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看護とは。
時が過ぎるのが早く、
もう働き始めて3年目。
来年度には、新たな領域で働こうと決めています。
新たなステージに行く前に、
今年度中に、いったん自分の看護観を言語化しようと
最近は論文を読みあさっています。
自分は看護師として何をしたいのか、納得のいく言葉にすることが難しい。
今は急性期の現場で働いているけど、
最低限こなすタスクに追われて、
そこに心が取られてしまうことに
思考が阻害されてしまうことがしばしばです。
そんな中でも
よりよい看護について考えることを止めたくないと
日々頭をかかえています。
いろいろ読み進めているうちに、
ちらっと出てきたその糸口をひとます残しておこうと。
現時点で私が考える看護ってこれかな?と思うのは
「観察」「安楽」
この二つのキーワード。
看護って一言でいうと
「観察」から始まるというのは言うまでもない。
いかに些細な変化に気付けるか。
異常を早く発見するか。
とても大事な力です。
良い観察は、自分の中で「問い」や「仮説」をもって観察し、実際見たもの、患者さんが感じていることとの差をすり合わせていくこと。「観察力の鍛え方」という本を読んでしっくりきました。
目の前の人の置かれた環境を想像し、そこから何を思っているのか、何を求めているのか「問い」を抱きながら観察することで、真のニーズに気付くことができる。
そこから、ニーズを心地よく満たす援助ができるのではないかと改めて。
この「問い」を抱く力を鍛えるために、さらなる学習と経験が必要だなと、気持ちを新たにしています。
次に、「安楽」。
人間の基本的な欲求で、欲求が満たされた状態にあること。
意味は抽象的なものだけど、「安楽」を考えることが看護の醍醐味なのかなと再認識させられています。
大学の授業が始まった初日から何億回聞いただろうかって思うほど、看護の世界で多用される「安楽」という言葉。実際に現場にいると、その人のためにいろいろ考えるけど、結局目指すところは、安楽なんですよね。
その人にとっての安楽とは何か。
日々こつこつ考えていくしかないな。
1年目の時のように、自分が行った看護を日々振り返っていこうと思ってます。
がんばれ自分。
2022/7/21
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