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次走注目馬まとめ(随時更新)

こんにちは!ラプタスです。
このページでは「レースで不利を受けてしまった馬」や「内容のある競馬をしていた馬」「条件が不向きだった馬」等、次のレースでは巻き返しが見込める馬や好走できそうな馬を、その理由を添えてまとめていきたいと思います。
次走注目馬に関しましては、全ての馬をこの記事にまとめて随時更新していくつもりですので、注目馬はこの記事ひとつで全て見て頂けるようになっております。
よろしければご参考にして下さい。

5/30(土)に出走した次走注目馬

京都1R ラッキータカチャン(13着)
初のダート戦でしたが、大外枠からの発走でコーナーではずっと外に張るような面を見せ、鞍上も矯正しっぱなしでした。
京都競馬場は3~4コーナーにかけて下り坂になっておりスピードが出やすいので、この区間で外に張るのはかなりのロス。このレースも内を回った馬が上位を独占する形で、結果的に大外枠が仇となってしまった形です。
3走前の中京の未勝利戦の内容からこのクラス上位の力量は間違いなく、ここ2戦は道中ポジションダウン(阪神の未勝利8着時)したり外に張ったりとちぐはぐな内容。
次走以降、特に左回りの芝なら巻き返しは必至だと思います。
ここ2戦の大敗で人気が落ちるようなら次走以降狙いたい馬です。


京都2R サトノスライヴ(3着)
あまりテンの脚が速くない馬で、今回も懸命に促してなんとか中団のポジションは確保.....と思われた1コーナーの入り口で、内でゴチャついて外に膨れてきた馬のアオリをもろに受けてしまい、ほぼ最後方までポジションダウン。位置を取りに脚を使った意味が全く無くなってしまいました。
加えて、このレースは前残りの決着。そんな中でも、4角最後方列で大外を回しながら上がり最速の脚で3着まで追い上げた脚には見所がありました。
このレースのレベル自体はさほど高くないと思いますが、この馬の内容に関してはかなり評価できると思っています。
勝ち馬とも着差ほどの差は絶対に無いので、次走どれくらい人気するかわかりませんが、相手次第では積極的に狙いたい。
小頭数ならなお良いかと思います。距離は2000より1800ベターでしょう。


京都4R ダコタブラックヒル(7着)
トビがとても大きくパワフルで、スムーズに運んで良さが出る馬。今回のレースはそつなく完璧な立ち回りでスムーズでしたが、結果として芝ではスピード負け。本質的にパワータイプの馬でダート向き。これが今回のレースで明らかになったように思います。
ダートは3戦していますが、砂を被ると良くない馬で、かつ大トビなので新潟のような急なコーナーの競馬場は合っていません。
暮れの阪神の未勝利も内々でスムーズさを欠いていますし、唯一スムーズだったレースで好メンバー相手の5着と好走しています。
次走阪神ダートで外目の枠を引ければ大幅な巻き返しがあっても驚けないと思っています。


京都4R グランレミー(10着)
当週の京都の馬場では、四角最後方では残念ながら勝負になりません。ですがそれにしても伸びておらず、デビュー戦の内容と合わせて考えても1800以上の距離は長いという事でしょう。
5/3の未勝利の内容からも脚はあるはずなので、次走距離短縮で狙いたい。なんなら1400mくらいまで縮めても良いと思います。
今回の凡走で人気を落とすなら注目。


京都10R ウラノメトリア(13着)
前走、今回と2連続で最内枠が仇になっています。前走は勝負所から詰まり通しでしたが、これは馬自身が終始右に張っていることも大きく影響しており、今回も同じような面を見せてしまいました。
また、最内枠で苦しい形になっているだけでなく、今回は休み明けによる大幅な馬体増も良くなかったと思われます。
矢作厩舎はモズアスコットの安田記念に代表されるように、連闘など詰めて使うときの成績が良く、休み明けはあまり成績が良くありません。今回は、その厩舎のキャラクターも出た敗戦だったかと。
東京の3勝クラスでマスターフェンサーと接戦している内容からも、力そのものは明白にオープンクラスのものがあり、叩いた次走狙い目です!
右に道中張る面も考慮すると、右回りなら外枠、左回りなら内枠なら信頼度はさらに高くなります。
スタミナも十分なので、阪神2000や東京2100などの条件がベストでしょうが、いずれにせよ次走ダート1800以上の条件なら大きく巻き返せるはずです



