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ビジネスの価値は”時間”にある 新規商材企画・開発担当だった僕が大事にしていた3つの事

冷静に考えたら僕が何者なのかって、あんまり書いたこと無かったですね。
今現在はIT企業で新規商材の企画・開発をしています。

どんなの作ってるかってのは

この記事を読んでね。

主にLINEのAPIを用いたシステム設計をしてました。
弊社はプラットフォームを提供しているので、
新しいサービスを作ったとしても、自社でサービス展開するわけではなく
BtoBで企業さんに提案をして導入して頂く様なフローになっています。

なので新規企画を思いついても自分自身で運用する事はなく、
自分の好みの分野に対する企画じゃなくて
「この人はアレが欲しそう、あの人はこれが欲しそう」
みたいな思考を張り巡らせて、まとめあげる工程が必要になってきます。
その中で新しい”ネタ”を思いついて実行に移すまでに、
大事にしていた事を書いていきたいと思います。

1.兎にも角にも客観視

主観だけで企画をアウトプットすると
「それ、誰が使うの?」って開口一番に言われてボツになります。
しかも唯自分が良いと思っただけなので根拠がなく反論も出来ません。

なので、とにかく客観視を心がけた思考をします。
所謂プロダクトアウトにならないようにするって事ですね。

今一度「これって必要?」って今一度自分に説いてみましょう。
何故必要か?っての論理的思考も忘れずに。

要らないな?ってなったらボツです。

要らないなとなったならば、なんで要らないの?って所を見つけて
精査していきましょう。

ただ、この精査に無駄に時間を割くと
考えてばっかで行動しない奴になってしまうので
時間を決めて、
いつまでに打開策が出なかったらボツと言う風にして
ダメなら潔く次へ行きましょう。

この工程、しっかりと身につくと他人がリリースはしたものの
誰も使わなくて即サービス終了したネタに一工夫入れるだけで
自分のネタにできる様になるのでめちゃめちゃ効率的です。

2.人の時間を最も貴重な物と捉える

貴方のアイデアは魅力的ではあると思います。
かっこいいです。

しかし、そのアイデアから生み出されるサービスや事業により
自分の時間が減ってしまう人が居ませんか?

例えばSaaSを作って企業に導入してもらう。
意思決定者には
「おお便利で魅力的じゃないか!採用!」って
言ってもらったとしても実際にそれを使って仕事をするのは
担当者の方です。

その担当者の人が仕事が増えすぎて、
「残業で帰れない!ブラックだ!」
なんて言われてしまってはそんな悲しい事ないです。

単純に取引先と長く付き合っていくと言う面では、
この辺りのケアも超大事です。
特に今やこれからの基本であるサブスクリプションモデルのビジネスであれば尚更考えなければなりません。
カスタマーサクセスって奴ですね。

BtoBじゃないとしてもBtoCならもっと大変で、
例えバズったとしても、少しでも使いにくかったら非難轟々です。

昨今、Youtubeなりなんなり娯楽は溢れているし仕事も溢れています。
でも人の1日は24時間と限られています。

つまり物の価値の評価基準は今の時代

これにどのくらいの時間を使っていいのか?

となっています。

とにかく時間は貴重で、時間さえ尊重し割いて貰える様になれば
お金は後から付いてきます。
なのでお金なんかより時間という概念を重視した新しい企画を考えると
ウケますよ。ウケさえすればお金にはなるので。

3. 他人のふんどしで土俵をとれ!

新しい事を始めるにあたって全部自分で作らないといけないと思ってませんか?

そんな事はないですよ・・・

世の中シェアリングエコノミーとか言ってシェアをする時代だし

シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人の間で使っていないモノ・場所・技能などを貸し借りするサービスです。 あらゆる資産を共有する「シェア」の考えや消費スタイルが日に日に広がりを見せています。

GAFAも土台だけ作ってあとは好きに使ってくれ!って姿勢です。


GAFA(ガーファ)は、アメリカ合衆国に本拠を置く、Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc. の4つの主要IT企業の頭文字を取って総称する呼称である。

我々はどうあがいてもGAFAには勝てません。
嘘です。勝てることもあるとは思いますが、ごく少数です。
Amazonも狭いワンルームから出来上がってますからね。

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とはいえ現実的に見ると土台を提供してくれる人、組織を利用した方が良いです。

別にAWSが凄い便利だから使え!って話をしてるわけではなく、
使えるものは使っていけスタンスですね。(AWSはすごい便利ですが)

そこにいかに付加価値をのっけるかって話じゃないですか。

なので自分はLINEというプラットフォームに乗っかり、企画を考えていました。
国内だと最大手アプリなのでね。
国内最大手アプリに乗っかる具体的なメリットの細かいところは割愛します。

以上が大事にしていた点です。
自分のサービスの質!とかってより
使う人がどれだけ幸せになれるのか?って基準がとても大事です。
その基準の根拠は時間をどう使われるかです。

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