進学しないワケ

訪問介護士を目指す男、ラッチーです。


今の時代、大学および専門への進学は珍しくもない、むしろ就職考えれば至って普通な認識になりましたね。


そんな中でなぜ僕は就職を選んだのか。
ちゃんと説明…というか、自分の中の考えを纏められる機会なんてnoteくらいしかないし、丁度いいネタ感覚でちょっと執筆してみようと思った次第。




まず、元々僕は役者志望だったんです。

それも声優。



能書き垂れ夢見小僧なのはわかってるから一旦落ち着いてください。



昔からゲーム三昧な人生だった俺は、なにかしらの形でゲームに携わりたいと思ってて。


普通ならメーカーに就職、プログラムやらシナリオライター、広報等、色々なカタチがあるでしょう。



でも自分の強みを生かしたかった。


小学校の頃、音読が一番得意だったのよ、俺。



クラス内で国語の教科書音読大会~みたいなのがあって、クラスの児童それぞれが審査員も兼ねる。


そんな中で優勝してんです、ぼかぁ。

ホントに好きだったのよ、役になりきるのが。




中学三年、入学する高校を探している最中、外部講師呼んで特別授業やっているらしい高校のパンフレットを目にします。


先日卒業した高校です。


割とガチで声優になりたかった俺は、少しでも経験を積むべく、その高校に入学。


期待に胸を膨らませ、楽しい学校生活が始まるんだ。
そのまま卒業して、専門やら養成所やらなんや行ってプロ目指すんや!



そう思ってた矢先、家庭内に不穏な空気が流れ始める。






両親、離婚!!!!!





完全にやられた。
思い描いた人生の設計プランが大きく崩れてもーた。



妹と二人で母方に付いた訳だが、うつ病により働けず。
収入は国から入る補助金みたいなもののみ。
普通に学費払えたの奇跡だよホントに。




話を戻す。なんで進学しなかった理由。



それは、演技等以外に学びたい分野が無かったのもそうなのだが、

単純に行く金がない


そんな理由なんです。



勿論、奨学金を借りるなりなんなりする手はあるでしょう。

でも、本気で声優目指す以上、借金背負った状態で目指すのは確実に無理なことは、通信生のおつむでも察するのは容易い。



どうしても諦めきれずにモヤモヤしてた俺氏。


本格的に進路を決めなければいけない時期が差し迫る中、やっとの思いで出した結論が、コレだ。




”一旦” 就職するかぁ




要は人間として生きていくための地盤がカスだから、地固めして夢追っかけたって遅いことはないだろう。


最低でも、一般的な大学卒業くらいまで働ければ、そこらの大学生より金は貯まる。



ついでに、俺が選んだ職業は ”介護士”



最終的に国家資格取れれば、職にあぶれることもないし、なにより介護は人手が足りてない。要は手に職を付けるということやね。




この先もう一度声優を本気で目指すとき、もし夢破れて失敗したとしても、再就職は容易い。

なんなら夢追いかけてる最中だって、パートとして介護してたっていい。




これらが進学じゃなくて就職、しかも介護を選んだ理由。




意外としっかりしてるでしょ?俺。





賃金安いのはいただけないが、そもそも高卒で拾ってくれる会社なんてホントに限られてるし…
そこは贅沢言っちゃいかんなって。




当分の目標は、貯金を蓄えながら社会人として揉まれていくこと。

そして、未だほとんど無収入な実家に金をいれること。




まずは、これまで真っ当な人間らしい生活が出来ていなかった自分への罰として、臨んでいこうと思う。





進学する皆さん。



受験勉強やらいろいろしてガチで偉いと思う。


俺が歩めなかった道を存分に歩んでください。


ほんで給料マウントとってイラつかせてみてください。






では。

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