航空大学校ってどんなとこ?【寮生活】
こんにちは。
今回は、寮生活について書いていきます。
部屋割り
航大では、宮崎寮、帯広寮、仙台寮と移動していきます。
どの寮も基本的には2人1部屋です。しかし、時期によっては学生数が多くなり3人1部屋になってしまう時期もあります。(3人だと狭いです)
さて、部屋の相方はどうやって決まるか気になるところだと思います。
基本的には同じ回期の誰かと一緒にバディになるわけですが、入学してすぐの宮崎座学課程においては先輩と一緒に住むことになります。
航大には「系列」と呼ばれている縦割り班みたいなものがあり、同じ系列の先輩と同じ部屋になります。もちろん、その先輩というのは宮崎フライト課程の先輩です。すでに帯広フライト課程をクリアして宮崎に帰還して来られています。同じ航大生ではありますが、フライト学生と座学生にはかなり大きな差があります。詳しくは、いつか別にまとめましょう(笑)
どんな部屋?
まず、男子寮と女子寮があります。基本的に女子寮は綺麗です?(笑)
男子立ち入り禁止の絶対不可侵領域ですので詳しくは分かりません。
各キャンパスによって部屋は違いますが、まぁ、大体は一緒です。
個人的に順位付けすると、
1.仙台
2.宮崎
3.帯広
ですかね。。でもそんなに差はないです。
今回は、一番長く暮らした宮崎の部屋を例にとりたいと思います。
入学するまでイメージがつかず、何を持っていけばいいかとか分かりませんでした。
部屋に備え付けのものとしては、
・ベッド
・机
くらいでしょうか。
部屋によってはあるってものがあって、冷蔵庫なんかはその代表例です。
前の住人が置いて行ったモノなので学校が貸与しているわけではありません。あとテーブルとかですね。
ちなみにベッドにはカーテンがついてあって、カーテンを閉めるとプラベーとな空間ができます。
あとは、基本的に何を持ってきても構いません。クローゼットは割とゆったり使えます。私服はそんなにいらないので余裕だと思います。
寮にキッチンはありますが、キッチンまで行って料理するのは億劫だと考える人が多いので、ほとんどの人はお湯を使って食べられるものとかを好んで買いだめしてたりします。そこで電気ポッドがかなり活躍します。
部屋での生活
訓練や飯、ミーティングなどを除けば基本的にはこの部屋で暮らします。
人によっては休日もずっといる人もいます(笑)
ちなみに、私はよく出かけていました。
部屋での生活で一番大切なことを書きます。
相方の睡眠を邪魔しない
ってことです。航大生、パイロットにとって一番重要なのは睡眠です。
これは最優先事項です。睡眠不足はフライトでは能力低下につながり、特に試験前などは人生に関わっていきます。
ですから、相方より早く起きた時は起こさないように静かに過ごしますし、
相方が自分より早く寝た時も同様です。(消灯時間などはありません)
あとは、何か食べたりするとき(特にカップラーメン)は臭いが充満するので、気をつけます。掃除も気がついたらします。これは部屋によってルールがあったりします。
逆言えば、あとはもう自由です。
先輩と暮らせるのは宮崎だけなのですが、先輩から聞くフライトの話や、帯広での話。週末に部屋で先輩と酒を飲み交わしたりと、良い思い出ばかりです。同期部屋にはない良さがありました。
翌日のフライト準備の時間は、人が部屋を行き来します。
質問しに来たり、作業しに行ったり、と。
もう一回暮らしたいかと聞かれたら、私はNOですが、良い思い出です。
中身の濃すぎる1日を永遠に過ごせます。(笑)
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