After Effectsを英語版で使う理由

日本語版のAE歴6ヶ月、英語版のAE歴1年半

After Effectsは日本語or英語どっちがいいのか。
twitterとかで見てる感じ4人に1人の割合で英語版を使っているらしい

日本語版から英語版に移行した理由と双方のメリット・デメリットについて軽く触れられたらと思います。


移行した理由

まず、なぜ英語版に移行したのか。理由は大きく2つ

1.エクスプレッションに日本語を打ちたくない

レイヤー名がデフォルトで日本語なのでレイヤー指定のエクスプレッションを打つと必ず日本語が入ってしまう。
正常に動くのは分かってるけど、コード系に日本語に混じってるのが違和感

2.エフェクトに日本語と英語が混在している

AE標準エフェクトでも基本日本語だけど、CC系は英語だし、プラグインは基本英語。
プラグイン系はしょうがないとして、標準エフェクトくらいは統一してほしい。


英語版のメリット

エクスプレッションが全て英語で打てる

手打ちするときに半角/全角で切り替える手間がなくなる。
地味だけどよく使う人にとっては大きい差。

エフェクトが英語で統一される

プラグインのエフェクトとCC系のエフェクトで大体パラメータの英語を覚えたので、英語に統一されていたほうが便利。
かなり大きな違いとしてフリープラグインのFX Consoleが入っていると検索窓も英語で検索できる。
英語のチュートリアルを見たときにどのエフェクトかすぐに分かる。
結構大きい違い。

英語版のデメリット

エフェクト名が日本語と結構違う

日本語版のAEを使っている人とエフェクトの話をするときに困る。
単純に訳しただけじゃないエフェクトが本当に分からない。
色かぶり補正tintレーザーBeamとか。Beamはビームで良かっただろ

エクスプレッションがたまに動かない

英語版で書いたエクスプレッションを日本語版で開くとたまにエラーになって動かなくなる。逆もまた然り。
名前変更してないスライダー制御などが動かなくなる。英語→日本語でエフェクト名は翻訳されるのに、エクスプレッションはそのままのために起こる。

エラーメッセージが英語

割りと困る。エラーメッセージを検索しても英語のページしかヒットしないので必然的に英語力が求められる。
最近は精度の高い翻訳があるとは言え、日本語であるに越したことはない。


日本語版のメリット

日本人なんだから日本語

英語ができなくてもできる。日本人は日本語のほうがユーザーが多い。
民主主義に従え。
周りのAEユーザーと話が通じる。
個人的にメリットはこれだけだけど、めちゃくちゃ大きなメリット。

日本語のデメリット

エフェクトに日本語/英語が混在

何度も書いたけどやっぱり大きいデメリット。
最近win11でFX Consoleの検索窓に日本語が2連で入力される不具合があって結構不便。


総括

日本語のメリット・デメリットが少なくなったけど、英語版のデメリットは日本語のメリットでもあるので。

最終的にどちらを勧めるかまとめると、

英語に抵抗がない人は英語版。

英語を気分が悪くなるくらい嫌い!・周りの人が日本語版でコミュニケーションがある人は日本語版。

個人的には英語版を勧めています。

windowsの人はPCのドキュメントフォルダ"ae_force_english.txt"という名前の空のテキストファイルを置くだけで変更できます。
※ワークスペースとかは言語別で保存されているので初期化されます。

テキストファイルの名前を変えるか消すことで日本語に戻せます。
設定も日本語のときにちゃんと戻ります。

一応、テキストファイルを置いておきます。

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