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ヴィクトリアマイル予想_騎手も馬も絶頂期
米国的なスピードとメリハリのある戦法を当コースの上級クラスのポイントとして繰り返し書いてきています。
しかしそうした傾向はあくまで全体的なイメージであって、それに金科玉条なものとして縛られていては一貫性は保てるが、システマティックの牢獄に陥り、本質からは離れていく。
以下で述べたヴィクトリマイルへ挑むにあたっての前処理をもとに予想を調理していく。
昨年のレースにヒントが
昨年はアエロリットがハイペースで逃げたことも影響して、超高速決着となった。今年も昨年と馬場水準は同じだが、土曜日にひと雨が予報されている点、アエロリットのような人気馬の逃げはない点、これらを考慮すれば昨年のような高速時計決着にはならないだろう。
ノームコアとプリモシーンが昨年のように輝くかというと一歩とどまりたい。
昨年のレースで2勝クラスの身ながら7着に健闘していたのが
◎サウンドキアラだ。
大外枠で好位からの抜け出しパターンが作れずもよく伸びてきていた。
その後の活躍は周知のとおり。
サウンドキアラのレースを見ていて分かるのは、その筋肉質でしまった体型ゆえにスタートからのダッシュが速く、大外枠でも簡単にポジションが取れるのが強み。
さらに前走阪神牝馬Sでは、今回の対戦馬が9頭出走する中、平均ペースを上がり2位で抜け出すなど弱点だったキレ味についても成長が見られる。母方がアメリカンなスピード豊富なのもいい。
まさに充実期、ピークの絶頂にいる。大外枠でも気にならない。
相手は難解だが・・
やはり○アーモンドアイはここでは明らかに力上位。こうゆう格上馬が人気を裏切るのがVMの恒例だが、アーモンドアイは過去の人気馬とは異なり、明確な中距離馬ではなく十分にマイラー資質も備えたタイプなので、ストレートに評価して良いだろう。これといった死角は見当たらない。
しかし◎が前々で競馬をうまく運べば容易にそれは差せないというところで相手評価にした。
この2頭を本線として、あとは血統的に面白いところを少し拾う。
△アルーシャと△セラピアも見逃せない。いずれもTapitの血を引き、単調な面はあるがアメリカンなスピードはこの舞台に合う。
特にアルーシャはTapit保有馬らしく大トビで、器用さにも欠けるため、小回りや重馬場は苦手。その意味ではここ2戦もそんなに悪くない内容で、特に前走なんかは各馬が荒れたうちを避けて大外に進路どりをする中で、アルーシャだけはなぜか最内を選択して失速した。
乗り方1つだがどちらにしても、前々か後方待機のハッキリした乗り方ならチャンスがあるはずだ。
その点セラピアは何の気負いもなく田辺は乗れるだろうし、ガツンと逃げてもらっても構わない。ステイゴールド系・Seattle Slew系・Sadler's Wellsの構成は昨年のクロコスミアと同じなのも面白い。
買い目
単勝:◎
馬連:◎ー○
ワイド:◎ー△△
計4点で勝負したい。ここのところ毎週当たっている予想が今週も当たるのか!?ご期待ください!
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