KILT最近のメモ総集
その1:KILTの後ろの政府の存在
中国とアメリカのクラウド支配に対抗するために、ヨーロッパによる”GAIA-X”計画が立てられた。>>政府機関:GAIA-X
With Gaia-X, representatives from business, science and politics on an international level create a proposal for the next generation of data infrastructure: an open, transparent and secure digital ecosystem, where data and services can be made available, collated and shared in an environment of trust.
協賛として、 the European Commission, Germany, France に加えて。約100の企業・団体も含まれている。ちなみに、GAIA-Xの指針は、ヨーロッパの価値観に基づいています。と、動画の中で発言。
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>>German Energy Agency GmbH (dena)
自分たちの成功と世界の気候保護に貢献したい、という目標を持ちながら、指標に掲げることは、「環境への適合性」「供給の安定性」「価格の妥当性」と、国際的に合意された「気候保護目標」にある。
ブロックチェーンを活用した技術は、デジタルエネルギーシステムにおけるautomatic device managementための重要なインフラとなる可能性がある。これは、未来においてエネルギーというものが重要になってくるから。
Energy Webというプロジェクト(あってるかね💦)のおかげで、ドイツ国内のエネルギーアセットが、分散型のID台帳に自動的に登録され、ドイツの送電網で仮想発電所や周波数調整などの様々なサービスに利用されるようになる。
その2:ドイツのブロックチェーンに対する見解
ドイツでは、ブロックチェーンに対しては前向きな施設でなおかつ、ブロックチェーンの活動の中心部はベルリンになっている。
German finance minister Olaf Scholz曰く
"We want to be at the forefront and further strengthen Germany as a leading technology location,"
その3:分散型データの必要性
Centralized Medical Data a "Honey Pot" for Hackers
FBIレポートによると、パンデミック中に報告されたサイバー犯罪は300%に増加したとのこと。特に”ランサムウェア”(金銭を脅し取ることを目的とした不正プログラム)はどの業種にとっても、突かれると痛い場所になってる。
パンデミック化で、ランサムウェアの攻撃が医療施設にまで及び患者の個人情報が危機的な状況に。
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https://www.hipaajournal.com/universal-health-services-ransomware-attack-cost-67-million-in-2020/
Universal Health Services がかなりの痛手を食らってる。ITシステムすべてダウンしたせいで、コンピューターや電子カルテにアクセスできないことで、情報を記録するのも紙とペンと、、、。また、電子系が使えないということは、治療自体にも影響を及ぼした。
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https://www.nytimes.com/2021/05/20/technology/ransomware-attack-ireland-hospitals.html
身代金を支払うまで被害者のデータを暗号化するマルウェアであるランサムウェアをを使う悪質な問題:今ケースでは、19,999,000ドルの身代金を支払わない限り、盗まれた医療ネットワークのデータを公開すると脅している。
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https://www.paloaltonetworks.com/blog/2021/08/healthcare-organizations-are-the-top-target/?lang=ja
医療データーがいかに重要かつ、その反面狙われやすいかを示した資料。
>>ハッカー側は「医療分野はシステムをロックアウトされるとどうにもならない、だからきっと身代金を支払うだろう」と。
その中には、組織で業務の継続がどの程度重要視されているか、という視点でも見られている。
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この中で、日本に限らず世界中で、Covid-19の拡散を阻止することにのみ向けられて、デジタル化に移行したことによるデータプライバシーの問題が後回しにされた結果、、、
いまワクチンパスポートという形で、データプライバシーとデータ主権の問題が改めて議論されている。
Centralized Medical Data a "Honey Pot" for Hackers
それに、企業は集めた個人情報を”保有”するだけでなく、”収益化”しているという事実も、もちろんのことあると指摘されている。
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DeBioのCEOがいうのは、サイバーハッキングに限らず、個人の健康情報、特に遺伝子情報は、集中管理されたサーバーを持つ企業の手に渡ると非常に危険であると。
その4:ゲームとの相性
Q:ゲーム関連がKILTを使おうと思うのはなんで?
A:トーナメントで勝った人(アバターかな感覚)と、実際にプレイしてるか確認するときに、パスポートみたいなID証明はいらないし、それならゲームと紐づいてるクレデンシャルが欲しい!!それがTwitterIDなら、それで証明できちゃう。
A:それに、リアルな情報ってゲームしてる間不必要で、欲しい情報はネット上の情報のみ!
要するに、ゲーム世界の身分証明書がクレデンシャルになるって感じかな?リアルで言うところの、リアル世界の身分証は国が発行する免許書とかだけど、ゲームにリアルいらんしで、そこはKILTやな!みたいな話
その5:Picassoとの協賛
※Picassoは、DeFideveloperにとって、最大限に役立つように設計されている;具体的には、Polkado上の分散型金融ツールの革新、構築、維持、共生、成功。>>クロスチェーンのアセットスワップも可能になる。違うスマコンの言語でも、Composableを使えば、一緒にできるようになる。
Composable Finance is a cross-chain and cross-layer interoperability platform.
で、今回のKILTとの協賛でPicassoのエコシステム全体に、KILTの認証機能の恩恵を受けれることになる。
例えば、オークションやら流動性提供の際に認証できる(しかも、全部の認証やなくて、地域別:エアドロ案件とか。のとき、その情報だけクレデンシャルでとってこれる)から、プライバシーを損なわないで、解決できるかも?
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