はじまりは予防接種。

時は2018年。麻疹が大流行。

会社からも母からも予防接種をした方が良いと言われ、確かにな〜と思ったわけです。

私の住んでいる区は予防接種の費用を全額負担してくれるとのことで、何とはなしに近所の婦人科へ。

話の筋からは外れますけど、アレですね。婦人科って割と地獄ですね(笑)

妊娠したい人も妊娠している人も来る場所。お腹の大きな人を見ると、ちょっとだけフクザツな気持ち。

こちとら「今の状態じゃ妊娠しない」と言われてるんだワ!みたいな。

もちろん新しい命の誕生はオメデタイことなんだけど、不妊治療してる方とかはもっとフクザツな気持ちで通院してるんだろうな、なんて思ったりもするのです。

(妊娠中の方、ご気分を害されましたら大変申し訳ありません。こんな事を書いておいてなんですが、妊娠・出産はとても神秘的でおめでたいことだと思っております。)

話を元に戻します。

予防接種と言ってもまずは麻疹の抗体検査をして、抗体が無ければ、予防接種をしていただく、そういう流れ。

この時説明してくださった女医さんが、すごく気さくな方で。ほかに気になっていることがないか聞いて下さる。

実は私、ハタチそこそこの時に一度だけ生理不順があり、この病院を受診しているんです。

検査をしてもらって「次週また来てください」と言われたものの、すぐに生理が来たので結果は聞きに行かなかったんです。

若気の至り…

そんな話をしたら、「いい機会だから一度見てみましょうよ〜せっかく来たんだから〜」と、ジャパネット高田ばりの勧誘を受け、なんとはなしに内診をしてもらいました。

そしたら。

「あら〜…あのね、MRIとった方がいいわ〜」

は、はい?

「機械を当てる角度によってサイズは大きく見えたり小さく見えたりするものだから今ははっきり言えないけど、卵巣嚢腫があるのよ。でもね!大丈夫!手術でパッと取れるから!!」

は、はい?

いやいやいやいや、え?手術?卵巣嚢腫?

軽くパニックになりつつも、言われるがままMRIを予約。

そして慌てて経験者の友人にラインをすると「大丈夫だよ、大きくなるまでは経過観察だろうしさ〜〜」と。

ここでやっと安心。

そうよね、私ももうすぐ30だし、いい機会だから診てもらおう〜なんて軽いノリでMRIを取りに行きました。





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