ゲーム記 20240122

アサシンクリードヴァルハラ

ストーリーは3軸
・結社の破壊
・エイヴォル、シグルト、バシムの運命
・レイラの運命

結社よりも先にバシムを倒してしまったがそうなるとアニムスに入るのがバシムになるためなんか嫌だ。レイラというキャラは好きではないしにそんな思い入れないけど。

結社の破壊

結社の父の正体は「アルフレッド王」その人だった。なんとなく予測はしていたが、狙いは隠れし者の持つイスの力かと思ったら、父から受け継いだ結社自体を潰すことだったというのがなんとも。
最後ケーキを焦がして叱られるのは現実の逸話にあるらしい。

実質戦闘のある最後のボスはアルフレッド王の側近(名前を忘れてしまった)になる。そこまで強くはなかったが、最後までアルフレッド王の計画については口を割らなかった。結社とは別にヴァイキングに土地の収奪にあっているのだからどのみちアルフレッド王との協力は難しかったのだろう。

アルフレッド自身が結社の破壊を望んでいたため最後はあっけなく終わった。史実ではここから力を蓄えたアルフレッド王が攻め返しイングランド統一に近づくらしい。そのため殺すかどうかの選択肢すら出なかった。

エイヴォル、シグルト、バシムの運命

バシムはロキが転生した姿でエイヴォルはオーディンが転生した姿、シグルトはわからない。調べたらテュールらしい(アースガルドで狼の面倒を買って出てくれた人)。フェンリルに右腕を噛みちぎられるとのこと。
アースガルズ編は最初の塔の話以降はやっていないので腕を噛みちぎられる話はそこで出るのかもしれない

エイヴォルは自身がオーディンの転生体とわかった後もまだヴァルハラを信じているのだろうか。

エイヴォルが知っている情報とレイラが知っている情報は異なるので混乱する。

隠された真実はあくまでレイラがアニムス内で経験したことでエイヴォルの記憶ではないし、霊薬でのオーディンの追体験はオーディンとロキの関係性を示すためのものでイスという言葉すら出てこない。

残っているレイヴンズソープでのクエストはアースガルズ編と隠れし者の支部にある写本集めだがエイヴォルのストーリー的にこれ以上の進展はほぼないだろう。

現代のバシムはエイヴォルがオーディンとしての運命に抗ったためか、敵対心はそう無いように思える。最後に生きていたのは自分だと勝ち誇って履いたが。

ヘルメス・トリスメギストスの杖(=アレシア)はカサンドラが持っていたおかげで1000年近く行方知れずだったがそもそもアレシア自身がカサンドラが持つこと、その力を持ってアトランティスの封印と世界各地の秘宝集めをカサンドラに依頼しているので、復活したいのかしたくないのかわからない。
あるいは少しでも科学技術が進んだ時代でないと復活できないため安全な隠し場所としてカサンドラを選んだのかもしれない。

次回作は日本が舞台のためバシム周りは進展しない気がする。

レイラの運命

今作ではオデッセイの時の取り憑かれた様な逼迫した雰囲気はなく、数々のイスの力をアニムスだけでなく実際に見て来たためか、落ち着いた雰囲気になっている。

レイラは今後磁場をコントロールしつつ地球の崩壊を食い止めるシミュレーションを「読み手」と共に行うとのことだが、あの装置に繋がれたバシムがミイラみたいになって1000年以上生きていたのはバシムがロキの転生体だったからだろうし杖を失ったレイラが同様に生きていることができるのだろうか?

ヴァルハラでレイラの出番は終わりらしい。現代編は正直コンテンツが続く限り引き伸ばされると思うので次回の日本編は現代編の主人公が日本人かどうかは置いといてレイラの先の時代ではなく同時期あるいは過去かもしれない。

あとはDLCのパリ包囲網やって終わりでいいや。ラグナロクの始まりは買ってないのと、正直エイヴォルの物語であればいいがオーディンの物語なのでそんなに興味を惹かれない。

レイラはレオニダスの槍からカサンドラのD.N.A.を読み取ったんだからヘルメス・トリスメギストスの杖からカサンドラのD.N.A.を読み取って約2500年のカサンドラの動向を追うことができたんじゃないか。

アサシンクリードヴァルハラの総評

良かった

・結社との戦いが良い。来る脅威に仲間を招集して真正面から戦うさまはプレイしていて気持ちがいい。
・ダグ、ハイサム、アイヴァー、ロドリ、フンワルドといった味方に良いキャラが多い。
・暗殺者としてステルスプレイもできる
・武器が豊富で両手持ちや片手持ち、盾も含め装備の選択肢が多い
・アサシンブレードでの一撃必殺がオデッセイと比べても楽しい
・オデッセイに引き続き神話モチーフなので知ってる名前が多く物語が良い
・上記に加えてトールハンマーやゲイ・ボルグ、エクスカリバー、グングニルといった伝説の武器が多い
・騎乗動物に大型のヤマネコがいる
・北欧神話の世界を体感できる。

良くなかった

・ワールドクエストが近づくといきなり始まり会話のログも出せないので目的を見失うことが多々ある。
・オープンワールドの弊害としてシームレスゆえ1つ1つのイベントが弱く魅力的な敵味方双方のキャラの掘り下げがない。
(シグルトはいきなり別行動取らなくても良かったんじゃないか?)
・収集アイテム(タトゥー、ローマの遺物、装備等)を集めることに魅力を感じない。強い武器を手に入れればそればっか使うし、防具も一式揃えないと効果発揮しないので揃ってるやつずっと使ってしまう。
・ロードアウトはルーンも引き継いで欲しい。
・定住地のレベル上げでもう少し住民や発展するさまを見たかった。メインの船着き場からロングハウスまでの景色が変わらなさすぎる。
・伝説の武器を手に入れる頃には骨のある敵はほとんどいない。
・タトゥー集めやアニムス異常現象と言ったある程度進む方向が限られた場所に限ってフリーランが変な方向に飛んでしまう。
タトゥー集めは諦めた。
・エジプトやギリシャに比べると景観が暗い。
・アビリティの動作の当たり判定が狭く空振りしやすい。

面白いがボリューム過多。ただクリアするだけで100時間近くかかった。とりあえずここで一旦終わり。ミラージュのエンディングもう一回見てみるか。
次はアサシンクリード3のシークエンス3コナー編から。




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