広東省・中山の不動産 中山-深セン間を30分で結ぶ橋を建設中

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前回の「珠江デルタの不動産が面白い!」の続きです。香港のお隣にある、中国で最も熱い都市・深セン市の不動産価格が高騰しているというお話をしました。深センの人口は30年前はたった30万人でした。それが今は1500万人。20〜30代が人口の65%を占め、65歳以上の高齢者は全人口の2%しか居ません。

深センは、今後も人口が増えていくでしょう。しかし、深センに住みたくても、不動産価格が高すぎて、住めないという人が出てきています。深セン市の不動産は1平米5万元(日本円82万円)〜で、中心地になると平米25万元(日本円413万円)〜という物件もあります。

そこで注目されているのが、深セン市の周辺にある都市です。東莞、恵州、中山と深セン市の近くにある都市の不動産を視察してきました。今回は、僕が最も気になった中山市の不動産について紹介します。

何故、中山市の不動産に注目したのかというと、2023年に中山-深セン間を30分で結ぶ橋が開通するからです。画像にあるように、これまで中山市から深センに行くには陸路で、珠江デルタを迂回して行く必要がありました。僕らもバスで中山から深センまで行ったのですが、渋滞もあり、2時間弱かかりました。

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