無事卵巣嚢腫摘出!入院中のあれこれ〜3日目、主に起き上がれなかったこと〜

無事すぎるほど無事に手術日を終え、3日目!

そうは言っても手術後は熱が出ることが普通らしく、深夜はとにかく暑くて眠りが浅い…。

やむを得ず看護師さんに来てもらって、2度ほどアイス枕を変えてもらいました。

最後にお願いしたのは深夜3時ごろかなあ…

普段元気な人間が人を呼びつけるのは抵抗があって小さくなっていたら、「いいのよ、いつでも何回も呼んでね」と優しく言われる。

嗚呼……白衣の天使!!!!!!

有り難かった。

そうこうして起床時間。

この時点では「今日尿管が抜けて、点滴が抜けて、自由だ〜\(^ω^)/」だった、この日。

これが甘い認識で、実際は午前中いっぱい苦しんだんですけどね…

看護師さんが来てくれて血圧も体温(37.5度くらい)も問題なく、「じゃあ、頭ちょっとずつ起こしましょうね〜」と。

電動ベッドだったので、30度くらいに頭を上げてくれ、去っていった。

頭から血が下がる感じがして、ちょっとぼーっとする。でもまだ大丈夫。

1時間後くらいに、ついに食事の時間!

最初は流動食ということで、メニューは

・具なし味噌汁

・ぶどうジュース

・牛乳

水分祭り(^_^;)

お味噌汁がからっぽの胃にしみて、すごく美味しい…

有名店のものでもないし、具材もない。でも、このお味噌汁が人生で一番美味しい、くらいに感じました。

歯を磨けるようにお水と、吐いたものを出せるようにビニール付きの容器を持ってきてくれたのも嬉しかった。

1日ぶりの歯磨き、気持ちがいい…!

が。

さらに頭を上げてもらったせいで(多分50度くらい)、貧血気味になり、気持ちが悪くなってくる…

我慢してジュースも飲んでいたけれど、耐えられなくなって、ナースコール。

頭を下げてもらいます。

ここからはとにかくグロッキー…

蛍光灯の光がチカチカして感じて、とにかく気分が悪い…

目の上にタオルを置いて耐えていたら気がついたら爆睡。起きたら13時前でした。

本当は、「10時になったら病棟を歩いてみて、問題なければ尿管を抜きましょうね〜」と言われていたのですが…。

そこから注意深くちよっとずつまた頭を起こして、なんとか起き上がる。

周回遅れでお昼ご飯も食べたけど、気分が悪くてあんまり記憶がない…。

頭がぼーっとして、また少し痛く、気分も悪いけど、とにかく尿管を抜きたかったので、なんとか病棟を一周。成し遂げた…

看護師さんと一緒にトイレに入って、よくわからない溶液を管からイン。

その後、しゅぽっと管が抜かれました。

にゅるっとしてちょっと気持ちが悪かったけど、無事に抜けました!!!!!!!

前に何かで尿管を抜くのは痛い、と見ていた気がしたけど、痛くはありませんでした。

ただただ気持ちが悪かっただけ。

ヨカッタ…

ちなみに。

尿管を抜いて最初のトイレに行った時には、尿を採って看護師さんに見せるようにとのことでした。

血尿が出たり、塊の血の塊が出たりすると良くないらしいです。

私は問題なく、尿をちらっと見られただけで「はい、いいですよ〜」でした。

管は抜いたけれど、身体は相変わらずダルい。少しだけ起こしたままのベットで横になって、残りの点滴が終わるのを待ちました。

その間に主治医の先生が来てくださり、手術中に撮影された患部の写真を見ながら、詳しい説明をして下さる。

(私の病院は、というか私の先生は、なのかは不明ですが、30枚ほど撮影して下さっていました。)

これについてはまた書きたいのだけれど、結構グロテスクな衝撃写真でした、ほんと。

人間の体って不思議ですよね…なんで不必要なものを作り出してしまうのか。

さてさて。

16時頃だったか17時頃だったか、点滴も抜けた!

結構長めの針。ゆっくりと抜かれますが、抜いた途端漫画みたいに血がぴゅ〜っと噴射(^_^;)

布団も汚れてしまった。

結構血が出たのでびっくりして、「抜く時結構血が出るんですね〜」と無邪気に言ってしまったら、看護師さんは申し訳なさそうに小さくなって「すいません…」と。

若くて可愛らしい看護師さん。失敗したようです(笑)

知らなかったとはいえ、責めたようで申し訳なかったな…。

そのせいか刺していた手の甲はちょっと青く晴れましたが、本日(手術5日後)時点、ほぼ大丈夫です。

汚れた布団も変えてもらえました。

その後来てくれた母と雑談しているうちに気持ちは元気を取り戻し、お夕飯。

お粥も全粥になりました。

美味しい病院食でも、やっぱりおかゆは食べ慣れない。

おかず完食、おかゆは3割くらい食べてフィニッシュ。

食べられないと点滴で栄養補給しないといけない、と言われていたけれど、その量食べれば合格でした。

この夜から痛み止めは飲み薬に。飲んだ空は看護師さんに確認されるので、捨てずに取っておく。

夜は4錠と多くて飲むのが苦しかったけれど、翌朝からは2錠になりました。

とにかく眠いし、食べて薬を飲んだ後はもう寝てしまいたいところ…

けれど、お風呂の予約をしていたし、頭を下げたらまた起きられないような気がして怖い…結果、30度くらいは頭を起こしてウトウト。

ただ看護師さん曰くは「一度歩けたら、皆さんスタスタ歩かれますよ〜」とのことでした。

私も倦怠感はやや残っていたけれど、その後はゆっくりならば動けたので、看護師さんが正しいと思います。今となっては、ですが。

お風呂も無事、1日ぶりに入れました。

なお、傷口onテープは、ボディソープ可。

優しく洗ってね、とのことでした。

頑丈なテープ、手術5日後でも自然には外れません。

(7日目に外すよう指示あり)

ただ、37度の微熱が続いているからか、とにかく暑い。

この日まではアイス枕が手放せませんでした。

まさかまさか、切ったお腹よりも身体を起こすことの方が大変だったなんて思いもしなかった…聞いてないよ…な、1日でした。

とほほ。



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