京都11R ビップウインク(9着)

今回は大外枠があまりにも苦しすぎました。この日は完全に内有利の馬場。加えて、1/12の京都の未勝利で見せたようにこの馬は右回りでコーナーで勢いがつくようなレースだと少し外に膨らんでしまうところがあり、今回のレースもコーナーでかなり速いスピードが要求され走りづらそうでした。
そんな中でも、後方から唯一外を回って伸び脚らしい脚を見せ、上がり3ハロンは33.9。内容的にはかなり評価できるし、ゆくゆくは重賞で勝ち負けできる馬になると思っています。
次走は自己条件だと思いますが、そのレベルなら多少不利な条件が仮に揃っても力で上位争いできると踏んでいるので、期待したいです。
左回りならより高いパフォーマンスを期待できると思います。


東京3R グロースザゴールド(8着)
2走続けて高速馬場で前残りの形の中最後方から。
出脚が鈍くどうしても後方からになってしまうので、この2戦は条件が合いませんでした。それでも、上がりの脚は2戦続けてメンバー中最速。直線だけ見れば、2戦ともこの馬が一番伸びています。
出脚は遅いですが、道中の行きっぷりなんかは悪くないので、次走以降ローカルの中距離レースに使ってくればかなり有力。
ここまで着順は悪いものの、力は確か。
早めに動く形でまくりも打てそうなので、注目したいです。


東京5R コスモスタック(13着)
近走サッパリだったが、今回は距離を1400に詰めて直線入り口では「オッ」と思わせる手応え。しかし、そこから全く進路が無く、終いには完全に手綱を引く形でフィニッシュ。13着に終わってしまいました。
ただ、近走に比べれば一気に内容が良くなり見どころがあったし、初の1400ながら道中はむしろ掛かるくらいの行きっぷりで、全くスピード負けしていませんでした。
前半にしっかり流れてスピードを求められるのが好走条件になってくると思うので、次走以降1400m以下の距離に再度使ってくるようなら注目したい。
着順が良くないので、人気の盲点になりそうな一頭です。


東京9R ニシノコトダマ(5着)
このレースはメンバーレベルが高く、上位の馬たちは軒並み高評価しても良いかと思いますが、その中でも特にこの馬。スムーズなレースながら、最後に伸びを欠き、追い比べに敗れ5着でした。
このレースを見ても、最後に伸びを欠いたあたり1400は微妙に長いかと。
この馬は今回のレースも含めて1400では(0.1.0.4)に対し、1300m以下のレースでは(2.4.1.4)と結果に大きく開きが出ています。
揉まれない方が良いので、次走以降1300か1200のレースで外目の枠を引ければまず好勝負でしょう。今回の敗戦で評価を落とす必要はありません。


東京11R ダノンフェイス(5着)
かなり揉まれ弱い馬で、今回も内枠を考えればかなりスムーズに走らせていましたが、それでも外に馬がいると加減して走ってしまっていたのが見て取れました。
近走は内枠続きで走り切れていないだけで、突き抜けた過去のレースを見ても、気分良くマイペースで走れれば力は相当のはずです。
外枠が必須条件になると思うので、次走以降外目の枠を引けたとき、もしくは揉まれず被されず運べそうな枠の並びの時に狙いたい一頭です。

5/31(日)に出走した次走注目馬


京都5R クリノイコライザー(8着)

1400mのペースにも慣れてきたのか、今回は先行集団に付けれそうな序盤の脚色でした。しかし、コーナーで前の馬が下がってきて行き場を失いポジションダウン。手綱を大きく引っ張る不利を受けてしまい、結局後方で直線を迎える形になってしまったのが痛恨でした。
それでも、直線は勝ち馬を除けば一番目立つ足を使って追い上げてきています。
脚力は見せているので、次走1200~長くて1700までなら好勝負できるだけのものを持っていると思います。1800なら距離が長いと思うので軽視です。


