出会い系体験談9〜フラグ回収〜

三十路を迎えると基礎代謝が落ちてきて、朝起きるとズーンと身体から絶望を感じる様になると言ってる人が周りに増えてきたが、自分は明らかに猿化が進んでいる。20分で2回したりとかひたすらエロ漫画を貪っている。今までは1回しか出来なかったけど、ヤれば出来るじゃないか!と謎の自信も生まれてきているが、そもそも相手いないじゃん

どうも、スワユキです

〜本編〜

ヤリチン友達からいつもの報告が届く

「クロスミーは近場で会えるからサクサクやれて良い。最近は東カレが熱い。顔面レベルが高いよ、審査も年収で足切りあるけど何故か通ったし」と意気揚々

華麗にスルーしつつ以前から使用していたミントJメールにログイン。するとそこには1通のメッセージが届いていた


「こんにちは、今日飲める人探してるんですけど
良かったら飲み行きませんか?」


はいはい業者業者といつもならスルーするが、文章が短いしプロフもコピペ文ではなくて適当な自己紹介になっていたので試しに返信

「良いですよ。場所はどこですか?」
「職場が近いので新宿が良いです。あ、LINE送りますね


あまりに簡単すぎる…これは警戒しないとやられる…と思った5分後には下腹部に血液を集中させながら意気揚々と駅に向かっていた。お猿さんの誕生である

待ち合わせ時間に着いて待つ事20分。ようやく来た。マスク無しで。マスクはともかく時間通りに来ない奴は総じてやばいという認識はあったが残念、脳に血は回っていないのである

「お酒飲みたいんですよね、そこら辺のお店入りま「行きたい所があるので行きましょう!」

会話カットイン
お店を予約していた訳では無かったのでとりあえず付いていくことに

着いた先はなんとも言えない雑居ビル
本当にこんな所に店があるのかと疑うほどの作りだったのを今でも覚えている

エレベーターで上に上がり店内に入ると8人は入れそうなカラオケBOXのような個室へ案内された。BARとは一体🤔

そんな事は置いといて気にせず何の事はない会話をしていたら彼女からゲームをしないか?と提案された。トランプを1枚ずつ山札から捲り、数字が大きいか小さいか当てる簡単なゲームだ。そこで外した分だけお酒を飲むというもの


結局クライナーを彼女と合わせて30杯近く頼むことになった。量自体はめちゃくちゃ少なくアルコールも感じないほど薄まった味でただ甘いだけだった記憶しかない

そのドリンクを飲み干して10分ほどでタイミングよく店員の激アツ請求書予告

目に飛び込んで来たのは120,000という途方もない数


「こんなの払えるかよ!!」


空気階段のも○らを3割痩せさせた感じの店員に向かって叫んだのは人生初である。そりゃそうだ訳わからん数値だもの。この数値を見たのは三重オールナイトでモンハン月下の設定1をぶん回してストレートに負けた時以来である

とりあえず手持ちが無いことを伝えると知人に借りるかATMへ行けと言われる。場所が場所だったので近くに友人はおらず、近くのコンビニへ

エレベーターから1階に降りるとタトゥー入った3人の男に囲まれた

「あ、これ、払わないと怪我するやつだ」



そこで恐怖に囚われてしまい、コンビニへ
お金を店員に渡した後、重い足取りで駅へ。ゴミ女も途中まで付いてはきたが「家が新宿なので☆」と言い残し、去っていった

あまりの衝撃体験にすぐさま友人グループへ電話。するとたまたま新宿に友人がいたので合流したら、足腰に力が入らなくなりその場から動けなくなった。生を感じるってこういうことなのかな


動けるようになったので、地元で別の友人とも合流し銭湯へ。「今年中ずっと笑えるネタをありがとう」と感謝されたし、2度とない経験した(ていうかしたくねぇ)ので、実質プラス…だと思わないとメンタルやられる


後々分かったことだが、全く同じ手口を食らった人がいてその人は46万支払ったとのこと。平気で騙してくる人間が日本にいる事が悲しいねホント


あまりに救われなかったので、女に「今度あったらセック◯しようね」と送ったら既読スルーされたとさ

バーにやたらと行きたがる女がいたら気をつけましょう(ぼったくりではないけど、バーで高額支払ったの過去に2回あり)

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