夜の広い公園で

見える限りでは誰もいない広い公園で、街灯とここまで届いているかわからない三日月の光の中、目が慣れて距離感のなくなる視界と、早くやる事をやらなければならないと気持ちと、ここに来てもよかったのかな?というちょっと不安と、音の少なさと木と木の向こうの暗闇と、いってしまいたいという気持ちと行かない現実が、広がって縮んで体の中か心の中か脳の中かわからない場所でギューーーンとして、それら全部が心地よくなって寝てしまいたい。
ほんのしばらく忘れていたその感覚を優しく包んできちんと持って帰ってきました。

恐怖なのか好奇心なのかわからないその感覚、まぁ、きっとどちらもってことなんだろうけど。

そういうのはどうしても必要な事。


読んでいただきありがとうございます。