東京3R ディレクトゥス(5着)
道中後方から。悪くないリズムで追走しているな~と思いながら見ていましたが、4コーナーで何故か置かれてしまい、3コーナーまではほぼ併走していたサフランフラワーに4コーナーでは5馬身程の差をつけられて直線を迎えるもったいない形に。それでもゴール前の伸びは一際目立っており、5馬身先に行かれた上がり2位のサフランフラワーに直線だけでハナ差まで迫っていました。映像を見て貰えば、この馬の末脚のインパクトが分かると思います。
デビュー戦(中山)でもコーナーで置かれる面は見せていたので、単純にコーナリングが苦手なのかもしれませんが、砂を被った事・前の馬が下がってきたせいで怯んだ等の理由も置かれた理由としては考えられます。
競馬の経験値を高めて次走、コーナリングを考えればベストは東京ダート。
相当な脚を持っていることが確認できたので、特に次のレースが楽しみな一頭です。


東京10R ルーカス(10着)
敗因は明白で出遅れによりポジションが後ろになった事、そして外枠で外々を回らさせられる形になった事。4コーナーでも明らかにルーカス1頭だけ他の馬の更に外を回らさせられていたのが見て取れました。あのちぐはぐなレースでも、ソコソコ伸びていたのはむしろ評価に値すると思います。
もう次走はどこを使っても現級なら勝ち負けできる、いや勝ち負けしないといけない馬だと思うので、今回の敗戦は度外視で次走もう一度期待です。

6/6(土)に出走した次走注目馬


阪神1R ブロックチェーン(8着)
当レースがデビュー戦。それでも、スタートから良いスピードを見せて先行することが出来ました。ただ、この週の阪神開催はダートはかなり差しの利いている馬場で、結果的にこの先行が仇となり最後は苦しくなってしまいました。
また、3~4角で内の馬に外へと押し出され不必要に外を回る形になってしまったので、そのロスもあります。
それでも、最後は悪くない踏ん張り。次走もそんなに人気しないと思うので、相手関係を探りながらにはなりますが、穴に一考はしたいところです。


阪神5R サルマン(7着)
今年初の新馬戦となったレース。スタート、二の脚ともそこそこ速く、二番手くらいも窺えそうな脚色でしたが、新馬戦特有のスローペースに嵌まってしまいポジションダウン。後方で直線を迎える形になったのが痛恨でした。
それでも、3着争いからは僅差の内容で、上がりはメンバー中最速タイ。ポジションダウンの不利が無ければもう少しやれたと思います。
加えて、500キロを超す大型馬。叩いての上積みも見込めるので、次走あまり人気はしないかもしれないですが、注視しておきたい一頭です。


阪神7R スズカデレヤ(4着) タガノウィリアム(2着)
痛恨の出遅れに加え、4角ではコーナーをうまく回れなかったイグナーツが膨れた影響を受け、この馬も相当外を回らされる形に。もったいない競馬でした。
元々、出遅れなければ好位からの競馬もできる馬で、今回は色々噛み合わなかっただけ。差し馬の中でも一番強い競馬だったので、能力を考えても次走は勝ち負けできるはずです。
また、このレースで2着だったタガノウィリアムも、差しが利いていた阪神ダートで今週唯一逃げて圏内に残しました。それもかなり厳しいペースでのものなので価値があると思います。次走も砂を被らず運べれば圏内だと思うので、併せて覚えておきたいです。


阪神8R エレヴァート(13着)
隣の枠のタニノミッションがかなり挙動がおかしかった影響を受けて、序盤でゴチャついてポジションダウン。そして、4角でもややスムーズさを欠いてしまいました。内目前残りの1200でこの競馬は流石にかわいそうで、最後もかなり脚を余していることがパトロールビデオの映像からも見て取れました。
元々、かなり乗り難しい馬のようだったので、むしろ最後までやめなかったことが収穫で成長しているのだと思います。今回の敗戦は仕方ないので次走注目。
馬場は血統的にも戦績的にも綺麗な良馬場の方がベターでしょう。


