株式振り返り2024.28~5.4

割引あり

まえがき

当Noteは株初心者~中級者へ向けた週間振り返り的な物で、基礎的な株価分析とファンダを週報形式でまとめています。
大まかな地合いや相場感を知るのが目的なため、アメリカのNASDAQ、S&P500、DOWなどはまとめて評価していたりします。
テクニカルでは4時間足、MAは10 25 80 200を基準とし、基本的なラインと出来高のみ使用する方針です。
おまけとお布施を兼ねて少しの有料部分を設けています。
(振り返りには関係ない来週の予想などなので、期待して課金はしないでください……。)

株式と債券

SP500

NASDAQ100

DAW


アメリカ三兄弟については概ね同じ動き。
雇用統計やFOMCを受けて株価は一気に爆上げ。先週上値が重いので二番底待ちが悪くない選択肢と書いたら本当にその通りでちょっとびっくり。
方向性としては上目線で悪くないので、購入するのならタイミング的には悪くないはず。ただ、全ロットは怖いので半分~三分の一位を目安の方が良さそう。感覚的には月曜日に反落しなければついていく形でロング、もし落ちていくようなら様子見するのが無難な選択となりそう。

Rassel2000(炭鉱のカナリア枠)


三兄弟に概ね追従する動き。素直にいい動きだと思う。
ここからは2030がレンジ上限兼レジスタンスとして機能するかどうかが焦点にはなりそう。

米国2年債

米国10年債

米国20年債

fed watch


FOMCで金利の上限を示唆する内容からの雇用統計が弱い結果だった事を受けて、利下げ期待が急速に高まり金利はキレイに低下
上昇トレンドをぶっ壊す形でブレイクしたが、日足の200MAで止まった
今年中に1回の利下げを織り込んでいた先週と比べて2回の利下げを織り込む形に変更されている。つまりその分が下がった模様

225 (円建て)


225(ドル建て)

形としてはアメリカに追従する形で上げてはいるが、なんせGWのせいでマーケットが4連休とかイカれた事になっているので、月曜日までお休みでなんとも言えない。ということで今週はパス。
ただし、来週以降は円高に振れている事を除けば上目線だろう。円高がどうなるかで多少のブレがあるかもしれない。
マザーズ(グロース)

なぜか死んでいるグローズ。いやなんで!?!?
火曜日以降は上げてくれるはず。テクニカル的には言うまでもないけど底値付近でうようよ。体感的にはこういうときは買い場。正直休みが多すぎてよくわからないんだけどね。
ただ景気が悪い事を織り込んでいる可能性があって、その場合は非常にまずい展開。

コモディティ

地政学的リスクも収まってきたので、上げた分をキレイに戻している。本当に金利が低下するならば金は上げてもいいはずなのだけれど、それでも下げている所を見ると割高感が強いのかもしれない(つまり今は買い場ではない。どちらかといえば待つor売りのタイミング)

銅価格は一段落。それ以上に言えることがない。景気先行指標として役立たなかったら上昇トレンドのレンジ下限くらいしか言えることないしね。

原油

すごい下落。これは地政学的が抜けている事を表しているのだと思う(金と同じ)ただし年末から続く上昇トレンドのレンジ下限ということもあり、ここを下抜けするなら燃料インフレは起きないという考え方ができるため、アメリカの経済を考えるうえではかなりのプラス。
天然ガス

レンジ下限から窓開けて上に上げ続けている。よくわからん。減産でもしたんかな?引き続き注視

その他

ドル円

今週の一番の見どころ1
先週の土日で大きく上げた分に対してついに為替介入(確定したわけではないが、諸々の状況証拠的に介入した可能性が極めて高い)
月曜日1回目の介入で一気に5円分下げたが、その後ジリジリ戻し158円付近まで到達した水曜日のFOMCのタイミングで2回目の介入。
かなりロックな為替介入で、過去の為替介入と比較してもすごく上手な介入だという印象。

このツリーのツイートが非常に核心をついた事を言っていて感心してしまった。

Bitcoin

割り込んではいけないラインを割り込みからのドテンでショートを巻き込み急騰。ファンダやらテクニカルを考慮しても買い場という雰囲気は強い。

おまけ

Fear Greed index

結構落ちてきてるね。いい感じ!

VIX

ここまで落ちてきたら地政学的リスクはほぼ抜けたと判断して良さそう。株式を買うには良さそうな展開。あとは決算シーズンさえ乗り切れば

ANMIN

かなり低くなってきているのでそろそろ買い?かな?わからん


今週のまとめ

月曜日に為替介入、そのままFOMC&為替介入、金曜日に雇用統計の本番と株価的にはジェットコースターという感じ。
全体的に動きがあり、乱高下するような展開なので少し怖かったかなという印象。
FOMCではパウエルが事実上のQT緩和宣言をしたことでドル安が少し進んだのと金利低下を招いた
小話ですが、今週大きな話題になった為替介入にはルールがあり
6ヶ月以内に3回までの介入を行える
1回の介入は3営業日以内
それ以上の為替介入はIMFに承諾を得る必要がある
となっているので、月曜日に介入~水曜日深夜介入は飛び石的ですが、3営業日以内のルールを守っているので、実は1回の介入として扱われるのでした。

来週の経済指標

5/6(月) 日本お休み
5/10(金)ミシガン大指数

来週の予想

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