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訳ありだからこそ・アンテナが強く揺れて(raraが最後・脱線編)

Instagramで 遡り書いた 過去がある
「恋少なき人生」なのにな
難しい年ごろの女子高生に 想いがけず探し当てられて大好きを言われて 狼狽える中高年・・・

始まりは 仕事場近くの ファミレス2階で
保険会社の代理店担当者さんと 
新商品の打ち合わせを終え ひとり残り 資料とメモした要点を整理していた

そのとき 隣の席から いきなり
母親らしき女性の 怒鳴り声が聞こえた
怒鳴られた相手は お客様宅のお嬢さんで
何度か見たことある制服姿の おんなの子だ
中高一貫の私学だから どちらか?は分からない
けれど お客様宅のお嬢さんは 高校生だから
おそらく 見かけから高校生だろう?その程度の認識

話しの様子は 聞こえていた筈なのに
メモに集中していたから 耳に入らなかった
だから いきなり 怒鳴り声で 隣に母と女子高生?
ふたりが 居たんだな 知った

母らしきひとは どうして?とか なぜ今まで話さなかったの?とか 相談も無しに!とか 許せない!とか 
とにかく激昂して 席を立つと ひとり店を出て行った
その後ろ姿をただ 見ていたわたし
レジで支払いはしていない!それだけは 分かった
ひとり残された制服女子は 暫くの間 泣き続けて
鼻をすすっていたから 余計なお世話かな?
想ったけれど 持っていたカバンからタオルハンカチを出して 低い間仕切り越しに渡し ついでにポケットティッシュも「使って!大丈夫?」初めて声をかけた

その子は 頭を下げハンカチを受け取り ティッシュで鼻をふき そして ハンカチで顔を押さえると
声を上げて 再び泣き続けた

それ以上のことは
わたしにとって 苦手な年ごろのおんなの子だから
じぶんの荷物を纏めて 立ち上がり 隣のテーブルから
支払い前の明細を掴み レジで二枚分払い 店を出た

そのときは もう二度と おんなの子に
会うこともないだろうな そして 忘れてしまっていた・・・そう ひと月近くは

この過去は その後 四年近くの続きがあって
それは 大学の卒業を待って 時効のつもりで
Instagramに書いた
それを この場所 noteに書きたい訳じゃない
たまたま 本当に じぶん勝手な「お節介」は
想わぬところ ひとに飛び火して わたし自身が
苦しむことになる そのことを ここに・・・

だから 難しい年ごろの おんなの子に
かなり 翻弄されることは 決して 初めてではない
ただの「子ども好き」で
ひたすら やりたいを応援する!それで突き進むことが
同じ様な 結果にならない様に
今は raraに そのことを 忘れずに!と


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