東京4R イルミナル(9着)
道中も折り合って、直線も突き抜けそうな勢いでしたが、まともに挟まって手綱を引いて終わってしまいました。前走の敗戦は内有利の馬場でやや外を回ったのが響いたもの、今回の敗因は詰まった事。
このクラスでは明確に力上位なので次走人気を覚悟しても買いたいです。


東京11R アルドーレ(5着)
プラス28キロは復調の証。今回はノリさんも馬のリズムを重視する形で無理はさせませんでした。これは確実に今後に繋がる内容です。
最後は良く伸びていて、もっと上でやれる馬。次走以降追いかけたい存在。
距離は長めの距離に越したことは無いでしょう。


東京12R トゥインクルリーフ(8着)

今回の敗因は色々と考えられますが、一番はやはりまともに砂を被ってしまった事だと考えています。未勝利時代から砂を被るとやる気を失くしてしまっていた馬で、今回も道中からそのような面が見られました。
前走1勝クラス勝ち上がりのパフォーマンスが外から圧倒的に突き抜け、一皮むけた感のある勝利。転厩が良い刺激になったのでしょう。
今回のプラス18キロは若干余裕残しだったかもしれませんが、ここにきての成長の分も間違いなく含まれているはずです。
次走以降、外枠で1600m以下の時に狙いたいです。

6/7(日)に出走した次走注目馬

阪神4R サンライズアルコン(3着) ゲンパチアイアン(4着)
サンライズアルコンは今回ブリンカー着用の距離短縮。これまでも厳しい流れのレースで頑張ってきた馬で、今回もしっかりスピードを見せ先行することができました。ただ、差しが利く馬場が結果的にマイナスになってしまったのと、コーナーで外に張るような面を見せ、微妙なロスが積み重なる形に。この感じなら左回りも良さそうですし、右回りでも馬群の中に入れる形なら更に頑張れそう。最後までしっかり伸びており次走注目です。
また、ゲンパチアイアンはハナに行くのにかなり脚を使ってしまい、差しの利く馬場で苦しい流れでした。それでも、最後4着を死守するあたりが能力。ここのところ噛み合わず惜しい競馬が続いていますが、次走はそろそろ圏内あると思います。

阪神5R リサコーハク(9着)
メイクデビュー。当週の阪神芝は内がかなり有利で、コーナーで一番外を回ったこの馬はかなり苦しい競馬を強いられた上に、コーナーで微妙に外へ逃げるロスも見せていました。ただ、そんな苦しい競馬でも大きくは負けておらず、上がっていく脚には見所あり。レース慣れしてくればどこかで変わりそう。着順よりもかなり良い内容だったと思うので、次走以降注意したいです。

阪神10R ハクアイウィンザー(8着)
近走は差して結果を出していた馬ですが、今回はもう一度先行策にチャレンジ。しかし、差しの利く馬場と、差し馬が次々とまくってくる展開に最後は沈んでしまいました。今回はかわいそうな競馬に。
ほぼ持ったままで完勝した1勝クラスの内容からも、能力自体はかなり良いものを持っているはず。砂を被るのをやや嫌がる面も見せていたので、次走以降外で自分の形で運べそうなときは本命視したい馬です。

阪神12R ニホンピロスクーロ(12着)
前走は内で何度も進路を変更する競馬ながら最後まで伸びて5着。それもあってか、今回は鞍上も促していってスムーズな競馬をしようとしたのですが、結局これが失敗で行くことが出来ず、中途半端に脚を使って砂も思い切り被る形になってしまいました。
やはり当週の阪神の馬場を考えると出していってかつスムーズさも欠くというのは致命的で、今回は全く力を出せていません。
スムーズなら前走・前々走の内容からもっとやれます。
次走以降1400なら外枠で、1700がベストだと思うのでそこなら特に狙いたいと思っています。


東京2R レストレーション(7着) ゲンキチボン(5着)

