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陽も射して 路傍の雪も 緩やかに 融けて麗らか 立春間近 訳:厳しかった寒さが薄れ、穏やかな…
丑三つの 静寂にどさり とどろきて 窓開け見れば 塊の雪 訳:草木も眠る丑三つ時、静かに寝て…
晴れ渡る 西の空から まだ見えぬ ちらり雪雲 見えた気がして 訳:この冬一番の寒波が訪れると…
蒼天已死(蒼天すでに死す) 黄天當立(黄天まさに立つべし) 歳在甲子(歳は甲子に在り) 天…
年賀状がA4だったらいいのに。
寒き夜は 薄き硝子の 向こうから ぴりりぴりりと 窓叩く風 訳:冬の夜は寒さもひとしお。風も…
雨音を メトロノームと 思ひつゝ 筆のリズムも 踊る十五時 訳:しとしと雨の15時。私の周囲の雨音は、まるでメトロノームのように規則的に降っている。そのリズムに乗って、私の筆も軽やかに踊りだした。
賑やかに 家建ち竝ぶ 其の中の 時止まる庭 物音もせず 訳:マイクラの拠点の周辺は賑やかに家…
さゝめ雪 地に着く前に はらはらと 融けて消えゆく さだめ儚き 訳:私の眼の前に細雪がはらは…
漏れた陽が 瞼覆ふは うたゝ寝の 終わりを告げる 太陽の声 訳:うたた寝をしている僕の瞼に、…
若きころ 腕に抱きし 吾が甥は 翼広げて 今飛び立てり 訳:若いころ、この腕に抱いて誕生を喜…
屋根の雪 融かしつゝあり 陽の光 吾が手に触れて ほのりと温し 訳:薄っすらと屋根に積もった…
笹の葉の まとふ淡雪 さらさらと 落ちる音さへ 響く東雲 訳:冬の明け方は静寂が辺りを包み込…
炬燵入り 雅に含む 大福茶 都の春の 良き縁起哉 訳:正月の午後、炬燵に入りながら大福茶を頂く。雅なひとときを過ごし、今年の都も縁起が良いわい。