欲しい色Ⅳ〜Pure Pink〜
散りゆく桜でも扱うように
触れる事すらしない…
そんな振る舞いを
オンナの全部が
泣いて喜ぶと思ってるなら
キミはただの腰抜けよ。
幼稚な紳士の真似ごとは嫌いなの。
枝ごともぎ取られて、
そこから
すぐに
腐り落ちても構わないの。
最後は…
優しく…
確かに…
その口に含んでくれるのなら ❤︎
祈るだけで、
触れる事すら叶わないマリアのようだと、
それでもまだ、
キミが立ち竦んだままなら…
ただ、愛でられるだけの優しさなんて
飽き飽きなの。
艶めくルージュと、
妖しいネオンを纏って、
娼婦のように、
ワタシがキミを誘うから。
そして、
最後は、
優しく、
確かに、
その口に含んでくれれば…
それでいいの。
その方がいいの…❤︎
written by raydra
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