「英語のラップをもう一歩、深く理解して楽しみたい!」
そんな方にぴったりの定額マガジンです。
洋楽ラップの歌詞を解読したり、背景を解説するような記事を、月に4本ほどのペースで…
¥880 / 月
初月無料
- 運営しているクリエイター
2017年11月の記事一覧
「ドラッグ・ユーザーの音楽」と呼ばれた、今のヒップホップが志向するライフスタイルとは。(Post Malone - "Rockstar" feat. 21 Savage)
ヒップホップは、常に時代の風を取り込んで、進化してきました。たとえば90年代には、マフィア映画の影響を受けたラップスタイルが流行りました。常に新しいスタイルが出て来るのもヒップホップの面白さだと思います。 そういった視点で見れば、最近のヒップホップシーンの大きな変化としては、「ドラッグ・ディーラー」としてのリアルさを訴える内容から、「ドラッグ・ユーザー」としてのライフスタイルを歌うスタイルへの移行があげられるのではないかと思います。 先日、ベテランのヒップホップMCが「ド
¥300
物質主義と一線を画すVince Staplesのパーティーソングを解読する。(Vince Staples - "Party People")
今回は、Vince Staplesが今年発売したアルバム「Big Fish Theory」から「Party People」を考察してみたいと思います。Vince Staplesの曲を解読するのは初めてなので、まずはVince Staplesについて少し説明します。 Wikipediaによると、Vince Staplesは、Dr.DreやKendrick Lamarを生み出したカリフォルニア州のコンプトンという街で生まれました。その後、コンプトンの犯罪率の高さに嫌気がさしたV
¥300