1Aヨーヨーって色々難しい
初めましての方、初めまして、98世代、サークル無所属の、つらたんです。ヨーヨーやってます。
昔は真面目にジャグリングしてたけど、最近はヨーヨーばっかり。ディアも全く触ってないせいで3ミルが回らなくなったぐらい。
ヨーヨーと言っても、1番映えないことやってる。ずーっと1Aごちゃ系。最近になって好きな選手に憧れてボディ系やホップ練習してるけど、まだフリーに取り入れてない。ディアで言ったら、ずーっとインテグラルしかやってません、って感じかな?
今日はそのごちゃ系難点を喋っていこうと思う。大学でジャグリングサークルに入ってヨーヨー始めた人、最近ヨーヨー始めた人の参考になればいいと思う。
個人的に、1Aがジャグリングの観点から見て1番映えないと思う。紐でごちゃごちゃするし、スピードは早いし。予備知識がなかったりやってなかったりすると何が凄いのかが全く分からない。ジャグリングの大会で勝ちたい、注目されたいなら、他の部門の方がいいと思う。(部門が分からない人のために、1Aは片手に引いても戻ってこないヨーヨー、2Aは両手に引けば戻ってくるヨーヨー、3Aは両手に引いても戻ってこないヨーヨー、4Aは紐とヨーヨーが離れるもの、5Aはヨーヨーの先端指につける代わりに重しを括りつけて手とヨーヨーが離れているもの)
2A、3Aは両手を使ってるって点で評価が高い。4Aはディアと性質がよく似ているし、ヨーヨーの知識がなくても難易度がわかりやすい。5Aは難易度こそ伝わらないけど見栄えがいいのもあって評価が高い。
特に2Aではタカダシュウ選手、4Aではイワクラレイ選手、5Aではイノウエタクマ選手がジャグリングでも活躍しており、今年は静岡大道芸でspinstarが出場したこともあってさらに知名度が上がった気がする。
個人的に、ヨーヨーには2つのプレイスタイルがあると思う。ひとつは、パフォーマンスとしてのヨーヨー、もうひとつは技術としてのヨーヨー。
パフォーマンスとしてのヨーヨーは、依頼、営業とか、一般人がみてもすごいって思えるもの。主にボディ系やホップ系の技。
技術としてのヨーヨーと言うのは、手元でヨーヨーを動かしスラックなどを用いたいわゆるごちゃ系のことをここで指す。
もちろん、パフォーマンスとしてのヨーヨーも技術力が不足しているとかでは全くなくって、むしろそっちの方が難しいぐらい、技術としてのヨーヨーは発想力が逆に必要とされる。
当たり前だけど、パフォーマンスとしてのヨーヨーの方がジャグリングの大会では勝ちやすい。見栄えするし、難易度もわかりやすい。WYYCで毎年言われてるように、ホップ系の難易度はここ最近めっちゃ上がってる(Keiran Cooper選手やConner Seals選手など)。
しかし技術としてのヨーヨーの方が、ヨーヨー界隈の中では注目されやすい。綺麗なスラックだったり、面白い動きだったり、新たなエレメントだったりと、時にはそれらのものが流行りになったりする(マツウラタケシ選手のスラックが反回転するレールなど)。
個人的に、これらは全くベクトルの違うヨーヨーだと思うし、部門によって得意不得意があると思う。さらにいえば、ヨーヨー始めた時、どういう風に練習するかによってその後自分で作った技がジャグリング向け(パフォーマンス)なのか技術としてのヨーヨーなのか大きく変わってくると思う。
ここまで読めばわかる通り、技術としてのヨーヨーは難易度が一般人や今までヨーヨーやったことない人には全く伝わらない。はっきり言うなら、ジャグリングの大会では勝てない。見せ方が悪いとか、工夫すれば勝てる、とか色々意見があると思うけどそう思うならぜひやってみて欲しい。少なくとも僕は諦めた。
パフォーマンスとしてのヨーヨーも実は結構厳しいと思ってる。見た目によらずめっちゃ難しかったり、同じような形ををしている点でディアに劣る。
こういう話をした時に、それはヨーヨーが理解できない(しようとしない)観客や審査員が悪い、って言う人もいてびっくりした。
僕は技術としてのヨーヨーが大好きである。やっていて楽しいし、新しいエレメントや技ができた時の達成感が楽しい。その技を人に見せるのもまた良き。
正直言って僕みたいな人はジャグリングの中でヨーヨーやってる人の中では少数派だと思う。会う人会う人、皆パフォーマンス寄りだし正直話が噛み合わないことが多い。
こう見えて大学1年生の時はパフォーマンスとしてのヨーヨーを練習していた。が、練習環境とか色んな人との出会いによってそういうのを練習しなくなったもちろん手元系ばっかりとは言えどもホップの技術は必要だしスラックの見せ方も工夫しないといけないからパフォーマンス寄りから完全に離れた訳では無い。要素が少ないだけ。
僕みたいな人が増えろ、とは思わない。茨の道だし単純に不利。もしそういうヨーヨーがやりたいならジャグリングを辞めた方がいい。ヨーヨー界隈はそういう技術大歓迎で、ちゃんと話も聞いてくれる。一見、技パクリにうるさかったり初心者に優しくなかったりと物騒な界隈に見えるけどちゃんと練習して努力すれば認められるし地区大会でも結果は残せる。
最後に、じゃあどうすればいいのか自分なりの考えを綴ろうと思う。
趣味でヨーヨーやってる人は特に囚われずに好きなものを練習すればいいと思う。
まずは、何を目的にヨーヨーをするのかはっきりさせるべきだと思う。ジャグリングの大会で勝ちたいならそれがしやすいヨーヨーを練習するべきだし、ヨーヨーの大会に出るとかならそれ相応の練習をし、ヨーヨー界隈とちゃんと交流するべき。
まずヨーヨーやってる人全般的に、もう知っとるわ!って人もいるだろうけど、動画をとにかく見る。インスタ(マジおすすめ)、Youtube(ヨーヨー世界大会WYYC)、ビリビリ(中国の動画サイト)、twitter(あんまりない)など出来れば毎日、見よう。アイディアが沢山溢れているので、ひとつでもいいから拾っておきたい。
ヨーヨーを始めたての1年生、かっこいい技がやりたいのはよくわかるんだけど、まずは基礎練。100%に近い成功率になるまで、基礎練をして基礎力を上げましょう。そして、自分の好きな選手を探そう。将来、こういう技できるようになりたい、そういう技をやってる選手を憧れに持つとモチベも練習もしやすい。
ヨーヨーをやってる後輩がいる先輩は、ちゃんと後輩を育てないと下手すりゃ2、3年全く上手にならないので頑張ってください。
グダグダと、色々書きましたが、頑張りましょう。ヨーヨーは膨大な基礎力が必要な道具で、競技なので、最終的には頑張るしかないです。
交流会などで会った時に、一緒に練習しましょう。