日記20200531

昨日草むしりをしたせいで今日は筋肉痛と慢性副鼻腔炎のダブルパンチ。筋肉痛はともかく、なぜ副鼻腔炎かというと、土ぼこりや花粉的ななんらかを吸いこんで炎症を起こしてしまうから。ものすごい倦怠感と頭痛にやられる。僕の人生が低空飛行なのは副鼻腔炎が原因だ。絶対にそう、小学生の頃から悩まされている。倦怠感から無気力に陥り、頭痛から逃れるためにとりあえず眠る。大学生のころなんかほんとうに一日中ベッドの上で唸っては眠るを繰り返すのはざらだった。今でも年に数回はそういう一日を過ごしていて、そのたびに妻に負担をかけている。今日も昼から夕方にかけて3時間以上眠ってしまってその間娘の面倒を見てもらっていた。

頭が痛いので、頭が痛いことしか書けない。ほんとうは娘と同じタイミングで眠ってしまいたかったけれど、やらなきゃいけない仕事と、明日から登園再開する娘の服が足らないのでコインランドリーに行かなきゃならなくて、こんな時間まで起きている。
しかし、ニートの頃だったらとっくに布団に入っているほどの痛みでも、仕事があったり人の親だったりしたらなんとか堪えて動きつづけるものなんだな。僕には絶対そんなことはできない、とかつては思っていたけれど、今は痛みをなだめすかしながら起きつづけることができてしまっている。
今はダメダメで、自信を失っている人に、そういうことを伝えられたらいいのにな、って思うんだけれど、かつての僕を納得させられるような論理も魅力も技術もまだまだ身についてない。

ゾフィー上田と空気階段・水川かたまりの対談が面白かった。
https://www.cyzo.com/2020/05/post_240675_entry.html

――コントの0から1はどうやって作るんですか?
水川 集めるものを決めているんですよ。ケータイに「種」というメモの枠があって、今日笑ったことに関する人、場所、職業の情報を全部箇条書きにするんです。そのメモを喫茶店でバーッと見て、「これは何が面白いんだろう?」で抽象化していって、その面白い要素を「逆転」とか「拡大」とか、発想の型に当てはめていくのがベースですね。その方法も本で読んだやつで。でも正直、パンッと思いついたやつのほうがウケるというジレンマはあります。
上田 あれはタチ悪いよな~。
(中略)
上田 黒板に数式書きまくっても全然面白くなくて、いきなり答えが出るというか。式は結局その後付けみたいに見えるんだよね。自分なりに見えてきた法則通り作れば、効率よくそれなりのものはできるんだけど……。
――そこで数式を書きまくる作業はやめないんですか?
水川 やめてると思いつかないんですよ。「キングオブコント」に落ちてふられた後、何もしたくなくて、2カ月ぐらい考えることをやめたら、何もひらめきませんでした。しばらく勘が戻りませんでしたね。

水川かたまりが、いろんなコントを研究するにあたって30分類くらいしたとか、サッカー選手名鑑や魚図鑑が好きな子供だったというのも知れてよかった。僕は「分類や分析」がとても苦手で、行き当たりばったりに生きてきたから、ほんとうにここをやらなくちゃどうにもならんな、と思った。かたまりがやってんだから俺もやらなきゃ…って思えるのすごく健康的でいいな。今まで同年齢で親近感わく芸人やミュージシャン、俳優、作家などいなかったので、とても嬉しい。

対談では、上田が「空気階段は、“黒いバナナ”」と形容していたのもすごく素敵だなと思った。お前は黒いバナナだよな〜ってめちゃくちゃ言われたいよな。

コインランドリー終わったので帰ろう。頭痛も痛みの凪に入ったので、すんなり眠れるだろう。

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