打ではあるけれど、これも一部に過ぎない。
大小様々な詭弁は数知れず。

「相手を信じたい」という気持ちは大事なものを見落とす。相手のアラには目を瞑る。私もそうだったんだろう。
「ビートたけしの元ボーヤ」という言葉で彼を信用し、DMでやり取りをして、何度か会い、飲みにもいった。本をたくさん読んでる人だから話が合えば楽しい。たけしさんの話を聞けば嬉しい。
彼の意見や気持ちに同調すればこちらが心地よくなる言葉を次々と吐く。今となったらそれが本意なのかも分からない。詐欺師のように。
彼は「批判も反論も出来ない環境はダメ」とよく口にするけれど、自分に降りかかれば「悪口」と受け取って話から逃げる。逃げられれば会話にならないのでこっちからご機嫌をとる。の繰り返し。

だんだん私が知り合った頃の謙虚な姿勢は全く感じなくなり(今思えばあれも詭弁だったんだろう)フォロワーや周りの人を「一般人」と呼ぶ。
初めてDMをやり取りした時から上から目線であれこれ言われたけれど、年上だし「そんなものかな」と思っていた。
やっぱり「ビートたけしと共にいた人間」とその他の人間は違うと思っているんだろうな。それが彼の「誇り」なのだろう。

話の誇張も詭弁もエンタメの世界にいる人ならアリだと思っているし、あたりまえのことだと思う。普通の人たちだって普段のお喋りでも大袈裟に話したり、ちょっとおもしろく話したりもするだろう。調子に乗れば嘘も混ぜるかもしれない。

ただのお喋りならなんの罪だとも思わないし、面白ければそれでいいとも思う。お互いが笑えるならそれでいい。

エンタメの世界の人(芸人さん等)の盛った話を「信用出来ない」と批判する。けれど彼のポストも思い込みや決めつけが多かった。その分野に詳しい人ならすぐに分かるくらいに。
そして本名の彼は詭弁だらけだった。
全く軸がぶれぶれでそう言ってる本人の方が信用に値しなくなるという事実に気付かないのも気の毒。

本名も本人の顔も声もその言動も知っている身からすれば「キドカラー大道」というのは別人格で。
彼自身の中であれから40年ずっと大切に大切に育ててきた虚像なんだろうな、と今は思っている。

楽しかったけど、馬鹿だった。そしてファンクラブ会報、返してよ。

集まった金額はどこへ?
必要経費450万円
「ご安心ください」とある

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