マルチ商法であった悲しい体験④
健康のセミナーと運動が開催されるというコミュニティセンターで、先輩と現地集合しました。
子供はプレ幼稚園に通っていたので、幼稚園に預けている間に参加しました。
部屋に入ると、思ったよりたくさんの人がいました。(のちに、ほとんどの人がもともとのマルチ商法メンバーだと気付きます。)
セミナーでは、サプリなどの紹介がさらっとありましたが、「海外の物」としか言っておらず、その「海外のサプリ」はどこのメーカーの物で、どのようにして購入するのかは結局分からずじまいでした。
運動のほうは、音楽を流しながら体操する感じなのですが、ハードでしたが楽しかったです。
その日のセミナーと運動は午前中の短時間で終了。
終わったあと、駐車場までの帰り道、先輩は周りの人達と親しげに話し出して、『知り合いが多いんだなぁ~』と思いました。
もともと先輩は友達や知り合いが多く、仕事柄知り合いが多いということもあり、『仕事関係の知り合いかな』くらいに思っていました。
その日、先輩の子供が入院していたため、すぐに別れました。
『忙しい中、「運動」に付き合ってくれて有り難いな。
サプリは気になるけど、バタバタしてるし、今色々聞くのはやめておこう。まぁ、別に今すぐ必要で今すぐ欲しいってわけじゃないし。』
子供さんはすぐに退院し、日を開けずにもう一度健康セミナーに誘われます。
今度は長時間のセミナーで、更に幼稚園もない日だったので断りましたが、子供がいても大丈夫とのことなので参加することになりました。
前回の健康の話は時間が短かったので、もう一度しっかり聞きたいなと思ったし、信頼している先輩から誘ってもらったということもあり、特に深く考えず、2回目のセミナーに参加することになりました。
今思えば、そこから徐々にマインドコントロールが始まります。
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