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毎日を優しい色でみつめる。 ぽかぽか ほっこり。

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最近の記事

ゆるエッセイ#あなたのキラキラ

みんな、キラキラしてるんです。 好きなこと、熱中していることを話す時、 その人の輪郭が輝いて見えます。 目をキラキラさせて話す姿を見ていると、 「あ、きっと頭の中もキラキラしているんだろうなぁ」なんて思えて、頬が緩んでしまいます。 そしてそのキラキラパワーは凄い。 こちら側にも届いちゃうんです。 いつの間にか、心のコップはその人から届いたキラキラでいっぱい。あっという間にこちらも幸せな気持ちになります。 「ねぇ聞いて!この漫画がすっごい面白いの」 「ねぇ見て!うちのワン

    • ゆるエッセイ#オムライスの思い出

      どうしても忘れられない思い出はありますか。 嬉しかった。楽しかった。悲しかった。悔しかった。等、自分の中でいつまでも心の隅に残ってる思い出は、ありますか。 私はオムライスを食べる時に、胸がキュッとなって、悪かったな。と後悔の念がじわりと沁み出してくるのです。 それは私がまだ幼い頃、幼稚園とかでしょうか。 母の作るオムライスが大好きで、 「今日はオムライスにしよっか」の言葉でルンルンしていました。 我が家の定番は、シンプルに卵でケチャップライスをくるり、と包んだオムライス。

      • ゆるエッセイ#緑の中、青を見上げる

        あなたの1番好きな景色はなんですか? その景色を見るとき、心が和らぎ、うっとりする。呼吸も深くなり、心身ともに癒される。そんな景色はありますか。 私は、お天気のいい日、公園や散歩道で木の下から空を見上げた時の景色が、1番好きです。 葉っぱたちが陽の光に照らされて、みんな違う色をする。光に当たるとこんなにも煌めくのかと、惚れ惚れします。空の青に沢山の緑が揺れて、キラキラ。 少し疲れた時や、元気が出ない時、私はこの景色を求めてゆっくりお散歩に出かけたりします。 そうすると、じ

        • ゆるエッセイ#青空とおばあちゃん

          お天気のいい休日、なんて幸せなことでしょう。 窓から明るい陽が入る中、お布団でぬくぬく。 目が覚めても、私はしばらくお布団で微睡んでしまいます。 晴れた休日は起きたらまずお洗濯をしたくなるのは、平日はお仕事で夜のお洗濯が多いからでしょう。 青空を眺めながらお洗濯物を干していると、 手を空に向けて 「手のひらを太陽に〜」と歌っていた祖母を思い出します。 「太陽の光に当たると、ビタミンが作られるのよ。だから、手のひらを太陽に〜すかしてみれば〜という歌は、合っているのよ。なんだか

          ゆるエッセイ#秋夜の散歩

          ある晴れた日の夜。 「今日の空気、君はきっと好きだよ。お散歩に行こ?」 ワクワクが溢れた顔に誘われて、温かい彼の手を取って夜のお散歩が始まりました。 夜のお散歩は、世界が眠っている時間。静まり返った世界に、こっそり抜け出してきた気分で、話し方は無意識にコソコソ話になります。時間の流れはゆっくりに感じ、虫の声、自然の音、空気の匂い…全身で「いま」を感じるのです。 「もう秋の匂いがするね。」 私は彼のこの感性が好きで、静かに微笑んでしまいます。鼻にむんっ、と来て、密度が濃い夏

          ゆるエッセイ#秋夜の散歩