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日々の風

今日は湿度の高い夜の風が吹いてた。
マスクを取ると夜の湿った草木の匂いがする。
季節の匂いがわからなくなるマスクが嫌いだけど、マスクを外した時にはっとその匂いに気づくそれが新しくも感じたりする、のでもしかしたらそこまでマスクは悪いもんじゃないのかもしれない。イヤホンで音楽聴いていて外した時に街の音が妙に生々しくてハッとする感覚に似ているのかもしれない。

風が運んでくるその匂いに記憶を揺さぶられて今日も素敵な気分になる。
ゾワゾワしてくるその風にバイトも何も投げ捨てて制作したい気持ちになる。でもバイトしたりしてるのでそれができない、制作で生活しているのはそういうのがないのだろうか?でもしれがるから制作,,,ラスにとっては彼らが出てくるのではないのかなんて思ったりするし、そうじゃなく彼らが現れるようにすることがそういう努力なんかもしれないな、とも思う。

そんなことを考えながらまだあまり秋の風は吹いてないな、と窓を開けて大きく息を吸う。

読んでいただきありがとうございます。