1コーナーでは6頭雁行状態の大外を回る厳しい形になりましたし、直線に向いて出応え十分でしたが、進路が開かずまともに手綱を引く場面が痛恨。まともなら、捌けていれば3着には入れたように自分の目には映ります。
ここ数戦も微妙に前が詰まる事が多く、完全には力を出し切れていないので、戦績以上の能力を持っているとみて良いと思います。
とはいえ、今回の東京2100の走りはこれまでの中でも格別に良かったと思うので、次走出来れば東京2100で、それ以外の条件でも重い評価を考えたい一頭です。
また、ゲンキチボンにも注目。映像を見て頂ければ一目瞭然ですが、1コーナーで外に膨れる馬の煽りを受けてしまい、リズムを崩してかつポジションダウンとこちらも致命的な不利がありました。それでも終いは最後までしっかり伸びていて、精神的な強さも見せたレースでした。
東京2100が合っているので、同条件なら次走本命を考えたい一頭です。

東京3R ケイアイロトルア(8着)
先行馬が潰れる展開の中、出遅れから無理やり脚を使って位置を取りに行き、直線はばてた馬の後ろで進路確保に時間を要するという、レースの流れと逆の競馬をしてしまいました。人気を背負っていたので仕方ありませんが、今回の敗因は明らかに強引な競馬による展開不向きで評価を落とす必要はありません。未勝利2着した時の勝ち馬が、昇級して即3着に入っていることからも、未勝利はまず勝てるはずです。次走東京ならまず本命、それ以外のコースでも上位争いは必至でしょう。

東京7R コスモオリ(6着)

流れに乗った競馬だったが、直線はしっかり追えていたものの、前にずっと馬がいる形で走り続けていて、少し走りづらそうでした。また、ゴール時も脚色はかなり優勢で、脚を余してしまっていたのが見て取れました。
未勝利勝ちの2着馬、サトノアレックスに勝った馬たちは、1勝クラスで皆勝ち負けをしており、この馬もスムーズならこのクラスで上位争いはできるはず。最高速度がそこまで速くない感じはするので、パサパサの良馬場向きでしょうか。
次走以降良馬場で狙っていきたいです。距離はブリンカー着用なら伸びていっても大丈夫でしょう。

東京10R セイウンクールガイ(6着)

この馬の6着には驚かされました。元々、揉まれると全くダメな馬で、砂を被らずスムーズな競馬が好走条件だったのですが、今回は揉まれ通しでも最後かなり盛り返して健闘の6着。精神面の強化が窺えました。
とはいえ、やはり揉まれるとエンジンがかかるのに時間がかかる事、道中の追走が苦しくなることなどマイナスファクターは多く、やはり揉まれない競馬が理想です。次走外枠もしくは揉まれない競馬ができそうな枠に入ったときは、強く狙いたい馬です。距離は1300か1400です。

東京11R ヴァンドギャルド
ここ数戦の敗因は出負けと、内有利の馬場で外から脚を伸ばす形になった事。今回の安田記念は流石に相手が強かったですが、こういう一線級の馬と相対するのは初めてですし、こういった厳しい経験は必ず後の糧になるもの。4角ではゴチャつく不利もありました。この後は休養で夏以降に備える形でしょうが、条件戦や重賞の負け方などかなり高く評価できる馬で、今後の飛躍が楽しみな馬です。次走注目。

6/13(土)に出走した次走注目馬

函館1R カウイダンス(5着)
ずっとマイル以上の距離を使っていた馬で今回は初の1200と一気の距離短縮でしたが、ゲートを決め先行策と流れに乗りしっかりと対応していました。ただ4コーナー手前の勝負所で、前の馬がバテて下がってきたのを避けることが出来ず、手綱を引いてポジションダウンしたのが痛恨。一度スピードを殺す形になってしまいました。これは1200では致命的な不利です。
しかし、直線の伸びはこれまで甘くなっていたマイルの時の差し脚が嘘のように素晴らしく、ゴールまでしっかりと伸びて1200の適性を大きく示しました。完全に1200の馬です。
次走、1200続戦ならまず勝ち負けできると思います。

