人生最大のわがまま

私は今までワガママというものをそんなに吐いたことがない、むしろ迷惑をかけると思い押し殺し自分の中で消化していた。

殆どがそんな人生だった。

だから、自分で決めた事でも他人の意見に翻弄されて曲げ続け、人生の道を脱線し続けてきた。

自分の意思を信じ前に進んだ事なんて殆ど無い・・・

そんな人生を歩んできて失敗だったかといえばそうじゃない、こういう人生もあるんだと割り切って考える。

そうじゃなきゃ今の私の性格は作られない、こういう人生があったから今があるんだと思っている。

だからこそ、今、この時、この年齢で私の中の私が目覚めてくれ、現在進行形で〝人生最大のわがまま〟を実行している。

最初はこんな気持ちはすぐ消え失せると思っていた。

だけど、私の中の〝女の子になりたい〟という意思はどう足掻いても揺らぐことはなく、日に日に強くなっていく

時が経ちあかりちゃんと混ざった私は確信した。

この気持ちは揺るぎないものであり、だれにも変えられないものなんだと感じ取れた。

もし、神様がいるなら私にこう言っているのかな?と妄想する。

「もう、我慢しなくてもいい、ありのままに生きるなら自分のわがままを貫き通しなさい」

私はそんな妄想まがいのセリフを頭の中に描きながらとある歌のいちフレーズを口ずさんだ

〝好きな服を着てるだけ悪いことしてないよ!〟

プリンセスプリンセスというバンドのダイアモンドという曲の歌詞である。

今はまだそうは出来てない、だが時期が来れば私は女性の服を着るようになってくるだろう

周りの目がきついかもしれない、受け入れてもらえないかもしれない・・・

そんな怖さはあるが、私の中には覚悟はできている。

他人に嫌われても、私の人生をとやかく言われる筋合いはない!

好きな事して何が悪いんですか?

周りに迷惑なんてかけていません!

だから、好きなように生きさせて下さい!!

これが私の〝人生最大のわがまま〟だ!

もう、私は自由に生きる。

そう決めた。

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