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才能美というもの

ガッキーです。ギターボーカルの話、どうでしたか?大変なパートですが、カッコええと思ってるので、パート替えをすることはなさそうです。

最近では電子ドラムも購入して、アホみたいに叩いてる時もあります。なんというか、ドラム叩いてる時が1番作曲の根っこが出来上がるの不思議です。

しかし、ドラムを叩いてると、バンドのドラマーってスゲーなァ…と、ものすごく感心してしまいます。音の強弱、リズムキープ、抑揚の付け方など、これは才能が必要だなーと。しかし、出来たらカッコええだろなぁとも思いますので練習しますね。

「才能」という言葉が出たところで、話を本筋に戻しますね。最近、バンドマン界隈で(それ以外でも)BiSHがスゲーと話題になってますね。特に、「アイナ・ジ・エンド」の声。それはそれは凄まじい才能が凝縮されてます。彼女のハスキーでパワフルな歌を聴くと、体が震えます。ゾワゾワします。


僕はこの動画、幕張メッセでの「My Landscape」を何度も何度も観てます。後半サビ導入のところでは、恥ずかしい話、涙が出た事があります。人の歌を聴いて涙が出たのは生まれて初めてでした。

このアイナ・ジ・エンド、決して歌が凄く上手い訳では無い(それでも相当上手い)し、アイドルとしては可愛い部類ではないのですが、自分の声をよく分かってるというか、魅せ方を知ってるというか、感動を呼び込むんですよね。これはホントに「才能」だと思うんです。

皆さんも「機能美」という言葉を聞いたことがあると思います。飾りやヴィジュアルではなく、ストイックに機能を優先し、余計なものが削ぎ落とされ、洗練された姿は美しい、というアレです。

アスリートやアーティスト等、顔が凄く良い訳ではなくても、カッコイイ.カワイイと思った事がありませんか?顔が良い訳でもないのに何故カッコよく見えるのか。野球選手なんかでも、顔が良くなくて、ケツがデカくて、妙にムキムキな巨人みたいな一流選手はかなりカッコイイと持て囃されます。何故か?それは、洗練された才能と技術が本人を輝かせるのだと僕は思います。いわゆるオーラを纏ってるんですよね。僕はこれの事を「才能美」と呼んでおります。

アイナ・ジ・エンドは才能美に溢れてるから、カッコイイし、グループの中でもエースになっているのだと思うんです。

他にも、例えばaiko、奥田民生、斉藤和義など、よく見るとそんなにヴィジュアルが良い訳でもないのですが、歌い出すとものすごくカッコイイ。これは凄いことですよね。もう、何割増か分からないくらい増してます。

もちろん、あらゆる才能美を持つ人達は才能だけではないはずです。膨大な練習量や自分を突き詰めていくストイックさがあるからこそ、才能が煌めくのだと思います。

さすがに憧れますよね。僕もせめて2割増くらいにはなりたいものです。




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