見た目のコンプレックスについて思うこと
今日は朝からこんな記事が目に留まりました。
25歳女性が苦しんできた容姿コンプレックス… 鴻上尚史が分析した、「自分は見る側」という男達の思い込み
https://dot.asahi.com/dot/2019052900029.html
外見のコンプレックスって多かれ少なかれみんなある気がします。
私自身もかなりコンプレックスは強い方でした。
小学生の時に言われたパワーワード
私は小学生の時に、クラスの男子から突然「寺田は性格もいいし頭もいいから顔が可愛かったら好きになるのに」と褒め言葉なのかディスってるのかよく分からないパワーワードを放たれたことがあります。
こっちは相手に対してなんとも思ってなかったのですが、その時思ったのは
・男の子は他の何が良くても顔が可愛くなければ好きにならない
・私の顔は他の全ての良いところを凌駕するくらいやばい
だとしたら男の人とはあんまり関わらんとこう、
でした。笑
そこからしばらく現実逃避で二次元にどっぷり浸かってたな。。
大人になって化粧とかしたら綺麗になれるのかな〜とか思いながら。
コンプレックス解消のきっかけ
そんな感じで長い間ずっと外見に強いコンプレックスがあったのですが、今は自分の外見については愛着を持てるようになりました。
私が外見のコンプレックスを解消できたきっかけは2つあります。
1つ目は恋愛における外見は美醜よりも好みの問題だと気付いたこと
2つ目は外見を点ではなく線で捉えるようにしたこと
です。
一目惚れ
高校生の時、私は一目惚れをしたことがありました。
結構クラスが離れている人だったのですが、なぜか廊下で見かけてから気になってしまい、ずっと友達に「かっこいい、、」と言っていました。
しかし友達から「どこがいいのか分からない」「彩乃ちゃんってB専だったの?」と言われる。。
でも、私以外にもその人を好きな人はいました(結構モテてた)。
その時に「ああ、かっこいいとかブサイクってすごい抽象的で人によって全然感覚が変わるもんなんだなあ。」と思うようになりました。
冷静に考えれば、どんなに「美人」「イケメン」と人気の俳優さんでさえ、ネットでエゴサをすれば「どこがいいのか分からない」と言う人は一定数いますし、
一般人の自分が誰か一人に「ブス」と言われたところで大した問題じゃない、好きな人一人から「タイプです!」と言ってもらえたらそれでいいのだと思うようになりました。
生き方が外見に出る
外見を点ではなく線で捉えると言うのは、その人の見た目から「どんな人生を歩いてきたのか」を想像すると言う感じです。
(厳密には外見だけでなく話していることや仕草も含めてですが)
色んなことを勉強していく中で、外見はその人の生き方が如実に現れる部分なんだなということに気付いたからです。
オギャーと生まれた瞬間からすくすくと育ってきて今現在がある過程を想像すると、単純な美醜よりも、
「ああ、この人は夢を形にするために睡眠時間削って仕事に励んでいるからクマがすごいんやな、それだけ打ち込めることがあるっていいな。かっこいいな。」
とか
「この人は人の前に立つ仕事だから見た目に気を遣っているんだな、他の人に自分がどう映るかをコントロールするのが上手いけどそれは今までの積み重ねの賜物だろうな、努力家だな。」
とか
「この人は外見に全く気が回らないくらい趣味に没頭してきた人なんだな、ストイックさ半端ないな。」
といった点に目がいくようになりました。
そう言う風に捉えるようになってからは、昔は嫌いだった自分の眉間のシワや猫背にも愛着が湧くようになったんですよね。
眉間のシワは今まで色んな修羅場を経験して沢山考えてきたからだし、
猫背は小さい頃ずっと机に向かって絵を描き続けてたから。
もちろん健康のことを考えたら猫背は治した方がいいなとは思うし
眉間のシワも人に「怒ってる?」と思われるのは嫌なのでなるべく寄らないようにはしようと思いますが
でも今の自分の見た目も嫌いではないのです。
おそらく私はこれからシワやシミが増えていく自分の顔も「老けたなあ〜」と言いながらも歳を重ねるごとにより好きになっていくと思います。
それは今自分は自分らしく生きられているしこれからも自分らしく生きていくだろうと思うから。
外見のコンプレックスって結構根が深い問題ではありますが、
自分らしく生きていれば、その生き方が現れた自分の外見も自ずと好きになれるのではないかなと思います。
今日も良い1日を^^◎
#毎日note #外見 #コンプレックス
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