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【わたしの人生を揺らがした、学び】ZaPASSコーチ養成講座 Basic編を終えて

先日、3ヶ月間にわたる ZaPASSコーチ養成講座 Basic編が終了しました。
率直な感想を伝えるならば「コーチングを学んで、人生が変わった」と言えます。人生が変わったというか、人生の【捉え方】が変わったと思っています。まさに人生が揺らいだ、という感覚を味わった3ヶ月間でした。

本noteでは、3ヶ月間で学んだことを皆さんにお伝えします。

「聴く」ことの大切さ

ZaPASS コーチ養成講座 Basic編では、①傾聴 ②質問 ③フィードバック というコーチングの3大スキルを12回にわけて学びます。

特に ①傾聴 に関しては、講師である小寺さん(通称たけさん)が

傾聴なくして、良いコーチングはできない

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と何度も繰り返しおっしゃっていましたが、
わたしはもともとコミュニケーション能力には自信があったので、「聴く」スキルを磨く重要性を深く理解できていませんでした。

本講座では、同期の受講生と学んだスキルを体得するために、お互いにコーチングし合う「ペアコーチング」が実施されていました。講義内ではもちろん、講義が終了し次の講義までの間、Facebookで連絡を取り合い、時間を合わせて行います。

最初の2ヶ月間は、ほぼ毎回「傾聴の練習」。特に私は練習を重ねるたびに、傾聴の難しさと日常会話とは違う不思議な感覚に戸惑い、なかなかスキルに自信が持てませんでした。


日常会話的な「聞く」では、会話を盛り上げるためのうなずきや相槌、合いの手を入れたり、小話を挟んだりしますが、それはコーチングではクライアントの感情の旅をストップさせてしまう聞き方。

コーチングでいう「聴く」というのは、相手の話に同意するのではなく、相手を観察し、そこにある事実(=言葉、語彙、抑揚、表情、ジェスチャー)に全身を傾けて捉えること。

これが簡単にみえて、かなり難しく、
スキルだけでなく「人間力」も反映されてしまう。



じぶんがユラユラと揺らいでいて、不安を抱えているときは本当に「聴けていない」=人間として頼りない、と感じたので、たけさんのオススメ「ジャーナリング」も始めました。


そうやって傾聴練習と内省を重ねて、多くの同期生に「聴いてもらえてる感じがした」と喜んでもらえるようになり、さらにメンター(受講中はZaPASS卒業生がメンターとしてついてくれる)の方にもメンタリングの際に、「エンジェルアイ(傾聴4大スキルの内の1つ)を感じました!」と言ってもらえ、やっと体得したと感じることができました。



こんなにも体得に時間がかかったのは、きっとこれまでの生活の中で「(コーチング的な)聴く」も「聴いてもらう」も体験していなかったからだと思っています。

人は「聴いてもらえている」という感覚を味わうことで、とても解放的になり、聴いている相手ではなく「じぶん自身」に意識が向いていくー現代社会ではなかなか味わえない感覚だからこそ、そこにコーチングの価値があるのだな、と体得した今思います。

焦り、不安、うらやみと向き合ったこと

 この3ヶ月間、仕事は休職中だったもの、緊急事態宣言で子どもの保育園がほぼ休園状態…その間ペア練習はおろか講座にオンタイムで参加することもできなくなり、非常に焦っていました。
 他の受講生もビジネスの世界で活躍されていたり、学生さんだったり、本業とコーチング勉強を両立するのも大変だろうに、講座内容をマスターすることはもちろん、有料クライアントを獲得されている方もいて、焦りは最高潮に…。

講座の内容も、共に学ぶ仲間もこんなに素晴らしいのに、
わたしはなんで”ちゃんと行動できていない”んだろう?

と、どんどん盛り上がってゆくコミュニティを尻目に、1人孤独を感じていました。いま思えば、時間ない中で色々やったり考えたりしてたし、「何もできてない」わけではなかったけど、他の同期生の行動量と比較して、じぶんは全然足りてない!って思っていました。



そうやって2ヶ月間、「焦り」と「うらやみ」に神経をすり減らしていたところ、自分の考えをがっつり整理したくなり、bosyuで発見したZaPASSとは別の流派出身の方の3時間のコーチング無料体験を受けてみることに。

そのコーチングで印象的だったのは、価値観を発見する質問ワーク。今まで私の自己認識では、「成長すること」や「成功すること」が価値観として強いと思い込んでいました。

でも、そのワークの中で最後に、自分の願いが全部叶ったとして最終的に大切にしたいものは?と聞かれ、すぐさま「家族」と言葉が出てきて、それが自分の一番大切にしたいものだったんだと気づかされました。

家族と一緒にいたい、家族を笑顔にしたい

このシンプルで美しいじぶんの本当の願いに気づいた時から、悩まされていた「焦り」「うらやみ」「不安」はどこかへ吹き飛びました。まさにコーチングを通じてブレイクスルーした感覚でした。

そこからは、講座にオンタイムで参加できなくても、まだクライアントを獲得してなくても、良い意味で焦ることなくじぶんのペースで進むことができたと思います。



最終回でたけさんが

1人1人に「物語」がある
その中でじぶんは主人公として日々を生きている
人が自分の物語を生きることを支援するのがコーチング

とおっしゃっていたのを聞き、パズルのピースがかたかたとはまっていくような感覚がありました。

コーチングを学んだことも、コーチングを受けて考えたことも
ぜんぶわたし自身が自分の「物語」の主人公にカムバックするために必要なものだったんだなと。

わたしの人生は、これから

この3ヶ月間、緊急事態宣言による環境の変化、長期休職からの復職準備などもあり、考えること・感じることが山のようにありました。

と同時に、コーチングの世界に出会うことができて、じぶんの感情や願いに素直になることで、人生の捉え方がガラッと変化したーまさに激動でした。

それでも、不思議と「疲れ」はない。なぜか?

それは「聴いてくれる」コーチの存在があるから、だと私は思います。
じぶんの想いや願い、希望を判断せず受け止めてくれる存在がいて、共に過ごす時間はたっぷりと感情を言語化できて、そのたびにすっきりとデトックスできているんです。

これからもコーチングは学び続け、クライアントを持つという目標に向けて頑張ります。どんなに小さな一歩でも、じぶんにとって起きた良い変化を、少しでも世に広めていきたいと思います。


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