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泥酔している男を自覚的気づきに使う

駅で電車を待つ間に泥酔している老年の男に絡まれた。
どうやら怒りを発散している様だ。
その自覚は本人には無い。
すぐ立ち去り離れてホームの椅子に座ったその時、わたしもこの男の様に世界に中毒しているんだな。
そうして、わたしだけでなくわたしたちすべての人間がこの男と同じ泥酔状態なんだ。
という事は″他者を説得″″他者を変える″なんて事は絶対的に不可能なんだ。
他者と自分との裂け目が消えていく感覚が起こった。
他者を変えることなんて出来ないし世界もずっとこのまま戦争も貧困も全ての戦いは終わらないと早くに認めてしまい自分の中で終わらせていくしかないのだ。と思った。

一生テレビ中毒であろう母親の事も誰も変える事は出来ないし彼女の好きなように生きたら良いんだ。
わたしは自分が変えられるのは自分だけだと自覚的に意識して生きていく。

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