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その言葉は今の私がつぶやいたほうが適切でしょう

寒い時期は山へ行かなくてもいいのでは…。冬の山って楽しさより寒さへの恐怖が勝ってしまうのです。気温が0度とかになると、5分その場所にじっとしていられなくてまともに休憩もできませんし、指先の感覚がなくてカメラのスイッチを押すとか、靴紐が結べないとか、簡単な動作すら困難になるって想像できますでしょうか(寒い地方にお住いの方は石を投げないでください)。

そもそも私の気持ちとしては、小さな冒険心とお散歩感覚でゆるっと楽しく歩きたいだけなので恐怖が勝ってしまうという時点で、冬山へ行かない理由に十分となるのです。

さらに付け加えるのであれば、外のお仕事をしながらASMR動画を作って、お家での雑務をこなし、その上で山へ行くってそれなりにハードなのです。たぶん私がもっと窮屈なスケジュールで行動すれば、山へ行く時間も作れるのでしょうが、これもまたちょっと違うのかなと。自分の日常のペースを崩してまで山へ行く時間を作るのは、本末転倒ではなかろうかということでございます。

時間は有限ですから、優先順位の高いことからできることをするというのはごく自然なことですし、寒いことから逃げていても山歩きが好きなことには変わりないのですから、好きな時に行けば良いということで、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、山とは別ジャンルですが、インスタ映えするという部分では共通するかもしれないチームラボ豊洲へと行ってきました。とにかく素敵だったのでご紹介させてくださいませ。

建物の中はほっこり温かくて、きらきら眩しく、流れていく景色と、時には薄暗く時空の隙間に迷い込んだような、まさに人工物の賜物でございまして、その異世界の空間がとてもとても素晴らしかったのです。

私の頭の中では「風の谷のナウシカ」のテーマソングがずっと流れていまして、まさに誰でも物語の主人公になれる場所と言っても過言ではないはず。しいて言うのなら、人が少なければ少ないほどそれらに浸れるのでしょうから空いている時間帯ということを気に留めて行くと良いのかと思いました。今回、私が行きましたのは土日の昼間でございまして、外国人観光客の方が7割といったところでしょうか。なんとなくですが、土日は昼間より夕方から行ったほうが空いているように思いました。(私の感想です)

行く前に調べましたポイントは3つ
①チームラボ豊洲は足湯感覚で行け
②床が鏡張り(スカートなら対策をしろ)
③所要時間は3時間~4時間(要注意)

①についてはそのままで、水(お湯)が張ってるお部屋を歩くことになるのでそれに対応可能な服装が良いということ。②はスカートで行くのなら下着が見えないように対策をすること。私はスパッツを中に穿きました。③については調べたものとちょっと違いました。土日というのもあったのかもしれませんが、その場所にいられる時間が決められていたり、場所によっては立ち止まっての撮影ができなかったりなので、良いのか悪いのか館内の移動がとてもスムーズにできてしまうので(これも良いところの一つだと思います)、所要時間3時間~4時間はないだろうという印象でした。実際私は1時間ほどで終わりました。入念に写真を撮ったりすればもう少し時間がかかるのでしょう。

入場料のひとり3200円っていうのは、ちょっと高いのかなと一瞬思ったのですが、例えば3Dとか4Dの2時間映画を観るとなるとこのくらいの値段だったはずなので、リアル体験で1時間3200円なら、そんなに高くはないのかもしれません。

また、私情ではございますが、館内を裸足で見学ということを知ったとき、私の中ではチームラボ豊洲の敷居が少しだけ高くなったように感じました。だって靴とか靴下脱ぐって自宅以外でそう滅多にありませんでしょ。

プールや温泉以外の場所を裸足でペタペタ歩くって、それだけでちょっと異世界というか違和感なのですけれども、それらの演出が相まって、実際に目に映ったものの印象が不思議体験かのように感じるという相乗効果があったのかなと思いました。次は虎ノ門あたりにできるようなので、その際はこの調子で物凄く期待して、足を運びたいと考えています。

まだまだ寒いのですが、日差しが温かく感じる日も出てきました。山へお出掛けできる日も近いのかと思います。好きだった政治学者の方が「端的に言って、幸せすぎる。」とツイートして、のちのち叩かれアイテムとされ話題になっていましたが、その言葉は今の私がつぶやいたほうが適切でしょう。それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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