顔身体の進化と文化:シンポジウム
社会化/躾/文化について
・社会化の定義には
従来は、文化の規範を取り込み、それに合わせて行動を制御すること
・躾
→規範を学習することで、規範を用いた自己制御を行うことであった。
・文化の取得
これは、文化で価値づけられた行動を習慣化することにある。繰り返行われた行動は、おのずと文化の習慣や意味を再生産する結果になる。
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例えば
・米作に根差した濃厚共同体と協調的集団主義
↡文化による影響
・気持ち主義
(協調性/空気を読む等)
↡
・評価懸念
(誰かに認めてほしい)
↡
・やりすぎ回避
↡文化の再生産
・米作に根差した濃厚共同体と協調的集団主義
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アジア圏は、協調性が強く
欧米圏は独立性が強い、という仮説を実証していいく。
※低いほど協調性が高く、高いほど独自性が強いという結果になる
独立性と協調性
独立性は、前頭葉前頭前野に関係しているのでは。
協調性は、他社の移行や期待を考え、それに沿った行動を合わせるのは、脳の側頭頭頂接合部に関係しているのでは。
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前頭前野の領域は、独立性が高い場合増えていると考えられる。それに、この領域が文化の躾によって拡張されたものなのか?
結語
文化は、強化学習を通じて”脳”の構造に染み込んでいく。脳に”痕跡”がある、ということは記憶がなくとも、何かしらが残っているので身体に影響を及ぼすのでは?
人類史における顔身体表現
遺伝子 - 人間 - 物質/文化 という人間の3つの姿がある。要するに、”物質文化人”というのも、人間の1つの姿なのではないか。という考えもある。
身体を介した環境と、心の問題を取り上げる。
・自然環境の中に、モノや文化を創り出していく。それが”Material World"でもある。人の顔や身体をモノに表現することはどういう意味を持つのか?
考古学というのは、人が残したものを手がかかりに研究していく学問である。人が創り出した、人の形をしたものにはある種の意味がある。
記号論的文化
文化の定義は、阿保ほどある、それは160以上も存在している。
文化に関する心理学もたくさんある。比較をすることで導き出すものや、人との繋がりから見るもの等。
簡単に見ると、、
比較する際にも、注目しなきゃいけないことはまず”枠組み”が違うことを考慮する必要がある。
交わることで何かしらの変化が現れる、それも考慮したうえで考える
文化というのは、人に共有されたもの飲み方や、モノを見る際の枠組みのこと。その人間間というのは1つではない。
本題:記号論的心理学とは?
”絵”は、ただの記号であって、
言葉の働きについて調べていた。
最も有名な記号学者についてあげるのであれば、ソシュールになる。彼は記号を”学問”として考えた。
・記号そのものは、シニフィアンであり、それが意味するのはシニフィエという。”木”という記号から、イメージされるのは緑色で大きい植物でしょう。
こういう人もいる。
法律が文化の最たるもの?
記号には、促進的なものと抑制的なものがある。これは、まずそのもの自体が”記号”として見なければいけない?
子供は生まれた瞬間から”文化”の波にのまれる
まとめ???
発達からたどる顔身体の進化と文化
無意識な中で、異文化に対する抵抗感から、そういうものを意識化させることでその違いを受け入れていこうというトランスカルチャーへの状況になってきている。
欧米文化とアジア文化系の顔の見方の違いがあるよね。アジア文化は目で、欧米では口で。
見慣れない顔は判別しずらい。
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