函館11R シュエットヌーベル(8着)
結果を見てもわかるように、内の馬たちで決着した1戦。
スタート良く、内枠なら先行できそうな出足だったが枠の並びの問題で下げて外々を回る競馬に。加えて、4コーナーでは外に内から張り出されるような感じもあり、内有利の決着の中でかなり苦しい競馬を強いられてしまいました。ただ、ゴール前の踏ん張りは素晴らしく、差し脚自慢の馬たちにヒケを取らない伸び脚で追い上げ、次に期待を持てる内容でした。
これで洋芝の1200は(1.3.0.4)で悪くない成績。現級の2着もあります。
今は調子も良さそうなので次走同条件なら期待したい1頭です。

函館12R ルンルンクオリティ(6着)

内有利の開幕週の馬場で終始外々を回る苦しい形。4コーナー付近で速いラップを外から追走しているので置かれてしまったが、ゴール前は脚を使って盛り返し、復調と地力を示しました。
小回りコースが得意な馬で、1勝クラスでは先日マーメイドSを制したサマーセントと接戦歴。その後は外回りの瞬発力勝負や、大幅なマイナス体重と馬場が向かなかった小倉の1勝クラスと全てのレースで情状酌量の余地がありました。噛み合えば勝ち負けの力はありますので、次走狙いたい馬です。
内枠が当たればさらに良いと思います。

阪神1R メイショウハクサン(4着)

3歳馬ですが、今回がデビュー戦。大外枠からの発走でしたが、スタートが下手で、かつスタート直後に躓くシーンもありました。その影響もあり、ポジションを取れず中団外々を回る競馬に。
当週の阪神ダートは先週の馬場とはうって変わり、かなり速い時計のでる内有利前有利の馬場状態。そんな中で終始外を回らされかなり苦しい競馬。4コーナーでは厳しいかなという感じでした。
しかし、直線は自身より内を立ち回った人気のエイシンファイターを競り落とし4着。デビュー戦としては上々の内容です。
砂を被る時やスタート等の課題は残しますが、ポテンシャルそのものはこのクラスのものでなく、レース慣れも見込んで次走注目です。

東京8R オ―ロアドーネ(10着)
この日の東京は雨がひどくて芝はズブズブの不良馬場、ダートは超内有利な高速状態だったことをまず記しておきます。
この馬に関しては、左回りでは外に張ってしまうのが今回でハッキリしました。前走の内容は評価でき、弥生賞も一旦先頭の好内容。右回りがベターで現級はすぐ勝てるはず。今回の負けはしんどい負け方なので、一息入れるのが条件です。

6/14(日)に出走した次走注目馬

阪神8R メイショウカクウン(4着)
デビュー戦以来の久々の芝。今回はしっかりと中団で脚を溜め、直線あわやという4着でした。
この日の阪神芝は普通に内有利の状態で、後方外から伸びてきたこの馬の4着はフロックでもなんでもなく能力の成せる業です。喰おうとしたのが重賞3着のあるダノンアレーで、3.4着のこの2頭はゴール前で前との差をしっかり詰めていたので評価して良いです。芝適性あり。次走再び芝で注目。

東京8R チアチアクラシカ(5着)
軽いタッチで良馬場向きの馬。思ったよりも走れなかったレースは全て雨馬場で、時計の速い綺麗な芝が向いています。未勝利勝ちのレースで見せたように、一瞬の脚に秀でている馬なので、綺麗な芝で決め手を活かせる条件ならこのクラスはすぐ勝てると思います。距離は1400かマイル。

東京12R ディナミーデン(8着)

とにかく走るたびに雨が降ると言っても良いほど、脚抜きの良いダートで走っていますが、実はパサパサのダート向きで、高速ダートは不得手。
直近1年の成績が(0.2.1.9)で良(0.0.1.1)稍重(0.2.0.5) 重・不良(0.0.0.3)
と軽いダートになるほど戦績が悪くなります。良馬場の着外も脚を余しての5着で悪くありません。次走以降パサパサの乾いたダートを祈りたい1頭です。


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